2024年の新年の挨拶と今年に遊ぶゲーム

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 年末記事でも書きましたが、今年からは例年よりもゆるゆると記事を更新する為、例年よりも記事が少なくなると思います。

 気が向いたときに更新しますので、よろしくお願いいたします。

 

 今年に遊ぶゲームですが、現在予定しているのは下記くらいです。

スーパーマリオブラザーズワンダー

スーパーマリオRPG(リメイク)

ファイナルファンタジーXVI

龍が如く8

ペルソナ3(リメイク)

ユニコーンオーバーロード

メタファー:リファンタジオ

 

 任天堂が次世代機発売前の狭間の時期なので少ないかと思ったら、例年と同じくらいだった。

 スーパーマリオブラザーズワンダーとスーパーマリオRPGはどちらも今年の年末に出た作品です。結局買わなかったんですが、何処かで時間があれば遊びたいなと思っています。

 ファイナルファンタジーXVIは今年にPC版が出るのであれば、それに合わせてPS Plus対応になる可能性がありそうなので、そのタイミングで遊ぼうかと思っています。セールで買おうかとも思ったんですが、体験版でそそられなかったのでサブスク待ち。

 龍が如く8は発売直後か、遅くとも最初のセールとかで購入して遊ぶつもり。内容的に早いところ見届けたい。7外伝がXbox GamePassで発売初日から遊べたので8もあるかと思ったんですが、ここまで発表が無いとなさそうですね。

 ペルソナ3Xbox GamePassで発売初日から遊べるので時間次第で遊びます。ユニコーンオーバーロードは難しそうだけど、続報とタイミング次第。メタファー:リファンタジオは橋野桂さんの新作なので絶対に遊びます。

 

 そんな感じです。今年は任天堂はお休みで、アトラスの年になりそう。時間があるならPS5やXboxのゲームで遊びたいけど、そんな時間があるのかなぁ。

 ゲームを遊んだら都度感想を書いていきますので、よろしくお願いいたします。

2023年年末のご挨拶

 本年も当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。

 このブログはNintendo Switchの発売にあわせて始めたので、開始してから丸7年くらい。よく続いたもんです。読んでくれた方々に感謝を。

 7年間の累計アクセスは15000→45000→75000→99000→109000→117000→125000。去年と変わらずなのかな。よく言えば安定しているのかもしれない。

 毎年ここでは来年以降のゲーム業界の展望を書いているんですが、何故か長くなり過ぎて別日に投稿したので、今回は今年あったこと、今年遊んだゲームの雑談で締めたいと思います。

 

 今年はPS5とXboxを買ったのが大きかったです。PS5はともかく、Xboxも買うとは思わなかった。

 たぶん多くのメディアで今年のゲーム業界ニュースがたくさん語られているけれど、真の今年の最重要なニュースはPS5が気軽に手に入れられるようになったことでしょう。

 正確には去年の年末くらいから手に入れやすくはなっていたのだけど、本当に欲しい人が気軽に買えるようになったのは今年だったし、やっとPS5が普及の為のスタートラインに立てた年だと思う。

 

 ただまぁ、PS5もXbox series Sも買いはしたけど、そこまで遊ばなかった。PS5の今年遊んだゲーム一覧みたいなのをみたけど、年の半分くらしか遊んでない。

 別の記事でも書いたけれど、来年は遊びたいゲームがサブスクに入ったら、その都度加入する形にする予定です。サブスク以外は使わないので、不要かと思います。

 正直、両方買う必要はまったくなかったけど、両方のサブスクの違いが肌でわかったのが数少ないメリットだったかな。

 Xbox Game Passでは現在では国産ゲームはほとんど撤退していて、わざわざ購入する必要性は感じなかった。その代わり、発売初日から遊べる大きなメリットがあるので、完全な無駄金にはならない予定。

 あとXbox小島秀夫監督のゲームも目的だったのだけど、苦手なホラーゲームだったので遊べなくなったのが残念だった。これはまぁ、仕方ない。

 来年もPS5とXboxで遊んでいきます。出来れば主力になるくらい、たくさんゲームに触れられるといいなぁ。

 

 任天堂ではゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムとピクミン4が発売されたのがよかったです。

 ティアキンは最近2周目を遊びましたが、物語とか遊ぶ要素は増えているものの、純粋な探索の楽しさはブレスオブザワイルドの方が上ですね。

 ティアキンは要素は増えているのだけど、歩き回る楽しさは減っている。上下の移動は楽しいけれど、島がある場所が限られて、その楽しみが発揮される場所は限定されている。

 なんとなくの感想を書くと、ブレスオブザワイルドはすべての場所が遊び場だったが、ティアキンは遊び場が無数にある感じを受けた。

 別な言い方をすると、ブレスオブザワイルドは自由に遊んでいる感じが最後まであったけど、ティアキンは要素が無限に増えて無限のタスクを順番にこなしている感じがあった。

 ティアキンも楽しいけれど、何処かでブレスオブザワイルドに戻りたくなる日が来そうだし、ブレスオブザワイルドこそ至高という人も一定数いそう。

 

 ピクミン4はすでに3周しました。最初に遊んだときは、そんなに遊ぶとは思わなかった。

 ピクミン3の複数キャラを組み合わせたギミックは無いものの、たくさんのアイテムをどうやって効率的に回収するかを考えるのが楽しい。

 すべてのステージを2日で攻略できるようになって、効率的なクリアは極められた気がする。ネットを見る限り、1日でもクリア出来るみたいだけど、何かを捨てないとその境地に達するのは難しそう。

 ピクミン4はたぶんこれからも定期的に遊ぶと思います。ただまぁ、やっぱり感想で書いた自動セーブの仕様が遊びにくさを格段に上げているので、出来ればそれだけでも改善して欲しい。

 

 それにしても国内でピクミンがFFの販売本数を超える日が来るとは思わなかった*1ピクミン3を遊び始めた頃は、次回作が出る可能性は低いし、出たとしても次が最後だろうとすら思ってた。*2

 それが国内で100万本に近い販売本数を達成するとはなぁ。この調子ならば、次回作も無事に発売される可能性は高い。

 海外では250万本と国内ほど振るわないものの、それでも続編の最低ラインには届いているはず。宮本茂さんが退職したらピクミンは終わりだと思ってたけど、続く芽が出てきた。

 まだまだピクミンで遊べる可能性があるのは本当にうれしい。開発者の方はもちろんだけど、ピクミン4を買ってくれた人、遊んでくれた人に感謝したい。

 皆様のお陰でもう1作品ピクミンを遊ぶ夢が叶いそうです。ありがとうございました。

 

 このブログで扱っている内容とは別の話なのだけど、今年は趣味の部分での転機になる1年だった。

 去年まで推してた人への、推す気持ちがなくなったことから距離をとり、このブログで書いている趣味以外での趣味がほとんどなくなった。

 前から書いてはいるけれど、仕事がキツくなって、このブログの更新はヤバくなっています。とはいえ、無理に残す必要もないので、1年くらい更新がなくなったらそっと消そうかと思っています。

 今のところはその予定はないのですが、とりあえず来年の発売予想とか、年末年始とか、定期の更新から手を抜いていくつもりです。というか、似たような企画であるNintendo Directの感想はすでに手を抜いているまである。

 いつまで続けるかはわかりませんが、興味のある方がいるなら読んでいただければいいし、興味がなくなれば読まなくていいです。

 来年も気楽にやるつもりですので、よろしくお願いいたします。

*1:ファミ通調べ。DL版を含んでないけど、倍以上の差があるのでさすがに逆転してることはないと思う。

*2:Hey! ピクミンピクミンシリーズに含んでいません。悪しからず。まぁ、ゲーム性がまったく違うからね。

面白くないものを語るのは本来は不思議な行いのはずである

 あれこれは面白くないと語る人はいるけれど、面白くないものの感想を語るのは本来は変な行いなんですよ。

 何故なら普通は面白くないものには触れないはずだから。触れたのに面白くないとなると、では何でそれに触れたんですか?となってしまう。

 

 例えば大河ドラマの「どうする家康」が面白くないと言っている人がいる。じゃあ、その人は何故「どうする家康」を観たのか。

 たまたま1話だけ観た、ちょっとだけ観た、予告だけ観た、全部は観てないけれど、何かしらの理由で観たのかもしれない。ただ、果たしてそれで面白くないと感想を語るべきか。

 ただそれでも毎年大河ドラマを観ている人であれば、例年の大河ドラマと比較して「どうする家康」が面白くないと言えるかもしれない。

 

 では、"大河ドラマ"は面白くないなら言えるのか。他のドラマと比較して面白くないなら言えるかもしれないが、何故わざわざあれだけ分量の多い大河ドラマを面白くないのに観ているのか。

 これが国内ドラマは面白くないとか、日本の実写が面白くないとなると訳がわからなくなる。果たして貴方は本当に国内ドラマを観たのか。どれだけ観たのか、評判がいいものをちゃんと観たのか。

 ちゃんと観たとして、貴方に見る目がなかっただけではないのか、相性が悪いだけではないのか、貴方の理論に反する作品もあるのではないか、そういう作品もあるなら全体を否定するのは良くないのではないか。

 

 ちゃんと作品に触れて面白くないは現実にあり得るにしても、あるジャンルを面白くないと言っている人を見ると、それは貴方が十分な数の作品を観てないから、たまたま相性がよくなかったからじゃないかと思ってしまう。

 別に興味がないものにわざわざ触れる理由はないし、批判をする理由もない。別のジャンルを批判すれば、ファンが増えるかといえば増える訳がないし、得することはほとんど無いだろう。

 やるのであれば自分が触れて楽しんだ作品を褒めること、それより何より触れて語ることが大事です。触れましょう。楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 余談。気まぐれにこんなん書いたけど、また自分の首を絞めて、書きにくいことが増えるだけなんだよな。嗚呼。

 まぁ、遊んでない作品を評判が悪いと書くことはあっても、面白くないと書くことはないからいいけどさ。書いてないはず。はず、はず。

 十分に触れてないジャンルの批判は気をつけましょう。触れてないジャンルはなくても、10年前、20年前の感覚で現在のジャンルについて語ることはありそう。

 自分もゲームはまだ語れるけど、他のジャンルを語るのは難しい。ジャンルの中で、さらに絞れば語れるかもしれないが、それくらいか。 歳をとると、昔の感覚で批判しがち。気をつけましょう。

 ちょっと違う話だけど、最近ブックサンタをしようと書店に行ったんだけど、目星をつけてた本が全然売ってなくて凹んだ。小説をちゃんと読んでたのは20年前だもんなぁ。

 30歳を過ぎたら、現在積極的に触れてないジャンルを語る際は年齢と、最後に自分がちゃんとそのジャンルに触れた年齢を確認した方がいいです。恥をかかない為の豆知識。

2024年のゲーム業界展望記事を書いてみる

 毎年大晦日にやってる業界展望記事を今年も書いてみます。いつもはがっつり書いていますが、今年は私事多忙の為に余裕がないので簡単にと思ったのだけど、書き始めたらかなり長くなったので大晦日とは別記事に。

 大晦日の投稿は別にやる予定なんですが、そちらでは今年遊んだゲームの感想などを書くつもりです。そちらも読んでいただけると幸い。

 いつも通り、素人が思いつきで書いてることなんで、当たるも八卦当たらぬも八卦でよろしくお願いします。

 

 

 PS5とXbox series S/Xは発売から3年経過し、すでにハードは中盤。中盤だが、両機種専売のヒット作品が出ているかと言われれば、ほぼ出ていない。

 現在発売される多くの作品も前世代機とのマルチが多く、現行世代機であるPS5とXbox series S/X専売のヒット作品はほぼ無い。というか、専売作品がほぼ無い。

 国内ではFF16が41万本を売り上げてるので当てはまるかなってくらい。海外ではスパイダーマンやStarfieldが当てはまるのかもしれない。

 では完全な世代交代いつ起こるかといえば、国内は再来年以降だろう。2025年にはモンスターハンターの新作が発売され、国内でPS5の普及率が一気に高まる可能性が高い。

 すでに発売から5年経っていることもあり、海外ではPS4向けは売れなくなるだろうし、SONYも出したくないとなるだろうから自然とPS5とXbox series S/X専売のみになっていくのではないだろうか。

 

 PS5は海外ではともかく、国内ではお世辞にも上手くいっているとは言い難い。

 どうしてこれだけPS5が上手くいっていないかといえば、単純にハードの普及に失敗したのが最大の原因だろう。PS5も売れてはいるんだけど、多くは転売され海外にいっているらしく、国内のソフト販売に繋がっていない。

 その状況でハードの値上げが続いており、ただでさえお財布に厳しい世相ではゲーマーではない一般層が手軽にPS5を買おうなんてことが出来ない状況になってしまった。

 おそらく発売当初は欧米重視で、今年あたりから日本で本格的に売り出す戦略だったのだろうが、円安で完全に逆効果になっている。

 FF16の販売本数がFF15の半分ほどに落ち着いたことで、もともとPS5向けを予定していた国内ソフトメーカーの作品が任天堂の次世代機向けに切り替えられる事例も出てきてそう。

 そもそも本体発売の年数からいえばFF15とFF16は同じくらいの時期なのに、販売本数が半分程度になっているので。危機感を抱かれるのは仕方ない。

 DL版やサブスク、DLCなど、見えない売上があるにしてもパッケージ版が前世代機の半分程度しか売れていない現状ではソフトメーカーがPS5で戦うのはかなり厳しいと言わざるを得ないのではないだろうか。

 これからモンハンやDQでどれだけ巻き返せるかだけど、逆にいえばモンハンやDQですら100万本を達成できないとなると国内のPS5とXbox series S/Xはますます厳しい状況が積み重なっていきそう。

 DQはともかく、さすがにモンハンは100万本を超えるとは思うけど、世の中のお財布事情とも絡む話なので何とも言えない。

 

 

 任天堂はハード末期で、来年末から再来年春までの間に次世代機が発売されるはず。次世代機はまだ発表されてはいないけれど、今年から来年のリメイクラッシュから考えれば発売は間違いないと思われる。

 果たして任天堂の次世代機は成功するのか。順当にNintendo Switchの次世代機を出せば大丈夫な気がするけど、果たして出せるのか。Wiiで成功してWiiUで大失敗した二の舞になりはしないか。

 また円安が続いている状況の中でハードの値段はいくらになるのか。PS5がかなり厳しい状況であることを考えると、任天堂も難しい選択を迫られるだろう。

 前世代機の遺産を使えないことから考えても*1任天堂の次世代機がNintendo Switchよりも厳しい戦いを強いられるのは間違いない。

 そんな状況で任天堂の次世代機がどれだけ成功するのか。懸念点はたくさんあるけれど、順当にやればそれなりに成功するんじゃないかなぁ。

 少なくとも大きな失敗さえしなければ、国内ではこれまで以上に寡占状態になり、国内ソフトメーカーも海外重視の一部の作品を除き、任天堂の次世代機に作品を供給する状況になりそうな気がする。

 問題は海外でどれだけ戦えるかだけども、こればかりは序盤のソフトラインナップ次第だろう。ゼルダがいない中で、どんな戦いが出来るのか。任天堂の手腕が問われる。

 

 

 念の為に書いておくと、基本的にこの記事は日本国内での状況がどうなるかを書いているので、海外は別です。

  海外はどーなのかというと、さすがに国内ほどはこうなるんじゃないかとは書けないですが、先日PS5販売台数が5000万台を突破したとのニュースがあったので、PS5は上手くいっているのではないでしょうか。

 PS4の販売台数と比較しても*2、2021年はコロナ禍で苦戦しているものの、それ以降は順調に台数を伸ばしているように見えます。国内は危ないですが、全世界規模でいけばPS5は順調にいっているので安泰ではありそうです。

 任天堂の次世代機はほぼほぼ国内と同じなので省略。日本と違って円安の影響がないのと、日本ほどは売れてないのを加味してどうなるか。

 

 

 ハードの次のデカい展開は任天堂の次世代機だと思います。その前にPS5、Xboxの高性能機が出てくるかもしれない。

 来年の記事は任天堂の話が多くなりそう。PS5のソフトが国内でも売れているといいけど、どうなりますか。上では触れなかったけど、フロムソフトウェアの新作がPS5で国内初の100万本突破も地味にありそう。

 任天堂SONYも国内で盛り上がって欲しいので、地道に頑張って欲しい。もちろんMicrosoftも。任天堂以外が頑張らないと任天堂が失敗したときに国内のソフトメーカーが致命的なダメージを受けかねないんでなぁ。

 来年がどうなるかはわかりませんが、良い未来が来ることを信じて遊んでいきたいと思います。

 

 

 

*1:Nintendo SwitchではWiiUのソフトの移植をたくさん出すことでソフトラインナップを充実させていた。Nintendo SwitchWiiUのソフトが売れなかったからその手が使えたけれど、次世代機では前世代機であるNintendo Switchのソフトをみんながすでに手に入れて遊んでいる為に同じ手を使うことができない。

*2:https://sonyinteractive.com/jp/our-company/business-data-sales/

PSとXboxのサブスクに加入したので感想を書いてみるよ

 PS PlusとXbox Game Passに加入したので感想を書いておきます。

 PS Plusは年末までの年間契約、Xbox Game Passは1ヶ月の都度課金。両者には他にもサービスはありますが、今回はサブスクのみ。

 

 PS Plusが素晴らしいのは国産ゲームが多いこと。もちろんすべてのメーカーではないけれど、大手のソフトメーカーの作品はかなり揃って、無限に遊べる。

 仮にゲームなんて全然やってなかったけどPS5を買った‼︎ なんて人がいればPS Plusはかなりオススメ。人気の作品が大体揃っているので、数ヶ月は余裕で時間を潰せるのは間違いない。

 但し、ゲームを新作やセールで定期的に買っている人だと、遊んだゲームしかないのであんまり魅力ではないかもしれない。

 

 Xbox Game Passの強みは新作が初日から遊べること。もちろんすべての作品ではないけれども発売初日から遊べるのはかなり大きい。

 もともとセガやアトラスの作品は多く遊んでたけれど、それが発売初日から安価に遊べるのは素晴らしすぎる。1ヶ月だけでも入る価値がある。

 反面、Xbox Game Passは国内大手ソフトメーカーでいえばセガと傘下のアトラスくらいしか本格的に対応していないのも事実。セガとアトラス好き以外はオススメできない。

 

 入ってみての感想は、セールとはいえそれなりにちゃんと作品を買っている身からすると、あんまり入る意味ない。

 2、3年くらいゲームから離れたり、それなりに遊んでないゲームがあるなら別だけど、それなりに買っている人は無用の長物だと思います。

 そういう意味ではXbox Game Passの新作対応はありがたかった。あれで元がとれたし、新作対応してなかったら、完全な無駄遣いになるところだった。

 来年はとりあえずサブスク加入はしない方針です。サブスクで何か気になる新作が配信されれば、その月だけ加入するみたいな使い方をしようと思います。

 来年の様子を見て、あんまりゲームを買わずに遊びたいゲームが増えてきたなら、再加入することもあるかもしれません。

E3が終了したので、思うところを書いてみる

 E3が正式に終了することが発表されました。

 コロナ前はゲームイベント、ゲームの発表会といえばE3の時代が長くありましたが、大手ソフトメーカーが不参加になった後、ハードメーカーも不参加となり、コロナ禍を経て、終わりと相成りました。

 正直、E3については好きと嫌いの両方の感情を持っています。Nintendo Directが始まる前は任天堂が参加し、発表会がある唯一の大型イベントで、毎年何が発表されるのかとわくわくして待っていました。

 年に1回、これから発売されるゲームが一気に発表される夢の舞台がE3でした。毎年カレンダーを確認しながら、任天堂の発表がある日を考えて、お休みをとったりしたもんです。

 

 反面、そもそも一般人参加不可のイベントである為、業界人がE3に行って、自慢をしているのを嫉妬半分、選民的な部分への嫌悪半分で見ていたのも事実ではあります。

 E3は本来、ゲームの見本市であり商談の場なんですよね。だから小売店にアピールするし、その為にはユーザー向けのイベントには絶対に作らない豪華なものも大量に作ったりする訳です。

 自分は正確にはそういうのがあまり好きではなく、新作ゲームにわくわくして情報を集めるものの、E3で何処ぞのメーカーがこんなすごいものを作ったぞなんて報道に辟易したりしていました。

 

 E3が終了となった原因はいろいろあるとは思いますが、小売やメディアではなく、ちゃんとユーザーの方を向いたイベントが生き残るのはいいことだと思っています。

 今後新作発表とかの役割はハードメーカーの配信やGOTYに引き継がれることになるのかな。今年のGOTYはすごかったもんなぁ。

 ただまぁ、こうなってくると困るのが中小のソフトメーカーで、これからはNintendo DirectやState of Playのようなハードメーカーの配信がどんどん重要になっていきそう。

 

 コロナ禍で予想はしていたとはいえ、E3の終了は久々に時代の変化を感じさせるニュースでした。

 悪口も言ったりはしましたが、30代以降のゲーム好きにとってはE3が1年でいちばん大きく、いちばんわくわくするゲームイベントだった時代は確かにあるんですよね。

 特に任天堂TGSにも参加していないので、Nintendo Direct開始前のイベントはほぼほぼE3だけだった。E3がすべてだったと言っても過言ではない。

 ありがとうE3。愛憎半ばではあるけれど、楽しませていただきました。いろんな思い出は忘れないと思います。

龍が如く7外伝 名を消した男をクリアしたよ

 龍が如く7外伝 名を消した男をクリアしました。

 巷ではどうやら評判がいいみたいですが、個人的には微妙でした。素晴らしい部分はもちろんあるんだけど、序盤の違和感が最後まで残ってしまった。

 自らの身体以外のすべてを失った桐生一馬の孤独感の描き方が素晴らしいのは共感できるんですが、序盤の大道寺一派の描き方には違和感が大きい。

 皆さんがおっしゃる通り、最後のあの演出は素晴らしかったし、ここまで龍が如くを遊んできてよかったと思いましたが、それでも作品自体を絶賛するまででもないなぁってのが個人的な評価です。

 

 

ここからはネタバレありで感想を書きます。

序盤の展開にも触れるので、気になる人は回れ右。

 

 

 大道寺一派は大物政治家によって組織された、日本を裏から動かしてきた謎の組織。

 のはずなんだけど、日本の裏側で暗躍した組織にしては、有名な桐生一馬が現れたからと喧嘩を売るわ、世話になったからと見逃すわとさすがにゆるゆる過ぎる。

 桐生一馬を前線に出して、早々に正体を見破られてしまうしなぁ。あれだけ簡単にバレるようでは隠し切れるわけもない。*1

 それだけ緩い組織が日本の裏側で暗躍できるかといえば説得力がない。というか、描かれ方がほぼほぼ作中のヤクザと変わらん。

 

 つまり、桐生一馬のいる状況が変わっているはずなのに、環境が変わっているように見えない。環境が同じ中で、孤独な桐生一馬がのたうち回る。

 自分がこの作品をそこまで楽しめなかったのはその辺りが原因な気がする。後半は近江連合が中心となり、いつもの龍が如くになるんだけど、いつもの龍が如くがみたいかといえばそれも違う。

 やっぱり私は龍が如くから離れた新しい世界で桐生一馬がどう生きていくのかが見たかったんだろうなぁ。それこそ彼の孤独も含めて。

 そのはずだったんだけど、結果はヤクザみたいな組織から抜けて、ヤクザと組んで活動していくことになる。何も変わらない。

 

 桐生一馬がすべてを失って、孤独に生きているけれど、それに耐えられない部分をきっちり描いているのはよかった。

 それまでの桐生一馬は常人離れした伝説の男だったけれど、今回の作品ではそこから離れた人間味みたいなものが見えた。

 桐生一馬単独主人公最終作ではあるけれど、龍が如く8に繋がるものが見えたし、繋がる理由がはっきりと見える作品ではあったと思う。

 冒頭でも書いたけれど、あのラストは龍が如くをこれまで遊んできた人であれば全員に見て欲しい。あそこまで感情を露わにする桐生一馬は他にいないし、遊んできた人ならば心を動かされるはず。

 

 あとは龍が如く7で外側からでしか描けなかった東城会や近江連合の解散を、真正面から描き直すことが出来たのはよかっった。

 ここの認識は人によると思うが、龍が如く7というか春日一番の龍が如くは任侠物ではない。確かに春日一番は元ヤクザだし、ヤクザを描いているが、あくまで設定がそうなだけであって任侠物ではない。

 龍が如くで任侠物描くのであるならば、主人公はやはり桐生一馬であるべきだし、システムはアクションで、誰の力も借りずにタイマンで戦うべきだ。

 時代の影響もあるとはいえ、龍が如くを支えた東城会と近江連合の解散を作中のギミックではなく、ちゃんとした生き様として見れたのは本当に良かった。

 

 この作品は龍が如く7の外伝であり、龍が如く8に続く物語であるので、龍が如く8をクリアしないと正当な評価は出来ないのだけど、それでも一本の作品としては微妙かなぁ。

 廉価版である部分をどう評価するかってのはあるけど、物語的な良し悪しはすでに書いた通りだとしても、システム的にも変化はほとんどなく、分量だけがきっちり半分になったものを評価するのは難しいかなぁ。

 金額が半値なのだから、分量が半分なのは当たり前との意見もわかるんだけど、いろいろ流用しているならば、もう少し楽しませて欲しかった。

 

 あと感想が微妙になってしまう原因としては、これは言っても仕方ないけど、ロストジャッジメントの海藤正治の事件簿が最高すぎたのよ。

 あれだけDLCで物語もシステムもちゃんとやって楽しませてもらって、パッケージで廉価版として出てきてこの内容だと物足りないのが正直なところ。

 わがままなのかもしれないけれど、感想で嘘を書いても仕方はないし、正直なところを書いてみた。感想は各々にあるものなので、他の方のも読んで参考にしてみてください。

 もしかしたら龍が如く8で感想が変わる可能性もあるし、そこも含めて龍が如く8を遊ぶのが楽しみです。

*1:フィクションでよくあるサングラスを掛けたら何故かバレない設定とかかなと思ってたら、すぐに正体がバレて逆にびっくりした。