龍が如く6をクリアしたので、感想を書いてみる

 さっき龍が如く6をクリアしたので、感想を書いてみます。

 龍が如くシリーズは据置機で出たものはスピンオフを含めてすべてクリアしてて*1、今作はそのすべてで主人公を務めてきた桐生一馬の最終章という位置付け。

 龍が如くシリーズは長く続いてきたお陰で、設定などに無理が出ている部分があって、ここ最近のナンバリングはそこをどう掻い潜るかみたいな話になってたところの最終章。

 だから、桐生一馬の話を終わらせるというのも、その辺の兼ね合いが大きいんだろう。今作でも、割とそれに苦しんでる部分はあったし、完全に無視している部分もあった。

 

 巷の評判を聞く限りにおいては、龍が如く6の評判は賛否両論らしいけど、自分は否かなぁ。前半は楽しめたけれど、後半にいくに従って、求めていた話からどんどんズレてった。最後は巻き返した感じはあったけれど、それでものめり込めなかった。

 龍が如くの物語はいろいろ言われるけど、勢いが大事だと思ってて、多少のことは男の生き様みたいなので何とかなるのよ。理屈ではない話だし、ある程度のトンデモでも許される世界観ではある。

 ただ、龍が如くが持つヤクザ世界の身の丈に合わないところに話が向かっていくと、どうしても粗が目立ってしまう。そうなってくると、情や生き様ではどうにもならない世界になってくるから。

 この辺は龍が如く3なんかが典型だったけどなぁ。米軍基地問題とか、政治に足を突っ込んだものの、いろいろ収集がつかなくて、最終的には凡庸な東城会の跡目争いに落ち着いたみたいな。

 龍が如く6を最後まで楽しめるかの鍵は後半の主題になるアレが判明するところだろうなぁ。私はあそこで一気に冷めてしまった。あそこでテンションが上がる人は多いだろうし、そういう人ならば、最後まで楽しめるかもしれない。

 

 余談だけど、そもそも今作で私が求めていたのは、桐生と遥の関係性を永遠にすることで、彼らが末長く幸せになる為の何かが見れるもんだと思ってたのよ。

 んで、主題歌が山下達郎さんってこともあって、その辺、切ない何かを見れるんじゃないかと期待したんだけど、、、期待には満たなかったですね。無いこともなかったですが。

 EDをああいう風に描くのであれば、遥と桐生の関係性と、大吾と桐生の関係性を合わせて書くくらいのことをやって欲しかったなぁと思わんでもない。

 

 ここからは今作の不満点をつらつらと、

 神室町が明らかに狭くなってた。神室町ヒルズ周辺も、チャンピオン街も入れなくなっているし、合計した街の大きさは龍が如く5と比較すれば明らかに小さくなっている。制作時間が足りなかったんだろうし、5みたいに話の方に影響が出なかったのは良かったと思うけど、神室町だけは作り込んで欲しかった。

 他にもシステム的にこれまで積み上げられたものがリセットされた箇所が多々。新しくなったといえば聞こえがいいけど、明らかに過去作のレベルに戻ってる部分も多い。

 これらはPS4専用になって、新しく作り直したからこそそうなってしまった部分が大きかったんだろうけど、PS3とのマルチを続ける選択肢はなかったのかなぁ。絵が綺麗になったり、出来ることが増えたのはいいけど、こういうところに粗が出たら新しくした意味がないと思う。

 あと、常連組がほとんど活躍しないのは不満としか言いようがない。伊達さんが久々に大活躍したのは嬉しかったし、秋山もそこそこ活躍してたけど、大吾、真島、冴島の東城会の組長連中はほぼほぼ空気。

 何より言いたいのは、サイの花屋が出てこないのはどういうことだ。確かに花屋は能力がチートすぎて使いづらいのはわかるけど、第1作からの常連で、桐生一馬伝説の最終章に出てこないってのはどうなんだ。サイの河原をつくる時間がなかったにしても、いくらでも出す方法はあっただろうに。

 この辺の不満が出るのはシリーズの最終章だからだろうなぁとは思う。最後だから集大成的なソフトであって欲しかったし、歴代キャラクターには活躍して欲しかった。それが成し得なかったのは、ただただ残念。

 

 いろいろ書いたけれど、龍が如くの一作品と考えれば、こんなもんかなぁと思う。桐生一馬の最終章と考えると不満点は数多いけれど、そうじゃ無いと考えればハードの変わり目で粗が出ただけ。物語も身の丈に合わないものに手を出さないで、普通にヤクザと家族の話にしてれば、満足出来た可能性は高いだろうし。

 最後に褒めようかなぁと思ったけれど、止めておく。龍が如くスタジオは毎年新作を出してて、尚且つ品質も及第点をきっちり超えてくるのが素晴らしいところだと思ってたのだけど、今作は物語の面でも、システムの面でも、マップの面でも及第点を超えられてない。

 いちおう龍が如くシリーズを通しでやってる身からすれば、この程度で褒めると龍が如くスタジオに失礼だと思う。シリーズでも、この作品よりダメなのって、ほとんどないし*2

 もうすぐ龍が如くスタジオの新作が発表されるみたいなんで、そこではこんな評判を覆す新作が発表されることを期待しています。

*1:HD ver.、リメイクは除く

*2:龍が如く(初代)と龍が如く3くらい

Nintendo Switchとアトラスに関する8月頭の雑談_20170804

 先月のメアリの記事からほぼ更新してなかったので、Nintendo Switchとアトラス(ペルソナQ2)に関する雑談を書いてみる。

 

 Nintendo Switchはまだまだ売れてるみたいですね。

 WiiUでのスプラトゥーン人気から国内ではそれなりに売れるだろうことは予想してたけど、国外でも売れているらしいのには吃驚。

 秋口には勢いが衰えると予想してたけど、どーなるかな。品薄は早く解消して欲しいと思えども難しいだろうなぁ。

 

 そもそもWiiUがあれだけ売れなかったわけで、Nintendo Switchも全然期待されてなかったはず。だから、そもそもの生産能力が足りてないんだろうなぁ。

 かといって、下手に生産能力を増やして、増産の速度を上げたときには人気が落ちてるとかになったら最悪だし、難しかろう。

 

 前にも書いた気はするけど、Nintendo Switchが成功した理由は

  1. ゼルダの出来が抜群によく、評判になった
  2. 他社が完全新規のハードを出さない時期に発売したので、ゲーマーの財布に余裕があった
  3. WiiUのような変則的なハードではないので、ゲーマーが手を出しやすかった

 みたいな感じかなぁと思ってる。

 ただ、後続が続かないとキツいし、流れなんて、いつかは止まる。

 ここからの問題は秋口まで勢いを残せるかと、マリオオデッセイで再び話題をつくることが出来るかだろうなぁ。

 マリオオデッセイにそのポテンシャルはあると思うので全力で期待してます。

 

 話は変わって、ペルソナのライブでペルソナQ2が開発中であることが発表されたようですね*1

 正直、P5Dは予想してたけど、P3DとPQ2は予想外だった*2

 P5DとP3Dの発売が来年の春みたいなので、PQ2はそれ以降になる可能性が高いのか。えらい先だなぁ。

 

 しかし、3DSはしぶといね。今年の末にカービィが出てきて、それまでかと思ったらPQ2が出てきたよ。

 前作は珍しく3周くらいやりこんだ*3ので、新作も期待して待ってる。今度は売れるといいけどなぁ。どーなんだろ。

 

 アトラスはちょっと前にもニコ生で、リメイクとか、世界樹と不思議のダンジョン2とか、3DSの新作を発表してたし、3DSへの力の入れようが半端ない。

 おそらくNintendo Switchが発売されることで3DSの後継機は出ないと予想して、3DSでしかできない作品を一気に出すことで最後に稼いでおこうとか、そういう魂胆なんだろうなぁ。

 

 そもそもアトラスって、DSとか、Wiiとか、任天堂が変なハードを出してきた時代に、そのハードにちゃんと適応して、自分の色を出した独自の作品を出してきて、それなりに成功してんだよなぁ。

 世界樹の迷宮とか、カドゥケウスとか。カドゥケウスは最近出てないけど、世界樹の迷宮はいまも普通に新作が出てる。

 でも、世界樹の迷宮は、2画面とタッチペンじゃないと成り立たないから、スマホ移植も無理だし、3DSがなくなるとシリーズが終わる可能性が高い。

 3DSの後継機が出ないのは日本以外で売れてないのが理由なんで如何ともし難い。残念だけど、稼げるうちに稼いでもらうしかないよなぁ。

 

 P5DやP3Dは話題にせんのは、リズム感がないので、その手のゲームが無理なだけです。

 おそらく今後出るであろう格ゲーのやつも無理。下手なんで、ストーリーモードすらクリアできない気がする。

 スタジオゼロの新作の方は楽しみに待ってる。おそらくPS4の独占になりそうだけど。

 

 雑談と書きつつ、長くなってしまったけれど、だらだらと考えたことを小出しにしてみました。

*1:http://www.4gamer.net/games/389/G038968/20170802034/

*2:ここからペルソナシリーズのタイトル名はペルソナをPと略してます

*3:最近はどれだけ楽しんだ作品でも、2周目までは続かない………というか、2周目をやろうと思っても序盤で話に飽きて止めることが多いので、3周はかなり珍しい

メアリと魔女の花のことを考えてたら胃が痛くなってきたので書いてみる

 スタジオポノックの第一作「メアリと魔女の花」を拝見しました。いろいろ言われてはいるみたいですが、悪くはなかったです。

 話の展開の仕方などに難があることは事実です。ただ、後半のアニメ的な動きの演出は他の作品と比較してもかなりのもの。

 凡百の映画を観るくらいであれば、この作品を観たほうが楽しめるのは間違いないないでしょう。

 

 ただまぁ、宮崎駿監督作品と比較されると酷だよなーとは思う。

 スタジオポノックスタジオジブリで活躍した人が中心になって活動していて、ジブリのエキスが血に染み込んでるし、どうしたってジブリにならざるを得ない。

 だからといって、ジブリっぽくないものをやれば、どうしてジブリをやらないんだといわれることは目に見えている。そもそもそんな企画にはスポンサーが金を出さないだろーし。

 しかも、比較されるのは、ただの宮崎駿作品じゃない。歴代の宮崎駿作品のいいところを混ぜ合わせたキメラのようなもの*1。そんなのに勝てるわけがない。いまの宮崎駿監督本人でも無理。

 もうねぇ、これは完全な負け戦ですよ。船を出す以上は負けることが決まってる。

 勝てないとわかっていても、船を出さざるをを得ない。なぜそうせざるを得ない理由もわかる。これはつらい。

 まだね、これが宮崎駿監督が引退したままならよかったけど、復帰してしまったので最悪度が増した。

 引退してたなら、宮崎駿作品と比較したらまだまだだけど、もう宮崎駿監督の新作は観れないから、新作っぽいものが観れるだけでいいかと思ってもらえた可能性がある。

 ただ、復帰しちゃったもんだから、逃げ場が完全になくなった。これはつらい。

 

 もしメアリが成功したとしても、まだまだ茨の道が待っている。

 なんてったって宮崎駿監督の次回作が控えている。おそらくスタジオポノックも参加するだろう。

 宮崎駿監督の次回作がどーなるかはわからないけれど、ダメダメな作品なんてことはあるまい*2。少なくともそれなりに評価されるだろう。

 そうするとやっぱりジブリだよねーという話になるわけです。スタジオポノックもいいけど、ジブリだよねーと。

 せっかく頑張って勝ち得た評価がリセット。そして次回作は、また新たな宮崎駿作品の呪縛と戦うことになること請け合い。

 

 どう足掻いても大天才 宮崎駿監督と比較され続ける道しか残ってない。

 こんなことを言うとね、そんなことはない。いい作品をつくれば、ちゃんと評価されるはずだとか綺麗事をいう人もいるんです。

 そりゃ、評価はされるでしょうよ。ただ、それって半分宮崎駿監督の評価じゃないかと思ったりもするんですよね。

  

 メアリと魔女の森を観る前から気づいていたことではあるんですが、なまじ作品が悪くなかっただけに、こういうことを考えてると当事者でもないのに胃が痛くなってきた。

 この辺を考えると、ジブリ宮崎駿鈴木敏夫さんは無責任だよなぁ。復帰なんて完全に追い討ちを掛けたようなもんだもん。

 自分の稚拙な考えが完全に外れて、スタジオポノックが子ども向けのオリジナルアニメという独自の立ち位置を上手く得られればいいんですけど、どーだろうなぁ。

 とりあえず「メアリと魔女の花」の興行は悪くなさそうなので、このまま船が上手く進んでいくことを祈る限り。

*1:もっといえば、近年の宮崎駿監督作品では重要な部分を米林宏昌監督がやってたりするわけで、過去の自分と比較してダメ出しされたり、パクリだとか言われる可能性もあるわけなのよね

*2:考えたくないことだけど、何らかの理由で完成しなかった場合も、有り得たかもしれない宮崎駿監督の新作の幻影と戦い続けることになる

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンが発表されたので雑談_20170627

 ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンが発表されましたね(正式名称長い)。Nintendo Switchの兼ね合いもあるから、来年以降じゃないかなぁと思ってたんですが、見事に大外れ。今年の10月に発売だそうです。買わねば。

 

 国内版のソフトラインナップも発表されましたが、こんなんどう足掻いても、あれが無いこれが無いなんて声は出てくるんで、こういう感じになったのかとだけの感想。なんとなーくファミコンの延長線っぽい雰囲気。

 

 スクエニRPGから何が出てくるかなぁと思ってたけど、FFVIかー。大好きな作品なんで、個人的には嬉しい。FFIV、V、VI、クロノトリガーならどれを選んでも文句ないからなぁ。むしろ全部入れろというか。ドラクエまで混ぜて一本を選ぶ話し合いをしたら、それが何人であろうと決まる気がしない。1人でも無理。

 スーファミはコマンド選択式RPGの全盛期だから名作なんて上げればキリがない。

 

 逆になんでこれが入ってるのと思ったのが、スーパーフォーメーションサッカー。国内限定らしいけど、そんなに人気のある作品なのかしら。無知なんでわからん。あと、MOTHER2が入っていないのは残念でしたね。なんとかならんかったかー。

 

 驚きだったのが、スターフォックス2が収録されるということ。詳しくはないんですが、この作品は当時に発売されずにお蔵入りになった作品らしい。ここで出るということは、ほぼほぼ完成していたんだろうし、そのデータを20年以上に渡って保管していた人がいたんだろう。

 当時に何があったのかは知らないけど、そのデータを残していた人の執念が身を結んだわけだよなぁ。ちゃんと出せる形で残していないと、このタイミングで出てくることはないわけだし。すごい。

 

 ファミコンのときはそこまで興味がなかったので買わなかったんですが、さすがに今回は買います。バーチャルコンソールで買ってるとか、そんなのは関係ない。必要なのは、このハードで昔のゲームができるというロマンです。

 

 ちなみにファミコンのやつが発売されてからスーファミ版の予想が各所で行われていた訳だけど、何故参加しなかったかといえば、知識がなかったからです。当時はメジャーなRPGくらいしかプレイしてないからなぁ。今もだけど。

 あと、他のblogでやり尽くされている内容をわざわざここでやる必要もないと思ったのもある。それでもやりたければ書くけど、どうしても内容が薄くならざるを得ないから無理にやる必要はない。

 

 次は64なんて話も出そうだけど、さすがにないんじゃないかなぁ。それよりかはスーパーファミコンリミックスが出て欲しい。遠くないうちに出そうだけど、楽しみに待ってます。

Nintendo 3DSの後継機が出ないと思う3つの理由

 Nintendo Switchが発売されてから任天堂3DSの後継機を出さないとか、常に考えているとか、いろんな話が出ているんですが、現実的に考えて出す可能性はかなり低いと思うので、そう考える理由をまとめてみました。

 

1.Nintendo Switchと市場が競合してしまう

 これはまぁ、言うまでもないことじゃないかと思うんですが、任天堂Nintendo Switchを携帯機としても遊べるハードとして出しています。

 3DSの後継機がどんな形になるかはわからないけれど、携帯機として出す限り、携帯機という部分に関してはNintendo Switchと完全に競合することになる。ゲーム機を携帯するにしても2台は明らかに負担で、どちらかしか持ち歩いてもらえない可能性が高い。

 もちろん3DSには2画面であったり、すれ違い通信であったり、タッチペンであったり、カメラであったり、立体視は当てはまらないと思いますが(ぉぃ、多種多様な特徴があるのでそちらで攻める方法もある。

 それでもどちらかしか持ち歩いてもらえない可能性があるというのは、新しいゲーム機を出す上では高いハードルであることは間違いない。


2.携帯機は海外で需要がない

 これはデータを見た方がわかりやすい。

 https://www.nintendo.co.jp/ir/finance/hard_soft/index.html

 販売期間の関係などもあるので単純にはいえないが、3DSの世界販売台数はDSの半分以下、まだ需要が残ってることを考えれば最終的にはGBAくらいの販売台数になる可能性が高い。

 販売台数の内訳をみると国内と米国、その他*1がどれも同じくらい。

 当たり前だが、国内よりも米国やその他の方が市場規模は大きいので、国内と同じくらいということはそれだけ売れていないということになる。

 ソフトの販売本数はより傾向が強くなっており、国内がいちばん多いのはもちろんだが、米国その他共に国内よりも2割程度販売本数が低い結果になっている。

 いちばん悲惨なのがソフトリリースで、昨年度に米国でリリースされた3DSソフトの半分が任天堂ソフトとなっている*2

 OEMの中には国内サードパーティが海外で出したソフトもそれなりに含まれていることを考えれば、昨年度は海外のサードパーティ3DSでほとんどソフトを発売していないことがわかる。

 つまり、海外において3DS市場にユーザーは一定数いるが、国内と比較すれば需要は小さく、海外独自のソフトはほとんどリリースされていない。

 この辺りを考えると、3DSを続ける分にはリスクは少ないのだろうが、海外までターゲットに含めた上で後継機を出すとなると、何らかの新しい需要の掘り起こしをしないと成り立たない。少なくとも海外ユーザーを納得させる何かが必要になる。

 

3.新しい携帯機にまでソフトを供給する体力が任天堂にない

 おそらく任天堂3DSの後継機を出す気がないというか、出せないいちばんの理由がこれ。

 いま任天堂Nintendo Switch3DSスマホと3つのハードにソフトを供給している。

 ここに新ハードが出るとなると、4つのハードにソフトを供給する体制が必要になるが、任天堂に4つのハードに満足にソフトを供給するだけの体力はない。

 3DSを発売した2011年以降は3DSWiiUだけでも四苦八苦していたように見えたし*3、なおかつNintendo Switchのソフトを充実させる為に、WiiUを2016年の半ばで実質的に切り捨たりもした。

 こんな状況に3DSの後継機を投入すれば、何処かに皺寄せがいって、ソフトの供給が減るのは予想がつく。3DSへのソフト供給を抑えられればいいが、Nintendo Switchスマホに影響が出ると目も当てられない状況になりかねない。

 Nintendo Switchが完全に軌道に乗り、任天堂が手を緩めても成り立つ状態になれば別だが、そういう風にならない限りは余裕がなくて、そこまで手を伸ばせないというのが実情ではないだろうか。

 

 任天堂3DSの後継機を出さない理由を書いてきたが、SONYもPS Vitaは開店休業状態で*4、後継機もおそらくない*5*6。そうすると携帯ゲーム機がこのまま終了になる可能性も高い。寂しいですが。

 まぁ、ゲームボーイも末期にポケモンが出たことで一気に状況が変わって、ハードの息を吹き返したなんてこともあるので、これから何か2画面を使った画期的なゲームが出てきて、任天堂も後継機を作らざるを得ない状況になる可能性はあります。

 ただ、逆にいえばそんな奇跡が起こらなければ、状況が変わることもないでしょう。この前のNintendo Spotlight E3でポケモン新作もNintendo Switchで出るとの発表がありましたし、この流れは変えられないと思います。

 大枠の時代の流れとしては、携帯ゲーム機の文化はスマホタブレットに回収されたということになるんでしょうし、だからこそ任天堂スマホに進出した部分もあるんでしょう。

 携帯ゲーム機が好きな身からすれば残念なところはありますが、3DSもまだ終わった訳ではないですし、Nintendo Switchもあります。もうしばらくは携帯ゲーム機の文化を楽しめるので、楽しめる限りは楽しんでいきたいと思います。

*1:記載されてないが、ほぼ欧州だと思われる

*2:但し、国内でサードパーティが開発と販売を行ったソフトの米国での販売を、任天堂が受け持った作品も多数含まれてると思われる

*3:完全な予想だけど、WiiU発売当初のソフト不足は、3DSが不振だったときに人員を3DSに集中させてしまった結果なんじゃないかと思ってる

*4:GRAVITY DAZEダンガンロンパなどの有力IPがPS4に移行した上に、有力な新作ソフトはPS4などとのマルチばかり。なおかつSONYの吉田氏がこちらの記事でSONY本体はソフト開発をPS4PS VRに集中していると発言している http://www.4gamer.net/games/999/G999903/20170615118/

*5:上記の3DSの後継機が出ない理由はほぼほぼPS Vitaにも当てはまるが、いずれも3DSよりも状況が悪い

*6:余談だが、PS Vitaが生産終了になるとユーザーが購入したゲームアーカイブの資産が使えるハードがなくなる(PS3など販売終了しているハードを使う場合を除く)。できればPS4に対応して欲しいところなのだが、どーするんだろう。PS nowとの関連もあるのでそちらの状況が変わらないと難しいだろうなぁ。

任天堂は横スクロールアクションに頼りすぎではないかを再考する

 Nintendo Spotlight E3の感想で、任天堂が横スクロールアクションを連発していることを批判したんだけど、落ち着いて考えてみるとどーなんだろうなぁ。多いのかな。

 newスーパーマリオブラザーズが当たってしまったことで積極的に出すようになったのは間違いない。そっからドンキーコングリターンズヨッシーはわかるんだけど、何故かちびロボ!ピクミンまで横スクロールアクションに。

 任天堂が横スクロールアクションを多く出しているように感じるのは、他の大手サードパーティとかが横スクロールアクションをほぼ出してないのが大きいのだろう。

 別に私も横スクロールアクションは嫌いではないんだけど、こんなに必要なのかってのが正直な感想で、それなら他の作品を出してほしい。オープンワールドとまでは言わないから。

 なーんか安易に横スクロールアクションを出すようになってんじゃないのと思ったりしなくもない。

 

 そんなことを考えながら、Nintendo Spotlight E3の映像を見直してたんだが、そういう単純な話でもないのかなー。

 ヨッシー新作の映像を観ると、単純に表と裏の2列を配置してるのではなく、2列と見せかけて奥行きのある遊びを何気なくやっているのよ。

 もしかしてこれは横スクロールアクションでハードルを下げながら、スーパーマリオ3Dランドからの流れを更にハードルを下げる形でやろうとしてるのか。

 いくら遊びやすいといっても、3Dマリオは嫌って人はそれなりにいるみたいだし、そういう人に遊んでもらえる作品を探っている最中なのかもしれない。

 まぁ、これは私が深読みしすぎで、本当は中の人たちはまったくそんなことを考えてない可能性もあるけどなー。

 

 ただ、本当に任天堂の東京制作部はいろいろおもしろいことをやってて、いろんな可能性を広げているんだから、どうにかその流れを引き継ぐチームが出てきて欲しい。

 だって、マリオギャラクシーと、スーパーマリオ3Dランド、箱庭マリオと可能性に満ち溢れた作品を扱ってるんだよ。どれか一つしか出せないなんて、もったいなさすぎる。

 少なくともスーパーマリオ3Dランドからの2D横スクロールマリオのように遊びやすい3Dマリオは、スーパーマリオ3Dワールドで一定の完成を見せたはずで、あの作品は本当に素晴らしかったし、あの流れは2D作品にも応用可能なはず。

 どうせ新しい作品を出すなら今までの延長線じゃなくて、新しいものを見せて欲しい。スーパーマリオ3Dワールドのようなものを他のIPで表現するならどうなるかには興味があるし、化ける可能性も大きいと思う。

 2D横スクロールアクションがおもしろくないわけではないんだけど、連発するほどに需要があるとは思えない。必要なのはレトロなジャンルの再興ではなく、新しいジャンルの開拓であって、難しいとは思うができればそちらに注力していって頂きたい。

 

追記(7/12):

 先ほどHEY! ピクミンをプレイしたんだが*1、やっぱダメだわ。安易に横スクロールアクションに手を出しすぎ。

 ストラテジー的なピクミンの良さはなくなって、ヨッシーアイランドの劣化作品みたいになってる。

 ヨッシー新作とかは気合を入れてつくるのかもしれないけど、やっぱり安易に見えるし、こういう作品は出しちゃダメだと思う。

 どうせやるならピクミンの良さをもっと引き出して欲しかった。

 最後までプレイしてない段階で結論を出すのもなんだが、とりあえずの感想ということで記載しておく。

*1:あらかじめダウンロードで購入すると発売日前日の22時頃からプレイできることがあるのである

E3が終わったので雑談_20170617

 Nintendo Spotlight E3の感想でダメだと書いたんだけど、他には似たような感想は見掛けなかったなー。

 割とポジティブな評価が多かった印象。新作が出てくることはあまり期待されてなかったということなのかな。

 確かにゼノブレイド2は期待に応える出来だったし、マリオは見たこともない何かを見せてくれる期待感があった。

 すでに発表されてる作品でいえば、評価が高いの同意するところではある。

 あとマリオの発売日がちゃんと出て、なおかつ早かったってのも評価が高い要因みたいね。

 他のハードだと発表だけして発売はいつやねんみたいな作品もかなりあるから、それも影響してるのかなー。

 

 感想に書けなかった内容でいくと、パーティーゲームの発表がなかったのは意外だった。

 マリオパーティか、Switchパーティーのどちらかはあると思ったんだけどなぁ。

 E3で扱わなかっただけで、今後のニンテンドーダイレクトで出てくるかもしんないけども。

 

 FE無双は情報が出てきてるけど、回避の公算が高くなりそう。

 あのビジュアルの感じが好きになれないのと、ゼルダ無双みたいな砦を制圧するシステムはいい印象がない。

 FEのSRPG要素を無双で上手く活かせると思えないのもなー。

 もう少し情報を追ってはみるけど、基本は買わない方向で。

 

 予想はだいたい当たったというか、扱われた作品数が少なかったので、数撃ちゃ当たる方式で当たりが多かった。

 当たりは多かったけど、いちばん嬉しいのは予想外の新作が出てくることなんで、やはり不満はある。

 来年以降は大丈夫なのかしら。ちと心配。ポケモンはあるけど、ポケモンだけじゃねぇ。

 

 そいやピクミン4はいちおう開発が進んでるみたいね*1

 優先順位は高くないみたいだが、そんなに売れないしなぁ。仕方ないだろう。

 ただ、宮本さんが気に掛けてくれているのは嬉しい限り。

 小中学生の遊べるゲームが少なかった時期ならともかく、いくらでも遊ぶゲームがある中で、数年に渡って遊び続けているゲームなんてピクミン3くらいのもんだからなぁ。

 

 E3に関係のない話題でいくと、結構前に今年度中にNintendo Switchを1000万台出荷を予定するとか発表がありましたね。

 本当にできるんかいな。いくらゼルダの評判がいいといっても無理があると思うぞ。

 Nintendo Switchは箱が小さいから、在庫が出来てもそこまで問題ないという判断なのかもしれんけどねー。

 年末のマリオの出来がよければと思わんでもないが、どこまでいけるんでしょ。

 

 PS VR関連で銃型のコントローラーなんてのが出てきて、いい感じに迷走してるなぁとか思った。

 任天堂もねぇ、そういう感じの迷走の仕方はよくしてたし、新しい表現と向き合うには迷走が必要なんだろう。

 前のPS VR関連記事の追記でも書いたけど、SONYの次の一手はコントローラだと思うんで、おそらくこの辺の迷走の結果が出てくるんでしょう。

 試行錯誤がなければ、正解には辿り着けない。迷走は悪いことじゃない。任天堂なんて、ずーーーっと迷走してる。

 

 次のイベントはなんだろうなぁ。ニンテンドーダイレクトはもう少し先であることを考えると、スプラトゥーン2ダイレクトかなぁ。

 あるとは思うが、新情報がなさそうなのに、果たしてやるんだろうか。いま告知されてないってことは、新情報はないんやろうけどねー。