E3のXboxとスクエニの配信を見たよ

 Xbox & Bethesda Games Showcaseが配信されました。

 当たり前ですが洋ゲーばっかり。たまたま起きていたので半分くらいリアルタイム視聴していましたが、洋ゲーには詳しくない私でも聞いたことがあるタイトルもちらほらありました。

 それにしてもXboxXBOX GAME PASSの推しだし具合はすごいですね。ほぼすべての作品でXBOX GAME PASS対応が発表されていました。

 日本で遊ぶ場合はいろいろ問題含みではありますが、洋ゲーを本気で遊びたいのであればXbox series Sを購入し、XBOX GAME PASSに加入するだけで年間のゲーム代金がかなり抑えられそう。

 ただまぁ、どれだけの数の作品が日本でも遊べるのか、どれだけの数の作品がきっちり翻訳されているのかなどなどを考えるとハードルが高いですし、玄人向けなのは否めないところではありますが。

 そして最後にXbox series Xモデルの冷蔵庫の発売を発表。前からネタにされてたやつではありますが、マジで発売する姿勢は嫌いじゃない。

 

 Square Enix Presents Summer Showcaseも配信。さすがに寝てしまったので、サイトで情報だけ見た。

 FF16やFF7R関連の情報を期待した人もいたみたいだけど、ああいう作品の情報はSONYの配信で発表されることが多いので、発表がなかったのは予想通り。

 『FINAL FANTASY PIXEL REMASTER』が発表。FF1からFF6までのピクセル時代の作品をリマスターして、モバイルとSTEAM向けに発売するみたい。

 前にFF5FF6をモバイル向けにクソリメイクしたのを見てから、スクエニというか旧スクウェアSFC以前のFFには何の興味もないんだと思っているので、まったくもって期待していない。

 そもそもFF5FF6に微粒子レベルでも愛情や興味があれば、あんなのが表に出てくるはずはない。あんなベタ移植の方がマシな作品が表に出てくること自体がおかしい*1

 今回も小銭を稼げればいいと考えているだけの可能性があるので、モバイルやSTEAM向けに出るから買おうかと思ってる人は注意した方がいい。まともなものが出来たならNintendo Switchで買うかも。PSでもいいです。

 それにしても明らかにガチなHD-2Dのリメイクを発表したドラクエIIIと、まとめてモバイル向けに出しますと発表するFFの差よ。過去のIPをどれだけ大事にしているかの差だよなぁ。

 とか言ってたら、同時に発表された『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』の体験版を即日配信したものの、データが破損して遊べない大惨事が。そういうとこだぞ。

 

 明後日はNintendo Directの配信がありますが、各社の配信を見ていると来年発売の作品発表がかなり多い為、現状の来年発売作品予想記事を明日投稿しようと思います。

 E3のNintendo Directの内容を見つつ、秋頃に完全版を投稿できればいいなぁ。どうなるかはわかりませんが、お付き合いいただければ幸い。

 

追記(6/16):心配は杞憂だった為、来年発売作品予想記事は削除しました。秋頃にまた投稿します。

 

 

 

*1:そもそもFFRKとかでまともで魅力的なドット絵のキャラクターを作ってるのに、なんでわざわざリメイクしたものがあの程度なんだよ。おかしいと思わないのか。どうせFF6まではFF7以降を入れる為のついでとかおまけとしか思ってないからあんな作品が出来るんだ。FF6が10周年のときにFF7の10周年に向けた企画を出すくらいにずっと昔からどーでもよかったんだろう。FF30周年のときの展覧会もSFC以前のとPS以降では扱いが格段に違ったしな。FF7FF10と最近出した作品だけが大事であとはどーでもいいと思ってんだろ。そんなんだからFFに対する信用がどんどん落ちているんだ。やるんだったらファンの期待を裏切らないように真面目にやりやがれ。オマケでやればいいくらいの扱いなら入れるな。作品に対して失礼だ。

E3と任天堂資料館の雑談_20210609

 Nintendo Direct E3 2021のスケジュールが発表されました*1。配信は5/15(火)の深夜。

 例年はE3直前にやるのが恒例だったのだけど、今年はオンラインイベントで事情が変わったからか、最終日に配信。

 年内発売予定のタイトルが中心らしいので、今年後半に発売される作品が発表されるっぽい。さてさて何が発表されますやら。

 一昨年までならE3の時点で年内発売予定の作品は出揃っていたのだけど、今年はコロナ禍もあって今年後半に発売予定の作品がほとんど発表されていない。

 去年に予想はしているけれど、何処まで当たるのか。果たしてサプライズはあるのか。楽しみ楽しみ。

 先んじて予想をしておくと、スマブラ新参戦キャラは当然として、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド2の新PVと来年発売の告知がありそうな気はする。

 ポケモンアルセウスはともかく、スプラトゥーン3とかはほとんど扱わないんじゃないかなぁ。40分のうち15分くらいは年末に発売される目玉作品(予想では3Dマリオ新作)の紹介に落ち着きそうな気はする。

 あと、一身上の都合で配信をリアルタイムで見るのが難しいことなどから、感想を上げるのはおそらく6/18(金)頃になるかと思います。もしかしたらもっと遅くなるかもしれません。ご了承ください。

 

 他にE3で配信を予定しているのはMicrosoft*2スクエニ*3

 前からではあるけど、Microsoftの配信は実質XboxとPS(とPC)のマルチで発売される作品発表の場になっている。

 もちろん洋ゲーがメインではあるけれど、今年はMicrosoft陣営にベセソダも加わって、どんな新作が発表されるのか楽しみ。

 スクエニの配信も基本的に洋ゲーがメインの模様。事前に発表されてて気になるのはプラチナゲームズのBABYLON’S FALLくらいかなぁ。

 あとはUbisoftカプコン*4バンダイナムコ*5などが何かを予定してるとかとか*6

 

 任天堂が「任天堂資料館」を発表*7

 これは行きたい。なんならUSJのスーパーニンテンドーワールドよりも行きたい。

 まだ具体的な中身が発表されてないので、どんな施設になるのかまったくわからないけれど、期待しかない。

 想定される方向性としては、任天堂の過去のゲームで遊べる方向と、任天堂の歴史やゲーム関連資料を閲覧できる学術的な方向があるけど、おそらく後者だろうなぁ。

 前に社長が訊くで、マリオとゼルダの考古学的な資料が紹介されたことがあったけれど、ああいう資料を集めて閲覧できるのであれば、文化的にも歴史的にも学術的にも価値があるものになると思う。

 ここんとこスーパーニンテンドーワールドができ、旧任天堂本社を利用したホテルが着工し、任天堂資料館が発表されると、任天堂周りが慌ただしいけど、行けるのはいつになるんだろうか。

 

 次の更新はたぶんE3になると思います。何かあったら更新します。

龍が如く7をクリアしたよ

 龍が如く7をクリアしました。龍が如く6から主人公を桐生一馬から春日一番に、システムをアクションからライブコマンドRPGに変更して、シリーズの再出発を行ったシリーズの最新作。

 評判がいいことは聞き及んでいたものの、大きい変更が多かったことから遊ぶ前は本当に面白いのか、龍が如くではなくなっているんじゃないかと疑心暗鬼で見ていましたが、最高でした。

 

 まずもってアクションゲームからライブコマンドRPGへのバトルシステムの変更が見事。正直、プレイ前にいちばん不安だったのはこの大胆なゲームシステムの変更でした。

 ゲームシステムの根幹を変更したので、もちろんこれまでと同じとは言えない。ただ、遊んでみれば何故変更したのか、変更することで何を描きたかったのかははっきりとわかる。

 桐生一馬で描かれてきた龍が如くでは足りない部分を補完し、春日一番のキャラクターを活かし、春日一番である必然性を与えるにはライブコマンドRPGにすることが必須だったのだ。

 これまでのアクションゲームのままであれば桐生一馬で十分だし、桐生一馬を超えることは難しい。10年以上の蓄積がある桐生一馬龍が如くを超えるのは生半可なやり方では難しい。そこで根本のゲームシステムを変更するのはまさしく妙手。

 強くて単独で戦える桐生一馬から、弱くて仲間がいないと戦えない春日一番へ変更することで、龍が如くの新たな魅力を生み出すと共に、桐生一馬時代の栄光を超える一歩を踏み出すことに成功した。

 

 大胆な変更なので、途中で脱落した人が一定数いることは推測できる*1。自分もこれまでのシリーズ作品との雰囲気の違いに、最序盤で一度挫折していたりもする。

 それでも作品の根っこにある魂の部分は共通しているし、序盤で違和感を持った人も話が進めば進むほどにやはりこれは"龍が如く"で間違いないと感じる作品だと思う。

 

 もちろん欠点もある。その最たるものはタイマンの不在だろう。

 1対1で対決するタイマンはまさしく男のロマン龍が如く5の桐生編ラストのような1対多数の戦いも悪くないが、多数で1人を相手にする多数対1の戦いはどう考えても男らしくない。

 ただ、ライブコマンドRPGは味方が複数人いることが基本なので、どうしても味方4人で敵1人をボコるなんて状況が多数生まれてきてしまう。雑魚敵を参戦させたり、敵を圧倒的に有利な状況にしたりして、不公平感を誤魔化してはいるけど、やっぱり男らしくない。

 出来れば改善をして欲しいところだけど、根本のシステムが複数人を前提としたものなので難しくもある。無理矢理タイマンに持ち込んだバトルもあったけど、序盤ならともかく、終盤はイレギュラー的にしか描けない。

 

 ぶっちゃけあとは好みの問題が大きいんじゃないかなぁと思ったりする。すでに書いたけれど、アクションゲームからライブコマンドRPGへの変更はあまりにも大きいから、そこで離れる人がある程度いるのは当たり前。

 私は龍が如く7は"龍が如く"の魂を引き継いでいるとは思うけれど、タイマンにこそ漢のロマンがある‼︎ 複数人で敵を殴る龍が如くは認めない‼︎ 魔法(のようなもの)を使う龍が如くは認めない‼︎ なんて人も当然ながらいるだろうし、そういう人が龍が如く7を批判しても仕方ない。

 ただ、これまでの龍が如くが好きだったのにRPGになったから、遊ばず嫌いで龍が如く7を遊ばない人がいるなら、それはあまりにももったいない。

 

 RPGになってしまったけれど、龍が如く特有の遊びやすさは健在だし、RPGのいいところは引き継ぎつつ、面倒くさい部分は改良するなどして、龍が如く風のRPGになっていますからちょっと遊んでみるのも悪くないんじゃないかなぁと思ったりします。

 女の子がいままででいちばん可愛かったり、サブストーリーがより面白くなってたり、意外なところで進化した部分も多々あるので、いままでの龍が如くをプレイした人も、したことがない人も楽しめる作品として龍が如く7をオススメします。

*1:公式が配信した動画で龍が如くシリーズ経験者満足度 95%と出てたが、実際に遊んだ感じだとそこまで高いのは意外。どうやって調査をしたのかはわからないけど、アンケートに参加したのは最後まで遊んだ人がほとんどで、序盤で脱落した人はあまりアンケートに参加してないとかじゃないかなぁ。"最後まで遊んだ人の中で"ならば満足度95%も納得。

ドラゴンクエスト35周年記念特番が配信されたよ

 ドラゴンクエスト35周年記念特番が配信されました。

 まとめた記事を見たのですが、いろいろおもしろい発表があったみたいなので、ざっくり感想を書いてみる。

 

ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン

 同名のMMORPGのオフライン版。MMORPGにはあまり詳しくないのだけど、MMORPGのオフライン版発売ってのはよくあることなのだろうか。

 堀井さんも仰られたようだけど、ドラクエ好きでもMMORPGであることを嫌がって遊んでない人たちへのフォローの面が大きいのだろう。

 等身が2頭身になってるのを見るとビジュアル面での変更は割とありそう。わざわざ変えてるということは、おそらく容量とかの理由があってそうなってるんだろうけど、オンライン版のデザインの方が好みだったなぁ。

 問題は発売している追加ディスクの何処までがオフライン化されるのかだけど、さすがに目覚めし五つの種族の部分だけかな。

 

HD-2D版 ドラゴンクエストIII

 ブレイブリーデフォルトやオクトパストラベラーを製作した浅野チームの新作。自分が応援していたチームがこうやって大作を任されるまでに評価されるのは本当にうれしい。

 映像を見ても原作の雰囲気を活かしつつ、新しさが表現できているし、 オクトパストラベラーの経験が十分に生かされてそう。

 新しい要素がどれだけ入るかにもよるけれど、いろいろ追加要素があるなら買ってしまうかもなぁ。今後の情報に期待。

 もしこれが成功したら、スクエニには新しいHD-2D版のリメイク作品を期待したい。出来ればFFVFFVIを。

 この2作品は現状手軽に買える作品がスマホ用に製作されたクソリメイクしかないから、出来ればちゃんとしたリメイクを製作してほしい。絶対に買うからお願いいたします‼︎

 

ドラゴンクエスト トレジャーズ

 ドラクエXIカミュとマヤが登場するお宝探しRPGらしいけど、どんな作品なんだろう。映像を見る限りでは全容がまったく見えない。

 だいたいこういうスピンオフはポケモンからのモンスターズ然り、マイクラからのビルダーズ然り、元ネタがあることが多い気がするけど、心当たりはないなぁ。知らないだけかな。

 ここまで何にもわからないと何とも言えない。続報に期待。

 

ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎

 前作からそんなに経ってないのにもう新作が発表されたのかと思ったけど、ドラクエXIの発売から4年も経ってるからそんな時期なのか。

 配信されたティザートレーラーはタイトルロゴだけで新しい情報は無し。配信であった内容によると大人向けのダークな内容になるとか。FF16も同じテイストを表明してるらしいけど、海外狙いなのかな、どーなんやろ。

 注目は発売ハードだけど、何になるのかなぁ。国内でいちばん人気のあるハードと考えるとNintendo Switchだけど、大人向けと言われるとPS5もあるのかなと思ってしまう。

 予想としては本命Nintendo SwitchとPS5のマルチ、対抗 Nintendo Switch、次点 PS5、大穴 任天堂の次世代機あたりかな*1

 いちばん普及しているハードで考えるとスマホも選択肢に入りそうだけど、コマンドバトルに言及していることや大人向けのダークファンタジーと言っていることを考えると無さそう。

 発売時期はドラクエXIが発表会から2年だったことを考えると2023年とかその辺になるのかな。楽しみに待ちましょう。

 

 いろいろ発表されたけど、ドラクエXIIの購入は確定。残りの3作品の購入は続報次第かなぁ。

 このところE3に合わせてなのか、関係ないのかわからないけど、いろんな新情報が出てきてうれしい。いろいろ情報が貯まったら雑談を更新します。

 次は龍が如く7の感想を明日投稿します。

*1:いちばん国内で普及しているハードがNintendo Switchで、海外でも売れている為、可能性がいちばん高い。PS5は発売時点ではかなり普及していると思われるけど、国内の普及度合いが不安要素。そこから考えると、本命マルチ、対抗Nintendo Switch、次点PS5になりました。発売が3年以上あとなら任天堂の次世代機もあり得るけど、何処まで普及するか未知数なことを考えると可能性は低いかと思ったりする。

■任天堂関連作品の発売日をまとめてみた

 前から予想の参考にデータがまとまったものが欲しかったのでまとめてみた*1。基本的には開発チーム、開発会社ごとにまとめてあるつもり。

 私なりに調べて作成したものであるけれど、間違っている箇所もあるかもしれないので、データとして使う場合は自己責任でお願いします。

 古いデータを持ってきても仕方ないので、Wii、DS以降のみを一覧に含んでいます。括弧は個々で意味が異なるので、なんとなくで把握していただけると幸い。

 随時更新予定。

 

マリオ(2D)

 

マリオ(3D)

 

ゼルダ(据置機)

 

ゼルダ(携帯機)

 

ゼルダ(グレッゾ)

 

ファイアーエムブレム

 

ポケットモンスター

 

ペーパーマリオ

 

スプラトゥーン

 

ゼノブレイド

 

星のカービィ

 

プラチナゲームズ

 

マリオパーティ

 

無双シリーズ

*1:タイトルの頭についてる■は後で検索する用なので深い意味はないです。

E3と販売継続と鬼滅に関する雑談_20210508

 FFVII REMAKEの感想を書き上げるのに1ヶ月くらい掛かりましたが、私は元気です(挨拶

 

 E3が今年はオンラインで開催されることが決定*1。去年が中止だったので2年ぶり。めでたい。

 現地を直接訪れることのできるゲーム業界関係者やお金持ち、有名人の皆様からすれば現地でいろんなゲームを堪能できなくて残念なんて感想もあるのかもしれないけど、どうせ現地を訪れることができない一般ピーポーからすればオンライン開催の方が嬉しい。

 例年と同じくMicrosoft任天堂の発表が楽しみ。SONYは今年も不参加になるのかな。E3はゲーム業界のお祭りなんで、いつも通りに盛り上がる発表が見られることに期待。*2

 

 PS3、PS VitaのDLソフトを販売中止との発表を撤回し、販売継続へ*3

 販売中止を聞いたときは本体の生産も終了しているし仕方ないかなと思ったけれど、販売継続はまさに英断。

 SONYとしてはPS3のDL販売を残しておいても購入されるソフトの数は高が知れているし、サーバ等の維持費も回収できないだろうから残しておくメリットは無い。

 SONYは「この判断は誤っていたとの結論に至りました」と言っているらしいけど、会社の判断としては特に間違ってるとは思えない。当然の判断だと思う。むしろ残す判断をしたのがえらい。

 この判断は永続的なものではなく、遠からず何処かのタイミングで販売中止どころか、DLすら出来なくなる機会が訪れるのかもしれないけど、いまはその判断に賞賛を与えたい。

 

 鬼滅の刃のゲームがPS4だけでなく、PS5とXbox series S/Xでも今年中に発売と発表*4

 かなり前のニュースだけど、これは年末のPS5争奪戦が激化しそうだなぁ。これまでの転売屋とゲーマーに加えてファミリー層まで参戦となると、いままで以上に入手が困難になる可能性が高い。

 Nintendo Switchで出す選択肢もあっただろうけどそれをしなかったのは、ナルトのゲームをずっとPSで作ってきたサイバーコネクトツーのこだわりとかなのかな。

 国内で爆発的に売れる作品*5がPS5で年内に発売されるなんて話を聞いた記憶はないから、少なくとも来年の年始の時点では鬼滅の刃がPS5でいちばん売れているソフトになる可能性が高そう。去年の勢いなら100万本を超えてそうだけど、今年だとどーなんだろ。

 PS5はいまでも入手しにくいのかもしれないけど、PS5争奪戦にファミリー層が参戦することから年末には更に手に入りにくくなる可能性が高いので、欲しい人は早め早めに動いた方がいいかもしれません。

 

 JUMP FORCEに結局鬼滅の刃のキャラは参戦しなかったみたい。 

 常識的に考えればこれだけ超ブームになった鬼滅の刃のキャラをDLCで参戦させないのは選択肢としてあり得ないんだけど、本編ソフトの発売前にDLCの参戦キャラが決まっていたから変更する訳にはいかなかったとかなのかなぁ。

 JUMP FORCEは鬼滅の刃も、呪術廻戦も、チェンソーマンも参戦していないので、一昨年発売したばかりなのに古参ホイホイのおっさん向けゲームにしか見えないのだから時代の流れの早さを感じる。

 ただ、5年くらい前まではワンピース、ナルト、ブリーチ、銀魂こち亀あたりが10年以上に渡って看板作品でい続けていたから、当時ジャンプゲームの開発体制としては問題なかったのも事実なんだろう。

 今後ジャンプゲームが発売されるにしても、絶賛連載中のキャラをフォローする為にDLCを積極的に出しますとか、そういう方向になっていきそう。

 

 そんなことを考えながら鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚のサイトをチェックしてみたのだけど、この作品はジャンプゲームのほとんどを手掛けているバンダイナムコゲームズではなく、アニプレックスが発売するゲームらしい。

 アニプレックスFate/GOとかでスマホゲーは手掛けている印象はあるけど、据置機向けのゲームを出している印象はあんまりない。軽く検索してみても、Fate関連のゲームを1本出したくらいで本格的に据置機で動いた実績はないっぽい。

 これはもしかしたらJUMP FORCEに鬼滅が参戦しなかったのは、ブーム前に参戦キャラが決まってたからとかではなく、鬼滅の権利を獲得しているアニプレックスが鬼滅の初ゲームを自社で出す為に参戦を拒否した説もありそう。

 開発を担当しているサイバーコネクトツーはナルトで実績があるとはいえ、ジョジョ黒歴史もある開発会社なので、アニプレックスが据置機でどんなゲームを出せるかお手並み拝見かなぁ。

 

追記(5/18):よくよく考えれば、アニプレックスSONY傘下の企業だから、爆売れしそうな鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚をNintendo Switchで発売する理由はないんだよなぁ。

 とはいえ、上記のFate関連のゲームはNintendo Switchで発売してるから関係ないのかもしれないけども。

 

 他だと、SONYの日本支社から有名な日本人開発者が続々退職しているニュースが気になるけど、詳しくないのでよくわからん。

 SONYの体制変更に伴うものらしいけど、これまで日本で作られてた作品の続編が出にくくなるのは確定なのかな。

 ハードメーカーから出るソフトは独自性の高いソフトが多く、日本からも他では見られない作品が出てきた歴史があるので、その歴史が打ち切られるとすれば残念。

 

 この記事を書き上げるのにも半月くらい掛かってしまった。次の更新は未定。期待せずにお待ち下さい。

*1:https://news.denfaminicogamer.jp/news/210407f

*2:追記(6/3(木):この後に配信日予想を書いてたけど、全然違っていたので消しました。悪しからず。

*3:https://news.denfaminicogamer.jp/news/210420b

*4:https://news.denfaminicogamer.jp/news/210208a

*5:爆発的に売れるとは、ミリオンを超える可能性があるみたいな意味合いで言ってます。

FFVII REMAKEをクリアしたよ

 FFVII REMAKEをクリアしました。

 良くも悪くも野村哲也FFVIIだよなぁ。映像表現を極限まで突き詰め、スピリチュアル部分を追加して、オシャレな感じでまとめる。

 だから原作の坂口博信FFVII*1とは別物。もちろん作品の主だった流れは一緒だけど、演出が違うから別物になってる。

 

 この作品の評価は分かれると思うけど、私は野村哲也FFVIIがあんまり好きではない。等身などの関係もあると思うけど、坂口博信FFVIIにあったコミカルな部分とか、かわいい部分*2が削られてて、とっつきやすさが減ってる気がした。

 どっちかと言えば野村哲也さん(や原作を開発した人たち)が作るよりも、当時原作を死ぬほど遊んで隅から隅まですべてを理解した若手が中心になって作った方が好きな作品になってそう。あくまで個人的な好みだけどね。

 

 それでも原作の物語をきっちりと踏襲しているし、バトルなんかもFFXVを基本にしながら上手いこと原作の要素を反映したものになってるから、原作をたくさん遊んだ人でこの作品に大きく不満を持つ人は少ないんじゃないかと思う。

 私なんかは映像にそんなに重点を置かない人だけど、とにかく映像美が見たい‼︎ 最高レベルの映像でFFVIIをやりたい‼︎ という人にはたまらない作品なのは間違いないだろう。

 

 反面、原作未プレイ者にはかなりハードルが高い。

 設定に関する説明不足が多々あるし、スピリチュアルな部分とか、原作を遊んでてもわからないところが数多い。とてもじゃないけど原作未プレイ者にはオススメできない。

 続編がある作品だからこうなる、続編でわかるって理屈もわかるけど、それでもスピリチュアルを前面に出して放り投げすぎ。もう少しまとめ上げるべきだったと思う。

 原作を何度も何度も遊んだ私ですら何じゃこりゃと思う部分が多くあったんだから、未プレイ者がどれだけ理解できるかといえば難しいんじゃないか。

 

 他にも不満はいろいろあるけれど、ボリューム不足だけはいかんともし難い。

 ミッドガルまでの部分だけを切り取ったから短くなってしまうのは理解するが、それでも追加された部分は薄いし、説明不足な部分を補完して楽しませるだけのものがあるかってーと無い。

 終わりが難しい、工数が増えるってのはわかるけど、どーにかしてコレルプリズンあたりまで入れるべきたったんじゃないかなぁ。

 この短さでも円盤2枚だから、この映像の品質を維持するにはこれしかなかったんだろうけどなぁ。

 

 続編が発売されたらどうするか。いちおう買いはするだろうけど、微妙なところかなぁ。

 原作を遊んでるからわかるけど、REMAKEが原作の物語を追っていく以上、1作目より2作目の方が面白いとはどうしても思えないんだよね。

 この作品もPS Plusのフリープレイで配布されたから遊んだだけ*3なので、2作目以降も同じように配布されるか、廉価版で売られるなら遊ぶかも。フルプライスでは買わないなぁ。

 さすがにこの出来、このボリュームで、次がいつ出るかもわからない状況だとフルプライスで真っ先に買うとは言えない。すいません。

 

 原作のFFVIIをプレイしていて、リメイク部分がミッドガルまででかなり短いことも了承済みで、なおかつ最高級の映像美を見れるならある程度のことには目を瞑る人にはかなりオススメ。あとは野村哲也さんの過去作品のファンの方とか。

 普段はもうちょっと褒めるのだけど、私はあまり映像美に興味がなくて、物語は原作よりも理解しづらく、なおかつボリュームが絶対的に少ないから、どうしても褒める部分が減ってしまう。

 原作発売からの25年間でいろいろあった*4のでそのままリメイクできないのはわからんでもないけど、それでもスピリチュアル方面に振りすぎだよ。

 大好きな人も多いみたいだし、ある程度評価もされているようだけど、自分としては野村哲也節についていけないってのが率直な感想。それが大好きな人は是非。

 

 

 

 

 

ここからネタバレ(と妄想)を含みます。

 

 

 ここからは推測含みのネタバレを含むので注意書きを記載した上で書いてみる。

 

 割と語られていることであるけれど、FFVII REMAKE(の続編)が最終的にFFVIIと同じ物語ではない作品になる可能性は高いと思っている。 

 わかりやすくいえば、エヴァの旧エヴァに対する新エヴァのようなことをやりたいんじゃないか。この作品がエヴァでいう序で、次が破なので大きく展開が変わるとか。

 

 続編が出るまでは確証はないけれど、そう考えるとFFVII REMAKEの物語を追っていて、割としっくりくる部分が多い。特にフィーラーの存在。

 もっといえばFFVIIの物語をこのまま描き直すのであれば完結までに10作品くらい必要になり、時間も20年くらい掛かる。会社としてそんなリスキーな選択を受け入れる訳がない。

 エヴァのような語り直しであれば、続編を10本近くもつくる必要はなくなるし、順調にいけば10年くらいで完結を迎えることが出来る。

 

 そうなってくるとスピリチュアルとして描かれていた諸々が伏線として機能するようになり、原作を遊んでいればより楽しめる作品になるかもしれない。

 そうなってくると色んな前提が崩れるので続編が楽しみになってくる。あの謎の設定、あの展開は何だったのか、どこかで回収されるのか。原作であるFFVIIを伏線として何を見せてくれるのか。

 さすがに庵野秀明監督が上手くまとめ上げすぎたシンエヴァのようなものを求めるのは酷だけど、上手いことやればゲーム史上に残る画期的なリメイク作品がみられるかも。

 

 再度書いておくけど、ここで書いているのは半分妄想の類なので確証はない。ただ、実際に遊んでみてそういう展開の可能性はあり得るなと思ったのと、それで上手く作品をまとめ上げることが出来るのであれば見てみたいと思ったので書いてみた。

 最大の問題は、いまのスクエニのあのチームにそれをきっちりまとめ上げる力があるかだけどなぁ。まぁ、普通にスピリチュアル街道まっしぐらの続編がつくられる可能性も高いとは思います。

 

 まぁ、自分の予想が当たってよーが、外れてようがどっちでもいいんで、スクエニはFFブランドここにあり。誰にも文句は言わせない、これがゲームだ。と納得させる出来の作品を早く見せてください。

 小さい頃にFFに親しんできた身からすると、未完成の粗が多い作品ばかりを見せられるのがつらいので、いつか再臨を期待したいもんです。

*1:軽く調べるとFFVIIのPが坂口さんで、Dが北瀬さんなので、もしかしたら実際には北瀬さんの影響の方が強いかもしれない。

*2:女の子のという意味ではないよ。

*3:PS Plusのフリープレイで遊んでおいてここまで書くとはどうなんだってのはあるけど、文句を言われたく無いならフリープレイで配布しないで欲しい。

*4:詳しくは書かないけど911とか311とか。