M-1グランプリ2017を観たので、感想を書いてみる

 M-1グランプリが終わりました。優勝はとろサーモン。和牛が決勝の勢いで、そのまま最終決戦に行くかと思いきや、とろサーモンが逆転優勝。

 不服はまったく無いのですが、意外といえば意外。とろサーモンは2本目の方が勢いがあって、和牛は1本目の方が強かったので、差がついたのはそこかなぁと思ったりします。

 とろサーモンの2本目はとろサーモンの漫才を崩して遊ぶ感じと、久保田さんの異様な部分が上手く出ていて、大変に面白かった。正直、1本目を見たときはそこまでと感じたんだけど、2本目は決勝予想に入れたときの感じを受けれたので満足だった。

 

1.さや香

2.ミキ

3.和牛

4.ゆにばーす

5.ジャルジャル

 自分の中での1本目のトップ5はこんな感じ。とろサーモンは2本目が強かったので、2本目なら和牛と同じくらい。ミキは2本目が落ちた印象。

 さや香は今回の大会でいちばん笑った。予想の出ればブレイクするリストに入れてたけど、どーだろうなぁ。いやまぁ、出番順が良かったこともあって、いちばん笑いました。ただネタの構成が単純なんで審査員受けするネタじゃないといえば、そうな気がする。

 ゆにばーすは出番順が残念やったねぇ。ただ、安定して面白かったし、ウケもとれてた。トップ出番はどうしても評価が微妙になりがちだから、そこが違えば、もうちょっと違う展開があったかもなぁ。

 和牛とミキはいうことはないでしょう。和牛は順当に去年からの流れを進化させたし、十分に見応えあった。優勝候補筆頭としての役目を十分にやり遂げたと思う。ただ、2本目が一昨年の感じとミックスしたネタで、そこが足を引っ張った感じも。

 ミキは王道漫才という感じだよね。ああいう漫才があると、流れに芯が通るというか、真っ直ぐに面白い漫才を見たなぁと思える。こういう大会だと、ああいう漫才は強いし。

 ジャルジャルは3回戦の動画で観たのと同じネタだったんだけど、面白かった。ただまぁ、1アイディアで貫き通すネタなんで、そこからの展開がないのがキツいとは思う。動画のときより面白く感じたのは、展開がわかってるから待ちがなかったのが大きいのかなぁ。

 全体的に後半の方が面白かったと思うんだけど、それは実際にそうだったのか、自分のテンションの上がり方でそう感じただけなのかは不明。ただ、明らかにさや香で身体が温まったというか、笑う態勢になったので、そこは関係しているかもしれない。

 もし敗者復活戦を観ていて、そこで笑う態勢が出来ていれば、また違う結果になってたかもなぁ。逆に疲れて、結果が真逆になってた可能性もありそうだけど。

 

 出番順を籤で決めるシステムは有効に機能していたように思います。籤を採用したことで、これまでのM-1にあった敗者復活組が超有利がなくなった形に。当日に籤で決める必要は無いとは思いますが、敗者復活組を有利にしない仕組みは続けて欲しいと思います。

 あと、今回は大会の運営がぐだぐだでしたね。上戸彩さんのとちりは毎度のことで、微笑ましいところもあったんですが、今回は数が多く、どうにもスタッフが足を引っ張ってそうなところもちらほら。

 極め付けは、最後の敗退者コメントのコンビ名間違いの一悶着。あれは今田さんだったから、あんな感じで収まったけど、他の人だとボロボロになった可能性もありそう。あのスタッフは終わってから、こっぴどく怒られるんだろうなぁ。まぁ、仕方ないわな。

 

 来年はどうなるのかな。和牛は来年で決勝が4年目で、さすがにそろそろ新しさがなくなってくるので、割とキツくなりそうな気がする。ミキは古びない漫才をしてるので、そのまま力をつければ、来年か再来年に優勝する可能性は高いかなぁ。

 何はともあれ、優勝したのはとろサーモン。年末は忙しくなると思いますが、面白い漫才をたくさん見せていただけることを期待しております。

漫画やアニメの実写化に関して、思うところを雑談

 鋼の錬金術師が実写映画化されるみたいです。どうやら評判がよくないらしく、ネットでは不評もちらほら。世界観が強い作品だからまともに映画化するのは難しいし、仕方ないよね。

 とか思ったら、まだ公開されてないのかよ。あまりにも駄作確定みたいな話が多くて、てっきりもう劇場公開されてるもんだとばかり思ってた。コンビニにいって、宣伝のポスターをみて公開日付が今週末なのに気付いて、マジでビックリした。

 予告編とかで作品の質はわかる部分はあるとはいえ、この作品に関してはあまりにも公開前に駄作確定みたいな反応が多い気がする。

 別にそう思うのは勝手だけど、作品を鑑賞していない時点*1で、一方的にネガティブな感想を流布させるのはあまりよろしくないんじゃないかなぁ。別に公開されたあとなら何でもいっていいとは思うけどね。

 たぶん他の作品ではここまでの反応を見ないことを考えると、ネットユーザーの雑にネタにしていい枠に何かのきっかけ(おそらく予告編)で入ってしまったんだろうなぁ。FF15とかもそんな感じがあったけれど。

 

 てかね、作品が嫌なら見なきゃいいんだよ。別に映画なんて強制的に観させられるもんでもないし、テレビの力が強い時代でもないからCMも回避しようと思えばいくらでも出来るだし。

 わざわざ騒ぎ立てる理由はないし、騒ぎ立てる方が作品や作り手に対するメリットが大きくなっちゃう。ダメだダメだと騒ぎ立てれば、それだけダメなら逆に観ようとか、観て話のネタにしようとか考える輩は出てくるわけで。実写化作品に限らず、嫌なら無視が正解。

 自分は漫画やアニメの世界をそのまま実写化したような作品は基本的には観ないしなぁ。何本かDVDを借りたときに、ダメでもネタにできる安牌として借りるくらいで。原作を元にして、監督の世界観を取り入れた作品なら映画館でも観ようと思うけれど。

 

 そんなたまに見る中でも、実写化作品は質が高くなってきたなぁと思いながら見てるけどなぁ。昔なんてイコール大ハズレの印象だったけど、デスノートのあたりから作品をそのまま実写化する方法論が確立された感じがあって、割と大ハズレは少なくなってきた印象がある。

 何故か実写化=駄作みたいな意見は多いけど、いまはそんなことはないんじゃないかなぁ。最近で大ハズレだったのって、進撃の巨人くらいなんじゃないの。全部駄作みたいな反応もよく見るけど、今年のNo.1ヒットが劇場版銀魂な時点で、それは完全な嘘だよね。実際、評判がいいみたいだし。

 それでも駄作は多いなんて話もあるだろうけど、日本映画なんてそんなもんじゃないの。ハリウッド映画みたいに打率はそんなに高くないよ。金も人も無いんだし、そこは仕方なかろう。

 

 よく実写映画化が発表された時点で阿鼻叫喚になって、映画会社を批判してる人がいるけど、別にキャストがダメとか、スタッフがダメとか、企画がダメとか、そういうので映画会社を批判するのはわかる。ただ、実写化の企画を立てること自体がダメで映画会社を批判は行き過ぎじゃないか。

 どういう例外も無しで実写化はダメというなら、まず批判は実写化を許可した原作者とか出版社に文句をいうべきだと思う。彼らが許可を出さなければ企画も動き出さないわけだし、実写化が絶対に嫌なら彼らに実写化させないでくださいとお願いするのが筋で、映画会社に企画を立てるなと批判するのは違うだろう。

 表現の自由の観点からみても、企画を立てる権利は残しておくべきで、表現の可能性を根本から潰そうとするのは許容できない。

 特に荒川弘さんとか、荒木飛呂彦さんとか、すでにキャリアも、実績も、収入もある人の作品だと特にそう思う。まだまだ売り出し中の若手漫画家さんの初めてのヒット作だったりした場合は、漫画家さんが弱い立場にいる可能性があるから、まだわからんでもないけどね。

 

 実写化する作品は原作をそのまま映画化すべきで、変更を加えるべきじゃないって話もよく見るけど、本当にそうかなぁとか思う。

 漫画と映画は表現方法が異なるし、次元も違う。そのままやったって、面白くなるわけがない。それでもやるなら漫画に近づけるか、映画に近づけるかしないといけない。漫画に近づけるなら、コスプレみたいになって、現実にはあり得ない格好もするようになる。

 いちばんいいのは孤独のグルメみたいに原作の肝だけを取り出して、残りはオリジナルでつくることだよなぁ。作品が複雑になればなるほどに、何が肝かを見極めるのは難しくなるだろうけど。漫画そのままの実写化をするのであれば、漫画を読めばいいよねぇ。

 まぁ、コスプレみたいに漫画に近づけて実写化するのは、できるだけ反発を防ぐ一つのテクニックではあるのだろうけども。

 

 念の為に書いておくけど、漫画の実写化に際して映画会社を批判するなとはいってないからね。作品が一般公開されたのであれば何をいっても構わないと思うし、キャストや予告編などの発表された範囲内であればどんどん批判すればいい。

 ただ、なんでもかんでも映画会社が悪いといって作品を企画することすら禁止しようとしたり、劇場公開がまだなのに、作品に駄作のレッテルを貼るのはよくないと思うだけ。

 

 漫画の実写化がこれだけ話題になるのは、何故か実写化作品はダメという共通理解があるからだろうなぁ。どこからそれが出ているのかわからんけど。昔の印象に引きづられてるのか、進撃の巨人みたいな大ハズレのインパクトが大きいのか。

 実写化に関して、ハリウッドはあれだけ成功してるのに日本はダメだみたいな話もあるけど、資金や人員的なところを除いても、アメコミは日本の漫画と違うところがたくさんあるから、その辺が成功の理由なんじゃないかなぁ。詳しくないからあまり語れないけれども、漫画と同じに語るといろいろ落とし穴がありそう。

 

 何はともあれ嫌なら観るな、観てないなら語るなは徹底したいところだなぁ。作品に対する最低限の礼儀は嫌いな作品に現れると思うし、作品を語りたいのであれば、その辺は意識していきたいところです。

 

*1:例え、試写会などで鑑賞していたとしても、一般公開前にネタみたいな形でネガティブな評判を流布するのはどうかと思う。

12月になりそうなのと、人気のゲームの動画を観たので雑談_20171128

 スマホどうぶつの森が配信されましたね。スマホゲームも、どうぶつの森も続いたことがないのでやる気はないのですが、いつも通りに大筋では評判がいいながら、文句をいう人が多いってのを生温かい目で見てます。

 

 英国のゲームオブザイヤーが発表されたとかで、見事にゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドが栄冠に*1。前評判からすれば、受賞可能性は高かったとはいえよかったよかった。

 ただ、今年はゼルダとマリオとペルソナ5が同時エントリーになったのはもったいなかったなぁ。ペルソナ5も是非とも栄冠を獲得して欲しかった。

 

 横スクロールアクションのCupheadが人気のようで。古いアニメーションのような絵柄で、高難易度のアクションゲーム。いまのところXbox oneとPCのみで配信なので、遊べてません。

 面白そうではあるんだけど、横スクロールで革新的な絵柄で評価を浴びてるのを見ると、どうして任天堂にこれが出来ないんだろうと思ってしまう。

 まぁ、高難易度のゲームを出すのが難しいのはわかるけど、あれだけ横スクロールアクションを出してて、見た目からして似たり寄ったりになってるのをみると、どうしてもそう思ってしまうよなぁ。

 旧いものを大事にするのは大事だけど、反面、革新的なものを見たいという気持ちもあるわけで、できればCupheadみたいなゲームが他社から出たことを任天堂にはいい刺激にして欲しいなぁ。

 現状の横スクロールアクションがそこまで市場に求められていないのはWiiU時代に明らかになったわけで、それでも続けるのであれば新しく需要を掘り起こせるような革新的な作品がみたいもんです。

 

 先程、話題のPUBGの動画を初めて見ました。なるほど、これは人気が出るのもわかります。あの手のゲームをやったことない私も面白そうと思いましたもん。

 おそらくPUBGは探索と、その結果での戦闘の二段構えなんでしょう。始めに武器を探す探索の楽しさがある。どんな武器を見つけられるかは運だけど、何処にあるかや、どう安全に探すかにはテクニック。

 そんでもって戦闘は完全にテクニックだけど、その前提となる探索の結果が勝利を左右する。強い武器や使いやすい武器をとっていれば勝率が上がる。ある程度テクニックがあっても、ショボい武器だと勝てない。

 要するにテクニックと運のバランスが非常にいいゲームなんだと思う。一見、何処に降りて、どんな武器を手に入れるかですべてが決まるようにも思えるし、それが正しい部分もある。

 だからこそ、それをテクニックでねじ伏せるのが楽しいし、十分に可能。なおかつ、ゲームシステム上、テクニックがある程度高くないと最後まで勝てない。

 そんな感じなんじゃないかなぁ。実際にプレイしたわけではないし、そんなに動画を見たわけではないので、どこまであってるか間違ってるかはわからない。ただまぁ、人気出るのもわかる。

 こういうゲームって、運の要素が大事で、運の要素が高ければ、負けたときに運が悪かったからだと思えるから楽なんだよねぇ。

 PUBGの場合、敵の人数も多いし、マップも広いし、ランダム性も高い。運の要素が高ければ、初心者も参戦しやすいし、ドン勝を目指さなければ、割と楽に楽しめそうでもある。負けたときに楽しいと思えるかどうかって、かなり大事。

 ただまぁ、惜しむらくはこれがなんで日本から出なかった。市場が向いてないのはわかるけど、企画がバトルロワイヤルそのままで、作った人もそれを公言しているらしいわけで、いくらでも日本でつくれる可能性があったんじゃないかと思っちゃうなぁ。いや、惜しい。

 かなり長くなっちゃったけど、動画を見ただけの、しかもそんなにちゃんと見たわけではないソフトの感想を単独記事で書くわけにはいかないので、とりあえずここに書いてみた。

 

 先日、マリオオデッセイを最初からやり直してたら、知らぬ間に21時とかになっててビックリした。やっぱりさくさくスターが獲得出来すぎるという評価は変わらないけれど、やっぱりここまで熱中出来るということは楽しいんだなぁと思った。

 

 今後の予定は、次のニンテンドーダイレクトが出る前に今年の振り返りと来年の展望記事を書きたいのと、DLCに関して思うことまとめみたいな記事、あとは漫画の実写化について思うところをまとめた記事を書く予定。あくまで予定。

 今週末にはゼノブレイド2が出るので、週末はそれに費やします。さすがにゼノブレイド2は1日でクリアすることはないだろ。心配はしてないけど、期待を超える作品であることを期待して楽しみに待ちます。

笑あがきの最終決戦を見たので感想を書いてみる

番組の簡単な説明と、最終決戦前の感想はこちら→http://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2017/11/11/235935

 最終決戦の放送を見ました。ネタだけを見るとストレッチーズのが面白かったけど、勝ったのはやっぱりダンビラムーチョだった。

 ダンビラムーチョが勝ったのはネタやキャラクターのインパクトもさることながら、ネタ終わりのゲストとのやりとりでがっつり笑いをとっていたのが大きそう。
 自分がダンビラムーチョがなんでダメだったかというと、おじさんキャラのネタを番組のサイトとかで何度か見ているので、自分の中で新しさがなくなってるのよ。
 あのキャラの手数も限られてるし、キーワードではなく、ちゃんとキャラクターを育てないと飽きられる。ダンビラムーチョに関しては、ツッコミで笑った方が多かった気がする。

 ストレッチーズを勝ちとしたのは、安定してネタが面白かったから。壇蜜さんからのボウリングのパスがあったとはいえ、安定して笑えるネタが出来てたんじゃないかと思う。先行の不利を考えても、あそこまで笑いをとれれば大したもん。
 そういや、笑あがきの効果があってか、なくてかはわからないけれど、ストレッチーズはM-1で準々決勝までいってるんだよなぁ。素晴らしい。

 今回はゲストというか、賑やかしとして、Aマッソが登場。笑けずり勢では間違いなくいちばんの出世頭だもんなぁ。笑けずり覇者のザ・パーフェクトは去年のM-1の3回戦だかのネタで成長してないなぁと思ってたら、今年は3回戦で敗退してたし(去年一昨年は準々決勝敗退)。
 Aマッソは今年もM-1は決勝に行けずだったなぁ。2年連続準決勝進出だが、決勝までは手が届かずか。来年に期待だけど、今年はTHE Wもあるから、そこで爪痕を残す可能性は高いんじゃないかしら。

 笑あがきはレギュラー放送して欲しいねぇ。1年と言わないから、1クールでレギュラー放送して欲しい。先輩芸人を変えつつ毎月やって、最後に決勝大会をやったりとか。そうなると放送時期があとの芸人の方が有利になるので難しそうではあるけれど。
 師匠をやって欲しい芸人はいくらでも思いつく。中川家とか、NON STYLEとか、M-1覇者は当然。グレープカンパニーから粋のいい芸人が続々と出ていることを考えると、サンドウィッチマン回は割と面白くなるんじゃないかと思ったりとか。ナイツが師匠役をやるなら、弟子の逆指名システムなんかがあってもいいよなぁと思ったり。

 笑けずりからここまで大胆にシステムを変えたんなら、おそらくはレギュラー放送がある可能性は高いんじゃないかと思うので、期待して待ちます。

M-1の決勝進出者が決まったので、ちょっと書いてみる

 本日、M-1の決勝進出者が発表された*1ので、答え合わせがてら、ちょっと書いてみる。

かまいたち(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ゆにばーす(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

マヂカルラブリー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

さや香(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ミキ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

とろサーモン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

和牛(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ジャルジャル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

カミナリ(グレープカンパニー)

 いやぁ、予想は当たらんねぇ。ただまぁ、4組当ててるから、いちおう半分は当てたのか。和牛とカミナリは普通に予想すれば当たるだろうという気もするけど。ブレイクするかも枠からさや香が入ってるなぁ。

 相席スタート大自然が外れたのは残念。準々決勝のネタはおもしろかったし、大自然なんて、本当にオンリーワンでいいのになぁ。

 スーパーマラドーナが外れたのは意外といえば意外。去年の和牛みたく、敗者復活からの返り咲きがあるか。手の内は見えてるので、新しいものを見せれるかだろうけど。形が決まった漫才だと、どうしても天井があるよなぁ。

 しかし、カミナリ以外は全員吉本かよ。別に陰謀論めいたことをいうつもりはないし、自分の予想も偏ってたから言えた義理ではないかもしれんが、偏りすぎなんじゃないかなぁ。

 

 優勝はどこになるかなぁ。予想として堅いのは和牛だろう。正当進化で実力をみせれば、そのまま行きそうではある。

 ブレイク込み込みで、ジャイアントキリングがありそうなのはゆにばーすとさや香かなぁ。とろサーモンの変則的なネタもハマれば強そう。この辺は出番順と前後の空気で大きく変わりそう。

 三連単を予想するなら、和牛、ゆにばーす、敗者復活か。もし非吉本のいい感じのコンビが敗者復活で出てくれば、流れを一気に持っていきそうな気もする。出番順次第やけどなぁ。どーなりますやら。

 

 システム面でいくと、敗者復活の発表が最初になったのはいいことだけど、出番順を当日に順番に発表はいただけんなぁ。番組的に盛り上がると思ったのかもしれんが、最初と最後では用意するネタも変わるだろうし、緊張が続くと後半の組は負担になるし、普通にやるべきなんじゃないのとか思う。

 

 あと、お笑い関連でこのブログを読者登録をしてくださった方がいて、大変ありがたいのですが、お笑いに関してはM-1と笑あがき(笑けずり)以外の話は書かないと思います。ご了承ください。

 内容は気分次第ではありますが、基本的には任天堂を中心としたゲーム周りの話がメインになっております。悪しからず。 適当なブログ名ですいません。

M-1の決勝進出予想をしてみる

 M-1の決勝進出予想をしてみるといいつつ、GyaOで準決勝進出全組の準々決勝のネタを観たので、出そうなコンビと面白かったコンビを混ぜて出してみるとか、そんなやつです。順番は適当。

 

和牛(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ハライチ(ワタナベエンターテインメント)

カミナリ(グレープカンパニー)

相席スタート(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

 

大自然(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

笑撃戦隊(ワタナベエンターテインメント)

とろサーモン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ゆにばーす(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

見取り図(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

 

 半分が去年から引き続きで、半分が新規。割と癖があるコンビが多いので、たぶん半分くらいは外れる。

 相席スタートがかなり面白かったのが意外だった。2人にしかできないネタがあるのはやっぱり強い。男女コンビで女性が強いとか、ブサイクいじりとかのコンビはよくあるけど、真っ向からの恋愛ネタはないからなぁ。つかみを封印してたのもいい感じ。

 大自然は独特の雰囲気で去年から推しているのだけど、決勝に行くと嬉しいなぁ。決勝進出が決まれば、一気にブレイクしそうではある。

 

 あと、次点じゃないけど、決勝進出したらブレイクするかもと思ったコンビ。

東京ホテイソン(グレープカンパニー)

アイロンヘッド(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

さや香(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

からし蓮根(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

 

 そいや、スーパーマラドーナは保留してたら入れそびれた。準々決勝のネタが去年のM-1の1本目と同じ構造だったから、下手すりゃ外されるんじゃないかなぁ。

 スーパーマラドーナは武智さんが凶暴に見えるので、愛嬌を出して緩和していかないと去年以上は無いと思う。田中さんの狂ってる感じだけだと厳しいよなぁ。

 カミナリもかなりキツいつっこみなんだけど、石田さんが背が低くてヒョロヒョロで、竹内さんが割といかつそうな見た目だから、やってることほど拒否反応を受けにくいんだよなぁ。これは古き良き夫婦漫才の形式に似ている気がする。

 

 いろいろ書いたけど、GyaOM-1準々決勝ネタをいくつか観た中で、いちばん面白かったのは完熟フレッシュです。レイラちゃん、キレキレすぎるやろ。

 実際に決勝のメンバーが決まったら、また何か書きます。

笑あがきを観たので、感想を書いてみる

 NHKで深夜に放送されている笑あがきという番組をみました。過去に2度放送された笑けずり*1の実質的な続編で、明らかに年一の特番でしか放送出来なかった笑けずりをレギュラー化しやすいように仕立てなおした番組。

 

 笑あがきでは、2組の先輩芸人が2組ずつの若手芸人の師匠となって課題を出し、指導することで成長させて、最終的にはお互い1組の若手芸人を選出する。そして、最終的にはお互いに選んだ芸人を戦わせ、勝者を決める。

 今回の師匠はパンクブーブー品川祐。先週と今週分で、若手芸人の指導から選出までが終わり、来週に最終決戦があって、勝者を決めることになる。

 

 個々の芸人のネタ*2への感想は控えるけど、面白かったのが2組の先輩芸人の指導方法の違い。

 パンクブーブーが課題として出したのは「ボケ数が20個以上ある漫才をつくれ」と「ラスト30秒で盛り上がる漫才をつくれ」の2つ。対して品川さんが出したのは「つっこみのキラーフレーズを生かした漫才をつくれ」と「ボケを生かした漫才をつくれ」の2つ。

 これって、たぶんパンクブーブーさんの場合は、どういう漫才にも対応できる筋力をつくるように指導していて、品川さんは確実に相手を打ちのめすことができる武器をつくれといってるんだよね。

 別の言い方をするのであれば、パンクブーブーM-1で優勝する為の指導をしていて、品川さんはM-1でブレイクする為の指導をしている気がする。おそらくM-1で活躍するには、その両方が必要なんだろうけど、好対照に出ている。

 どちらの芸人も師匠が指導したように育っていき、当たり前なんだけど、逆側の師匠が指導したことが足りてなかったりするのも対照的で面白かった。品川さん側の芸人のネタ振りの時間が長過ぎだとか思っちゃったりね。

 

 ただまぁ、放送回数が最終決戦を含めて3回なのは不満。最終決戦を視聴者投票でやるらしいけれど、どれだけ視聴者が集まるんだと思うし、せめて4回にして欲しかった。

 あと、どうしても番組で各芸人を扱う時間が偏ったのは残念。品川さん側は明らかにぷらんくしょんが扱われる時間の方が長かった気がする。女の子トリオだし、華があるのはわかるんだけど、偏り過ぎではないかなぁ。パンクブーブー側はストレッチーズのが長かった気がする。

 

 最終回にどっちが勝つかはわからんねぇ。ネタ時間中コンスタントに面白いのはパンクブーブー側だろうけど、パンチ力があるのは品川さん側だから、そこの勝負になるんだろうなぁ。

 レギュラー化してほしいけど、どうだろうなぁ。おそらくオーソドックスなのは今回やったから、芸人ごとにどういう指導をするのかは観たいよね。オーディションとか無しで、先輩芸人が同じ事務所の期待の若手を鍛えるとかでも面白そう。

 

 最終回もたぶん感想を書きますが、この下に書き足す形になるのか、別に記事を書くのか不明です。書き足す場合は、この記事ごと来週の日付に変更します。悪しからず。

 

追記(11/18(土)):最終決戦の感想を書きました→http://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2017/11/18/235948

*1:数組の若手芸人が合宿所に集まり、先輩芸人の出す課題をこなして、勝ち上がっていく番組。一昨年(漫才)と去年(コント)の2回放送された。

*2:公式サイトで完全版が観れる http://www4.nhk.or.jp/waraagaki/