週間販売台数とPS PlusとFF16とこれからゲーム業界の雑談_20220526

 Xbox series Sの国内における週間販売台数が、PS5とXbox series Xの販売台数を抜くという珍事が発生*1

 PS5が入手困難なのは言うまでもないけど、低性能の廉価版が高性能の標準機より売れてしまうとはまさに珍事。Xbox series Sはこの前にAmazonで普通に買えたりなんかもしたが、こんなことがあるんだなぁ。

 実際に性能にこだわらない、将来的に標準機を買う、前世代機を持っていないなどが当てはまる人ならXbox series Sが視野に入るのはわからないでもない。

 PS5供給が改善されれば自ずと逆転するだろうし、現在だけの現象だろうけども、こんなことが起こり得るのは面白い。世界的にXbox series Sの需要がそんなにないということでもあるんだろうけどねぇ。

 早いとこPS5なりXbox series Xが普通に手に入る日が来ればいいけれど、いつになるのやら。Nintendo Switchも結局PS5が出るまではふらっと店頭にいけばいつでも買える状況じゃなかったので、PS5もそんな感じになるのかな。

 

 新しいPS Plusのゲームラインナップが発表*2

 最低限のラインナップは揃えた感じかなぁ。SONYのソフトはだいたい全部ラインナップに入って、サードパーティの作品ちらほら。Ubisoft+ Classicsが組み込まれたのもよかったか。

 それでもドラクエXIとか、龍が如く7とか、SCARLET NEXUSとか、海賊無双4とかが遊べるXbox GamePassに比べるとどうしても弱い。いや、正確にはXbox GamePassが強すぎるだけなんだけど。

 国内サードパーティのゲームだけでこんな感じなので、洋ゲーまで含めれば更に差は大きくなる。これからラインナップは拡充されるんだろうけど、どうにかXbox GamePassに少しでも近づけるように頑張ってほしい。

 

 FF 35周年を記念したUNIQLOコラボに合わせたUNIQLOの小冊子のインタビューで、吉田PからFF16の開発は大詰めとの情報が出たみたい*3

 開発は大詰めということは発売は近いのかな。最速だと年末発売だろうけどさすがに早すぎる気がする。なら来年末に発売となるが、それなら遅い気もする。FFはスクエニの看板作品なので年末以外の時期に出すとは考えづらいが、どーなんだろう。

 実際のところ、PS5がこれだけ普及してない中で今年の年末にFF16を出したとしても販売本数が限られることは確実。特に普及してない国内での販売本数はかなり低くなることが予想される。

 仮に今年の年末に販売するならば、現在のPS5でのソフト販売本数から考えると国内50万本程度の販売になってもおかしくない*4

 それならば1年間宣伝とデバッグと更なる改良をした上で来年の年末に発売した方がいろんな意味でいいような気がしてならない。ユーザーには早く出せと急かされそうだけど、現状を考えるとなぁ。

 尚、いろんな情報を総合すると6月の上旬にスクエニの配信番組がある模様。FF7 25周年企画からも続報が出るとか。おそらくそこで新PVも出るのかな。FF7リメイクの続編もあるだろうし、期待して待ちましょう。

 

 PS5の供給の大幅減がこれだけ長く続いているのは、国内のゲーム業界に予想以上に大きな影響を及ぼしそうな気がする。

  それは単純に市場が停滞するとかだけではなくて、リスクを減らす為にこれからますます国内サードパーティXbox及びPCへの進出は多くなるだろうし、ユーザーもPSからPCに移行する人が増えてそうな予感。

 これまでPSハード専売で販売してきたけど、PC向けにも同時発売なんて事例もこれからますます増えそう。普及台数が少ないとPS独占はリスクでしかないし、販売本数を少しでも増やしたいだろうしなぁ。

 ユーザーから見てもPCはハード価格が高いとはいえ、任天堂以外のほぼすべてのゲームを遊べてソフトの金額が安いみたいなので、SONYも油断しているとPCにユーザーをとられかねない。

 これからのサードパーティは国内重視&ファミリー層向けはNintendo Switch独占か全ハードマルチ、世界市場向けは全ハードマルチになって、PS独占は少なくなるだろう。

 現在のPS5はキラーソフトになりそうなのがマルチで出ている作品しかないから、独占の人気作品とかが出てくるとますますPS離れが進みそう。

 問題はFF16の発売時点でどれだけハードが普及しているか、準備出来ているかだろうなぁ。モンハンのが先かもしれないけど、ミリオン実績のある人気作品が発売された時点でPSの国内での今後の運命が決まると思う。

 SONYの社長が生産を大幅に拡大する方針だと発表したみたいだけど*5、問題は生産されたものが日本国内に流れてくるか。果たしてどうなりますやら。

*1:https://www.famitsu.com/news/202205/19261914.html

*2:https://blog.ja.playstation.com/2022/05/16/20220516-psplus/

*3:https://www.famitsu.com/news/202205/07260751.html

*4:ELDEN RINGの販売本数からの雑な推測。PS5版の販売本数はで一番多いELDEN RINGで現在12万本。ダウンロード版がどれだけ売れたかは正確にはわからないが、開発元が発売後に国内出荷本数100万本突破と公表していること、その時点でのファミ通発表のPS4の販売本数が25万本、PS5が10万本くらいであることから大体ダウンロード版はパッケージ版の2倍売れている可能性が高い。だとすればPS5版ELDEN RINGの現在の販売本数は35万本くらい。FF16も同程度売れるという前提で、年末までに本体普及台数がさらに増えるであろうと考えると50万本程度に落ち着いてもおかしくない。なお、この推測にいろいろ穴があることは自覚しております。ただまぁ、今年の年末に出すなら厳しい戦いになるのは間違いないと思う。

*5:https://jp.reuters.com/article/sony-ps5-idJPKCN2NC02E?feedType=RSS&feedName=special20

任天堂ソフトの販売本数をまとめたので、思ったことを書いてみる

 前の記事にて前からやりたかった任天堂が公式で出している販売本数のまとめをやってみました。*1

 こういうデータをまとめているサイトは他にもあるんですが、国内の数字だったり、出処が不明だったりで、世界累計の販売本数をまとめているのは意外とない。

 気が向いたら更新するので、気になる方はたまにチェックすると楽しいかも。更新頻度はおそらく高くても年一くらいになると思います。

 ここからは出てきた数字から気になったものをピックアップしてみます。

 

  リングフィットアドベンチャーが1400万本突破。発売予想でチェックしてたので知ってはいましたが、改めてすごい。

 Nintendo Switchjoy-conの特殊機能は賛否両論あるとは思いますが、リングフィットアドベンチャーを出せたというだけでも採算はとれたんじゃないでしょうか。

 

 数が多いので個別に上げはしないけれど、WiiUから移植されたゲームが化け物みたいに売れてる。

 マリオカート8デラックスが化け物なのは言うまでもないけど、新作ソフトと同じくらい売れているソフトが多い。

 この売れ行きを改めてみると、Nintendo Switchが成功した大きな理由にWiiUが失敗したことは絶対にあるよなぁと再認識せざるを得ない。

 

 ルイージマンション3が1100万本を突破しているのは、ゲームに詳しい人ほど意外に思うんじゃないか。

 前作のルイージマンション2の時点で400万本近く販売していたんですが、IPの力とNintendo Switchの普及具合によって一躍化け物ソフトにまで成長した模様。

 任天堂を代表するIPでルイージマンションを上げる人は少なそうですが、実は桁違いに売れている作品なんです。

 

 パーティ系の作品は堅実。マリオパーティ系はもちろん、世界のアソビ大全51も400万本売れている。

 任天堂作品の販売本数をを開発会社ごとにランキングにすると、1位が任天堂本体、2位がポケモンゲームフリークで、3位がエヌディーキューブになりそう。

 他のゲーム会社では人気のパーティーソフトがあまり無いのもあって、完全なブルーオーシャンになってんだろうなぁ。

 

 ペーパーマリオ オリガミキングが300万本と意外と売れている。マリオ関連の他のIP程ではないけど、ペーパーマリオで想像する本数からは段違い。

 前作はWiiU末期の最悪のタイミングで100万本以下だったけど、3DSの前前作は200万本くらい売れているのでポテンシャルはあるのかも。

 今回もコロナ禍でNintendo Directなどの配信で一切紹介されず*2という、比較的過酷な状態での発売だったので、もっと好条件が揃えばもっと売れた可能性はあるかも。

 

 ファイアーエムブレム 風花雪月が300万本近く。セカンドパーティー保有しているIPでいえば、ポケモンに次いで2番目なのかな。*3

 ペルソナ5も300万本くらいだったはずなので、国内開発会社のRPGで一般的に販売できる上限はこのくらいなのかも。

 逆にいえば300万本を超えるには、もっと強いブランド力や認知度みたいなものが必要なのかもしれない。

 ちなみにFEシリーズの過去の販売本数を確認すると覚醒が未記載なので100万本以下、ifが200万本近く、Echoesが未記載。順調に販売本数を増やしている模様。

 

 おそらく一番意外で、なおかつ一番実態と差異がありそうなのがゼノブレイド2の131万本。

 Nintendo Switch発売年の年末と、本体がまだ普及していない時期に発売されたので数字が低く出ている。

 なおかつ年間で100万本以上売れる作品ではないので、数値が更新されていない。

 Xenoblade Definitive Editionが150万本売れていることを考えても、累計で200万本以上を売り上げていてもおかしくない。

 尚、Wikiの記載によると2021CESAゲーム白書に記載された2020年年末時点の全世界の販売本数は217万本だそうです。

 

 もともとは予想などに使う為につくったリストでしたが、こうやって数字並べるといろんなことがわかって面白かったです。

 なお、翌年度以降の積み増しの有無だけではなく、日本国内限定発売の作品とか、日本と海外で発売年度が違うので販売本数が分散されたなどの理由で、(掲載されていない作品も含め)本来の販売本数よりも数字が低く出ている可能性があることはご了承ください。

 Nintendo Switchもハードの周期的にすでに後半に入っている訳ですが、これから1000万本を超える作品がどれだけ出てくるのかな。

 マリオカート8デラックスを超えるのは無理にしても、出来るだけ多く売れる作品が出てくるといいなぁと思います。

*1:https://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2022/05/14/102041

*2:Nintendo Directなどの発売予定作品を紹介する場では扱われてませんが、よゐこの〇〇生活では紹介されてました。

*3:厳密にいえばスマブラとか、微妙な作品はあるけど

■Nintendo Switchで発売されている任天堂作品の販売本数まとめ

 前から資料用にまとめたいと思ってたのでまとめてみる。

 任天堂の決算参考資料*1に掲載された販売本数のデータを抽出しました。

最後に掲載された時点の本数なので最終的な販売本数と異なると思います*2。全世界累計の販売本数で、単位は万本です。

 当たり前ですが、集計方法等が異なるので他の調査で発表された数字と単純比較は出来ません。数字も異なると思います。ライセンスを受けて海外販売のみを任天堂が担当している作品は外しています。

 手作業でまとめている為、見落とし等があれば申し訳ありません。気が向いたときに随時更新します。それではいってみよう。

 2022年5月14日最終更新。2022年3月期決算発表までの数字を反映。

作品名 販売本数
マリオカート8 デラックス 4533
あつまれどうぶつの森 3864
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 2817
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 2655
ポケットモンスター ソード・シールド 2427
スーパーマリオ オデッセイ 2350
スーパー マリオパーティ 1778
ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール 1465
ポケットモンスター Let‘s Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ 1453
リングフィット アドベンチャー 1409
New スーパーマリオブラザーズ U デラックス 1331
Splatoon 2 1330
Pokémon LEGENDS アルセウス 1264
ルイージマンション3 1143
スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド 943
スーパーマリオ 3Dコレクション 901
スーパーマリオメーカー 2 715
マリオパーティ スーパースターズ 688
ゼルダの伝説 夢をみる島 549
世界のアソビ大全51 422
ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD 391
ペーパーマリオ オリガミキング 312
メトロイド ドレッド 290
ファイアーエムブレム 風花雪月 287
星のカービィ ディスカバリー 265
マリオテニス エース 264
星のカービィ スターアライズ 256
マリオゴルフ スーパーラッシュ 235
1-2-Switch 229
ドンキーコング トロピカルフリーズ 225
ピクミン3 デラックス 204
ARMS 185
ミートピア 168
やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ 159
Xenoblade Definitive Edition 152
ゼノブレイド2 131
おすそわける メイド イン ワリオ 127
マリオカート ライブ ホームサーキット 127
ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX 126
進め!キノピオ隊長 118
ヨッシークラフトワールド 111
Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit 109
MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Order 108
ASTRAL CHAIN 108
ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング 106

*1:https://www.nintendo.co.jp/ir/library/earnings/index.html

*2:年間(前年4月から3月まで)の販売本数が全世界で100万本を超えた場合のみ掲載されるようです。発売年だろうと、2年目だろうと100万本を超えれば掲載されるし、超えなければ掲載されないようです。その為、下記の表に記載されている販売本数が少ない作品ほど発売翌年以降の積み増しが反映されないので、実際の本数とは差異があると思います。あと年度末近くに出た作品ほど少なくなりやすいことも予想できます。ご了承ください。

Xbox series SとELDEN RINGとピクミン3 デラックスの雑談_20220512

 Xbox series SがAmazonで定価で売ってるのを発見。しかもちゃんとAmazonが販売してるやつ*1

 これは買うしかないのでは‼︎と思ったけど、結局買わず。GamePassがお買い得なのは言うまでもないんだけど、今年は任天堂が大豊作の年で、積みゲーも割とある。

 他の年なら買ってた可能性が高いけど、今年は買っても遊ぶ時間がなさそうなので、泣く泣く断念。

 来年以降だとPS5が手に入れやすくなってる可能性はあるし、Xbox seris Sが今以上に手に入りにくくなるとは考えにくいから、買うとしても来年以降にします。

 新しいPS PlusのサブスクがMicrosoft GamePassと同等以上でXboxなんて要らんかったんや‼︎となる可能性もあるし、様子見で正解だったんじゃないかな*2

 翌日に再度確認したら無事に売り切れてました。たまたまタイミングが良かっただけなのかな。どーなんだろ。

 

 某ラジオ*3で聞いたのだけど、ELDEN RINGの最初のボスをクリアしたユーザーは7割(3割が脱落‼︎)、最後のボスを倒したのは1割(9割の人がクリア出来てない‼︎)らしい。

 難しいとは聞いていたけれど、そこまで激ムズだとは。ゲームとして成立してないと言われてもおかしくない。普通に考えれば、そんな作品が売れる訳がない。

 それでも世界中で1000万本以上も売れている*4んだから、それでもユーザーを虜にする何かがあるんだろうなぁ。

 こういう数字を見ると、最初のボスを倒せない3割に入るのをわかっていても触れたくなっちゃう。

 

 ピクミン3 デラックスをクリア。あれだけ好き好きと言ってたのに今更かい。すいません、今更になりました。

 言い訳をすると、発売日当日に買ったんだけど、ストーリーモードを遊ぶのが面倒くさくて、ひたすらにミッションモードだけやってました。ざっと累計140時間くらい。

 ストーリーモードはやってなかったんだけど、最近サイドストーリーがそれなりの分量あると聞いて、GWを利用してやってみた次第。

 サイドストーリーはどんなもんやと思ったけど、やってることはミッションモードとほぼ同じなのね。もっと早いとこやっとけばよかった。

 一通り遊んでみたけれど、ミッションモード程の深みはなさそうだけど、それなりには遊べそう。ミッションモードもさすがに飽きてきたから、これからサイドストーリーを繰り返し遊んでみるかも。

 久々にミッションモード以外をがっつりやったけど、やっぱりピクミンはおもしろい。WiiUピクミン3が最高との意見は変わらないけど、やっぱり新作が出て欲しいと改めて思った。

*1:Amazonで売ってるけど、実際に販売してるのは別の業者で不当に値段を釣り上げられてたり、送料が滅茶苦茶掛かったりとかが割とあるので要注意。

*2:ちなみに国内サードパーティの作品も割とXboxで遊べるようになってるらしいので、Xboxは前世代よりかは選択肢に入るんじゃないかと思います。GamePassに入って1年間遊び倒すだけで元がとれる可能性は十分にあると思う。もちろん(PSでは遊べるけど)Xboxでは遊べないゲームもまだまだあるので、ある程度のリスクを覚悟した上での話になりますけども。

*3:https://youtu.be/7MQvGJi3y8w

*4:https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220511-202062/

顔出しでやってるポケモン実況者が本当に苦手な話

 顔出しでやってるポケモン実況者さんが苦手。いくつかのチャンネルを観たんだけど、人を馬鹿にするような発言をしている動画ばかりで不快になる。

 「ガブリアス種族値を覚えてないなんて生きる価値無し」とか、「(ポケモンの開発者さん)の構築、割とちゃんとしてるじゃないですかw」*1とか、どうしてそういう発言が出来るのかわからない。

 

 ポケモンでも増田さんいじりは割と見るけど、そういうのはいいのよ。

 増田さんいじりはポケモンへの不満から行われることが多くて、なおかつポケモンと増田さんへの敬意が前提となっている。敬意があるし、不満もわかるから不快感はない。

 ただ、今まで見た顔出しでやってるポケモン実況者さんは、自分よりポケモンの知識や腕前が劣っている人を明らかに見下す発言をしている人ばかりなんだよなぁ。

 もちろんたまたま見た顔出しでやってるポケモン実況者さんがそうだっただけなのだと思うのだけど、毎回そうなので………

 どうしてポケモンバトルが上手い程度でそういう発言が出来るのか不思議。上述のポケモン開発者さんを馬鹿にする発言は、他にもあったのだけど普通に引いた。

 

 ポケモンのゆっくり実況はよく見るけど、ゆっくり実況でそういう発言はないんだよなぁ。

 ポケモンゆっくり実況は本当に丁寧。看板のネタポケモンをいじったり、自虐はあるけど、ちゃんと相手やポケモンへの敬意にあふれている。解説もちゃんとしてるし、面白い動画ばかり。

 自分に子どもがいたとしたら、ゆっくり実況は見せるかもしれないけど、ポケモンの顔出し実況者の配信は絶対に見せたくない。

 

 顔出しだと自分を大きく見せる為にそうなるのかとも思ったけど、スマブラのプロゲーマーの動画でそういうのを感じたことはない。

 スマブラの場合、桜井政博さんは大体神扱いで、最上級の敬意を持って扱われているし、調整への文句を言う人はいるかもしれないけど、馬鹿にするような発言をする人はいないんじゃないかな。

 口が悪いプロゲーマーもいるといえばいるけれど、それでも誰かを馬鹿にする発言はあまり聞いたことがない気がする。キャラクターを使えないとかは割とあるけど、人に対してはないかなぁ。

 

 鉄拳の女性プロゲーマーが炎上した件もあったけど、こういう風土の出来方は何が違うんだろう。

 ポケモンの顔出しとゆっくりの違いは、ゆっくりのキャラクターから来ている気がする。ポケモンがダメで、スマブラがOKな理由はわからん。

 スマブラ界隈にちゃんと人を見下すような発言をしないようにし、そういう雰囲気を作っている大人のプロゲーマーがいることは確かだと思う。

 スマブラも過去に海外でパワハラだかセクハラだかが問題になったことがあるらしいし、それが教訓となってよくなった可能性もありそう。

 またポケモンスマブラみたいなテクニックとかは必要がなくて、知識と育成で何とかなって、誰でも努力をすれば強くなると思えるところが勘違いさせる要因かもと思ったりする。

 

 自分もしてしまってることがあるかもしれないけど、誰かを見下したり、嘲笑したりするのは癖になるから本当に止めた方がいい。

 そういう態度が自分を大きく見せて、視聴者に受けるのかもしれないけど、ちゃんと自覚してやらないとおかしなことになるよ。

 その中でも開発者さんまで見下した発言をするのは明らかに一線を超えている。作品で実況して、お金を稼がせてもらっているならば最低限のリスペクトは必要。

 作品などのダメなところをダメということは必要だけど、してはいけない発言はある。無意識でしているのはまだ改善の余地があるけど、ウケる為に意識的にやるようになったらキツい。

 そうならないように我が身を顧みて、お互いに自制していきましょう。

*1:ポケモンの開発者さんの構築をチェックする企画。当たり前だけど、開発者さんが目の前にいる訳ではない。

E3中止とFE風花雪月無双とSTEAMの雑談_20220420

 E3が今年の開催中止を発表。もともと現地開催しないことは発表されてて、今回オンラインでの開催も無いことが発表された。

 一昨年は中止で、去年がオンライン開催で、今年は中止。米国の事情はわからないけれど、コロナ禍でイベントも戻ってきているのに中止とは珍しい。

 オンライン開催も中止になったのは去年開催してみて収益が奮わなかったからだろうなぁ。現地開催ならともかく、オンラインなのに各社がお金を払って参加する理由はない。

 そもそもSONYMicrosoftなどのハードメーカーや、大手ソフトメーカーなどは最近のE3に参加していない現実があるので、ますます存在意義が問われる局面になってそうではある。

 中止になっても任天堂とか、大手ソフトメーカーは影響がそんなに無いだろうけど、中堅のソフトメーカーは宣伝に影響が出そうな気はする。そうじゃなくても宣伝のタイミングが難しくなりそう。

 E3がなくなっても6月頃にいろいろ作品なり何なりの発表があると思うので楽しみに待ちましょう。Nintendo Directがちょっと長くなったり、SONYのState of Playがちょっと長くなったりするかもなぁ。楽しみ。

 

 ファイアーエムブレム無双 風花雪月の新しいPVが公開。

 風花雪月本編のtrue endだと思ってたのに、そうじゃないの…… というか、先生が敵役なの………

 怒涛の展開についていけん。原作を無双で描き直すのではなく、新しいものを出そうという気概はわかるけど、何処まで出来るかだなぁ。予想と展開が違いすぎて何も言えない。

 ヒルダの兄貴とか本編に出てないキャラも出るみたいだけど、そういうキャラをプレイアブルで増やすならば原作で触れたキャラを1人でも多くプレイアブルにして欲しい。

 あと、2010年代のベストゲーム記事にファイアーエムブレム 風花雪月を追加しました*1

 

 日本のSTEAMユーザーが大幅に増加との記事が出てた*2

 増えたのは時代の変化とか、いろいろ理由はあるんだろうけど、やっぱりPS5が入手しにくいことが大きいのかな。

 DL版を含まないとはいえ、PS5のソフトの販売本数がかなり少なかったりと日本国内で稼働しているPS5の台数が少ないのはなんとなく想像がつく。

 このまま任天堂の一強状態が進むと、何処かで任天堂がコケたときに国内のソフトメーカーがまとめてダメになりかねないからSONYには頑張って欲しいのだけど、ハードの供給が少ないのはいかんともしがたいよなぁ。

 転売は前から言われてるけど、国外転売なんてもともと予想が出来てんだからその分だけ余計に供給しようよと思うのだけども。

 

 ゼノブレイド3の発売日が7月29日と発表。

 9月じゃなかったの⁉︎ 2ヶ月前倒しって何事⁉︎ ただでさえ開発期間が短くて驚愕なのに更に短くなるの⁉︎

 発売延期はよく聞くけども前倒しとは恐れいった。間違いなくゼルダの発売延期の影響だろうなぁ。

 ゼルダが発売延期になって発売スケジュールを組み直して、前倒し出来そうなやつを前にしたとかそんな感じかな。単純にスプラトゥーン3やベヨネッタ3の開発が難航して逆になった可能性もありそう。

 豪華版の特典は別に秋に発送とかおかしなことをやってるから、何かトラブルがあったのは間違いないんだろう。ゼルダだけではここまでならなそうな気もする。

 こういうスケジュールの大幅な変更があると品質が不安になるけど、任天堂だから大丈夫かな。どちらにしても面白い作品をたくさん出してくれることに期待。

ゼルダ延期とPS Plusとゲーム会社の役割の雑談_20220330

 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 続編が発売延期。

 こう言ってはなんですが、まぁ、そんな感じはしてましたね。E3でゼルダ特集かなとも思ってましたが、今年はポケモンアルセウスに、スプラ3に、FE無双 風花雪月に、ゼノブレイド3に、ポケモン新作とさすがに今年が豪華すぎるのよ。

 延期されるゼルダは傑作との評判もあるので、続編が大傑作であることを期待します。新しく出てきた映像もいろいろ新要素が出てきていい感じ。地上と空中だけじゃないってことは地下もあるのかな。

 延期は別にそこまで驚かなかったけど、青沼さんの見た目の変化には驚いた。さっぱりされたなぁ。

 

 PS PlusがPS Nowと統合し、サブスクも実装*1

 Xbox Game Passの対抗サービスが来ました。ラインナップが出ていないので、果たして何処まで頑張っているのかはわからん。ただ、話を聞く限りはMicrosoftは相当豪華なラインナップにしている*2ので、相当頑張らないと対抗までもいかないかもしれない。

 SONYが出しているソフトをほぼすべてサブスク対応するのは当然にしても、そこからスクエニとかのサードパーティを何処まで巻き込めるか次第かなぁ。

 ファミ通の記事*3によるとPS Plusの上位版に加入すれば新作ソフトも定額内で発売直後に遊べるということはないらしい。

 サービス内容を3種類に分けたのは好印象。過去のゲームを積極的に遊びたいかと言えば否だし、含まれてるとありがたいのは事実だけど、それで値段が下がるのであれば望ましい。

 値段はMicrosoftに対抗できているので、あとはラインナップ次第な気がする。数百本と言われているけど、誰も知らない遊ばないソフト(失礼千万)やDLCで水増しされてても仕方ないんで、この作品があるなら加入しようと思えるソフトがどれだけあるか。

 MicrosoftXbox Game Passを本気で展開してきて、ハードではない意味の次の展開が求められているなかで、SONYがここで何処まで本気を出せるかは今後の命運を左右する気がする。*4

 

 ゲームに関係する会社の役割をまとめたいなと思ってたのが、上手くまとめることが出来たのでメモ。

 ゲーム会社には大きく分けて、開発、発売、販売の3つの役割がある。開発はその名の通り、ゲームを開発する会社、発売はお金を出してゲームの商売に関する責任を持つ会社、販売はゲームを販売店等に卸す会社になる。

 任天堂のマリオなどはすべてを任天堂が全部やってるけど、星のカービィなどは開発をハル研究所がやって発売と販売は任天堂がやってる。

 発売と販売は兼ねていることが多い。海外で発売する際に販売は他社に任せることもよくある。Nintendo Switchスクエニのゲームを何処かの国では任天堂が販売しているなんてこともある。

 特殊な例だとポケモンは開発がゲームフリークで、発売は株式会社ポケモンで、販売が任天堂になる。ポケモン任天堂の作品と思われがちだけど、厳密にいえば株式会社ポケモンのもので任天堂のものではない*5

*1:https://blog.ja.playstation.com/2022/03/29/20220329-psplus/

*2:加入していないのと、軽く検索した限りではラインナップ一覧が出てこなかった。

 ただ、Microsoftのゲームは発売日当日から遊べるらしいし、そこにベセスダとActivision Blizzardも加わるんだから一朝一夕では勝てない。

*3:https://www.famitsu.com/news/202203/29256433.html

*4:そう言うと、では任天堂は…と言われそうだけど、任天堂の場合は自前のソフトが多いのと、Nintendo SwitchでAAA作品が出ないのもあって、良くも悪くもMicrosoftSONYとはライバル関係になってないので、サブスク競争に乗る必要はない。逆にいえば、すでに自前ソフトがかなりの数あるのでサブスクで戦わなきゃいけなくなっても直ぐに対抗できる。

*5:株式会社ポケモン任天堂ゲームフリーククリーチャーズが株主なので間接的には任天堂のIPとも言えます。