DETROIT: BECOME HUMANをクリアしたよ

 DETROIT: BECOME HUMANをクリアしました。まずは一周だけ。

 基本的にリセット無しの通しプレイ。選んだ選択肢で自分なら絶対に起こさない行動が起こったときのみリセットし、同じ流れをもう一度やり直すルールでプレイした。

 

 ガチガチの洋ゲーでちゃんとクリアまで行くのはたぶん初めてのはず。開発が欧米のゲームは割とやったことがあるけど、任天堂がパブリッシャーの作品が多いから、あんまり洋ゲーの感じはしない。

 ジャンルはアドベンチャーゲームではあるのだけど、日本の作品とは完全に別物。

 日本のアドベンチャーゲームといえばサウンドノベル形式になるけど、この作品はキャラクターを動かし、自身で調査をして物語を進めていく形式。

 脚本に自信があるからこそ、こういう内容になったんだろうけど、ビジュアルだけならアクションゲームでもおかしくはない。

 途中で挫折したLife is Strangeも同じ形式だったから、欧米の方ではこの形式のゲームが割とあるのかもしれない。

 

 アドベンチャーゲームでこういう方式が出来るのは資金力とか、開発力の差なのかとも思ったけど、それよりも文化の違いのような気がした。

 ギャルゲーを中心とした日本のアドベンチャーゲームは漫画の影響をたぶんに受けてるので、紙芝居のような形式で十分に面白いものが出来る。

 対して、DETROIT: BECOME HUMANはドラマや映画の実写からの発想の気がする。おそらく日本で同様の企画が立ち上がってもこういう作品にはなり得ないとは思った。

 

 2周目もやりたいんだけど、もう少ししてからかなぁ。ちょっと手をつけたけど、入り込めなくて挫折した。

 主要キャラの1人を変異化させずに物語を進めてしてしまったので、今度は変異化させて、ちゃんと楽しみたい。

 あの選択自体には後悔はないんだけど、1周目で全部の要素を存分に楽しみたかったなぁという後悔はある。1周目で堪能するのと、2周目で堪能するのは全然違うはずなので、出来れば1周目で楽しみたかった。

 それにしても1周目で素直に選んだときにすんなりと進めたルートに、2周目で意図的に入ろうとしたら全然たどり着けないのは面白いね。無理に進もうとすると、変なバイアスが掛かるからだろうなぁ。

 残りの1人をプレイしたらどう印象が変わるのかを楽しみにしてそのうち2周目をプレイしたいと思います。