Nintendo Directを観たよ

 Nintendo Directが配信されました。今回もサプライズ続きで面白かったですねぇ。

 いつも通り興味がある作品だけを見繕って感想を書いていきます。

 

 冒頭はファイアーエムブレム無双 風花雪月。ファイアーエムブレムの新作が来るかなぁと見せかけて無双だった。

 ゼルダ無双が2020年末だから2年近くで新作かー。これだけ連続して無双作品が出てくることを考えると、コーエーテクモさんには任天堂の無双を作るチームが出来上がっていると考えてもいいくらいなのかな。

 買うかどうかは微妙。ゼルダ無双 厄災の黙示録がものすごい出来がよかったことは事実ではあるけれど(それこそ年間ベストに入ってもおかしくないくらいに)、それでも無双に軽く手を出すのは躊躇われるので評判待ち。

 

 マリオストライカーズ バトルリーグを発表。

 開発会社が発表されている訳ではないので確証はないけど、ネクストレベルゲームズの新作かな。パンチアウト新作が来るかと思ったら、マリオストライカーズだった。

 去年にマリオゴルフの新作が出たから、スポーツ系の新作は少し先だろうと思ったら、今年に出るのか。映像を見てるとアメフトっぽい要素もありそうだけど。どーなりますやら。

 

 スプラトゥーン3にてサーモンランの新作が発表。

 協力プレイモードは新しいゲームになるかと思ったら、サーモンランが続投。映像を見る限りは順当進化みたい。

 スプラトゥーン3は今回の配信の目玉だろうと思ってたら意外と映像が少なかった。夏前にスプラトゥーン3 Directをやって、そこで詳細を発表の流れなのかな。

 発売が夏なのは予想よりはちょっと遅かった。日本の夏休みにあわせるなら6月か7月がありそうだけど、どーなんだろ。

 

 クロノクロス ラジカルドリーマーズエディションの移植を発表。

 なんでそのタイトル!? クロノトリガーでもなく、ゼノギアスでもなく、なんでクロノクロスなんてニッチなところを攻めてくるの!?

 いや、アナザーエデンというソシャゲがほぼクロノトリガークロノクロスの続編だったり(スクエニとは別の会社の作品です)、その作品とクロノクロスがコラボしてるなんて話は聞きますけども。

 言っちゃあなんだけど、どれだけ需要があるんだろう。クロノトリガーが名実共に人気だけど、クロノクロスは微妙との認識。スクエニが移植するなら他に売れそうな作品がありそう。

 過去にサテラビューで配信されたラジカルドリーマーズも遊べるとのことで、それが本当にいちばんのサプライズ。ぶっちゃけ買うならかなりの部分はラジカルドリーマーズ目当てになりそう。どれだけの分量の作品かは知らんが、発表形態の都合上、今から遊ぶのがほぼ無理な作品だからなぁ。

 買うことはないと思うけど、クロノクロスのファンにとってはラジカルドリーマーズが再販されるのはマジでうれしいサプライズだと思う。

 

 星のカービィ ディスカバリーの続報。

 最初のPVからマリオ64やオデッセイみたいな箱庭ゲームか、マリオ3Dワールドみたいなコースクリア型かどっちだろうと思ってたけど、今回の映像を見る限りは後者っぽい。

 カービィももはや変身すらせず、咥えるだけなんですね、無理矢理すぎる。通常の変身もあるとのことで、そこから差別化する為の措置なのかな。

 しかし、カービィは黎明期からほぼ遊んでない身からすると、ワドルディがヒロイン役の違和感が半端ない。マリオだとクリボーやノコノコをマリオが助けるようなもんだからなぁ。

 カービィは比較的みんな仲良しの世界観に近いから成立するのかな。スマブラX亜空の使者でもデデデは敵キャラではなく、味方だったしなぁ。外野からすると不思議な世界観だ。

 

 春ゆきてレトロチカを発表。

 実写のサウンドノベルとは珍しい。過去に428とかはやったことがあるけど、これをスクエニが出すとはなぁ。

 昔にエニックスが実写のサウンドノベルを何本か出してた記憶があるけど、その流れなのかしら。

 

 ディズニー スピードストームが発表。

 マリオカートが王者として居て、チョコボGPが発売を予定しているところに意外な伏兵がやってきた。マリオカートは大丈夫だろうけど、チョコボGPは地味に影響を受けそうだなぁ。

 両者と違って、基本プレイ無料のゲームだとのことだけど、どこまで遊べるんだろう。上手いことをやれば人気が出そうではある。何処まで健闘できるかに注目か。

 

 ライブアライブのHD-2Dリメイクが発表。

 だからなんでその作品!? いや好きだけど、本当に好きだし、買うけどさぁ。

 ライブアライブバーチャルコンソールで出たときにかなり話題になって、リメイクがあるならどんな形だろう、いや2D前提のゲームだから無理かとか考えてたらHD-2Dリメイクで来た。

 映像を見る限りは割と無理のないリメイクをしているのかな。わざわざHD-2Dでリメイクし、開発者である時田さんが大事にしてるIPだから大丈夫でしょう。開発陣に原作に思い入れのある人がいるって本当に大事。

 スクエニはHD-2Dを発見して、積極的に古参ホイホイでスーファミ世代から金を巻き上げる気満々みたいだけど、クソリメイクをするような舐めた真似をしない限りは乗っかっていく所存。

 

 Nintendo Switch Sportsが発表。

 Wii Sportsの流れは切れていなかったのか。よくよく考えれば来年の発売作品予想に入れていいIPだけど、入れるのを忘れてた。というか、出るならもっと先に出るだろうし、いまさら出ることはないと思ってた。

 内容は順当にWii Sportsの流れを汲んでいる感じ。Joy-Conで何処までできるのかだけど、それはオンラインプレイテストで確認してくださいとのスタンスなんだろう。

 なんで先行体験会ではなく、オンラインプレイテストなんて形にしたのかは謎。実際にオンラインのテストをするのは事実なんだろうけど、それはどの作品でも変わらんことだろうし、仮に問題が出たところで2ヶ月半近くで直せるものなんだろうか。

 キャラクターはMiiではなく、新しいMii風味のキャラになるんだな。任天堂Nintendo SwitchMiiを捨てたかと思ったら、使ったり使わなかったり、かと思えば他社さんの作品で使ってもらったりとか、その辺のスタンスがよくわからん。

 配信で高橋さんと小泉さんが実際にゲームをプレイする感じは往年の岩田社長時代のNintendo Directっぽさがあってよかった。

 

 トライアングルストラテジーの3章まで遊べる体験版が配信開始。

 未だに買うかを迷っている作品だけど、時間が空いたら体験版をダウンロードして遊んでみようかな。それで遊べそうであれば買おう。

 別に質の心配はしてないけど、ああいう選択をさせるシステムは苦手なんよ。楽しいのは楽しいけど、一本道のが気は楽。

 

 マーベラスがLOOP8を発表。

 キャラデザを見る限り、オタク向けなのかなと思いつつ、システムは割と複雑なものを使ってそうでゲーマー向けにも見える*1。狙いっているのはペルソナのファン層だろうけど、どれだけ成功しているんだろうか。

 こういう作品はものすごく評価される可能性もあるけど、反面フタを開けてみるとクソゲーだったなんて可能性も高いので、評判を待ってから買う方がいい気がする。

 

 鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚がNintendo Switchでも発売。

 SONY傘下のアニプレックス作品だからPS独占かと思ったら、Nintendo Switchでも出るのか。

 PSの方では100万本を超えるかもなんて馬鹿な予想をしてしまったけど、Nintendo Switchでどれだけ売れるんだろうか。

 PSで発売してるのでその分だけ買う人は減ると思いつつ、ハードの普及台数は圧倒的なのでその分だけ売れそうな気もする。100万本は無理にしても売れるといいねぇ。

 

 マリオカート8デラックスのコース追加パスが発表。

 発売から5年が経った作品、原作でいえば8年前の作品に新たなDLCが配信される日が来るとは思わなんだ。

 そりゃ無理ではないだろうけど、開発環境とか開発チームとかは新しく準備したんだろうか。チームはスマホ版で維持したにしても、こんなことを出来るもんなんだなぁ。

 コース追加パスはスマブラのキャラ参戦みたいにNintendo Directの話題喚起の目論見もありそうだけど、さすがにそこまでの訴求力は無いんじゃないかな。

 

 マリオカート8デラックスの追加パスの配信は2023年末迄とのことなので、次世代機は2024年以降であることがほぼ決定。現実的に考えると2025年以降。マリオカート9は2026年以降の可能性が高いか。

 しかしこうやって追加パスを出してしまうと下手にマリオカート9を次世代機のロンチで出しづらくなりそう。さすがにマリオカート8デラックスデラックスを出す訳にもいかないだろうし、追加コンテンツを買わせといてすぐに新作もないだろうしなぁ。

 スプラトゥーン3もそうだけど、オンラインゲームやパーティゲームをこのタイミングで出したことで次世代機の発売は予想より先が確定した気はする。

 

 Nintendo Switch Onlineの追加パックにもマリオカート8デラックスの追加パスが追加。

 何を言ってんのかわかんなくなってきたけど、これから任天堂DLCは基本的にNintendo Switch Onlineの追加パックに追加される方針だってのは間違いなさそう。

 Nintendo Switch Onlineの追加パックは割高だとは思ってたけど、64とメガドラをそれなりに遊ぶ人とか、任天堂のゲームはほとんど買う人なら買って損はないくらいになりそうなのかな。

 自分は64やメガドラに思い入れも全然無いし、そこまで任天堂のゲームを片っ端から買う人でもないので追加パックはパスとさせていただきます。

 

 最後はゼノブレイド3。

 今年にファイアーエムブレム新作か、ゼノブレイド新作が出ると予想してたけど、ゼノブレイド3だったか。これだけ短期間で新作を出すのはすごい。

 キャラデザは2から1とかクロスに戻った感じな気がする。世界観は和風を含んでいるのかな。

 発売が9月とのことだけど、ゼルダが10月11月ならすごく発売日が近い。まだゼルダの発売日は出てないけど、似たような作品が並ぶとか任天堂もえらいことをするなぁ。

 

 以上ということで、ゼルダに関する発表は無し。新規映像も、割とネタ半分で予想されてた発売延期報告も無し。

 ここで何も出さないということは、E3の配信は半分ゼルダ特集もあり得る。今回のスプラ3みたいに軽く触れて、本番は別の配信でなんて流れもあるかもだけど。

 発売は年末の可能性が高いが、ゼノブレイド3が9月発売になったことで余談を許さなくなった気もする。

 もしかしたら発売ずれ込んで来年の春なんてこともあるかも。さすがに来年の年末以降とか、時期未定に戻るなんてことは無いとは思う。

 

 予想通りな部分も多くて、前回ほどのサプライズはなかったけど、十分に面白い配信でありました。

 それにしても任天堂よりもスクエニに驚かれっぱなし。スクエニは割と移植やリメイクが多い印象があるけど、そこをするのかよっていう。それならFF5FF6のリマスターももう少し本腰を入れてやって欲しい(切実

 今回の発表された中で購入しそうなのはライブアライブとトライアングルストラテジーくらいか。ラインナップをみると星のカービィ ディスカバリーの購入可能性が上がった気はしなくもない。

 次はE3かな。ゼルダが中心だとは思うけど、どんな新作や情報が出るかを楽しみに待ちましょう。

*1:オタクとゲーマーは別なのかと書きながら自分でつっこんでしまったけど、オタク向けはキャラデザ重視で、ゲーマー向けはシステム重視の意味。オタク向けはキャラデザの中でも比較的アニメっぽいという意味でもある。おそらくこの作品はキャラデザでオタク向けっぽく釣って、システムでのめり込ませたいのだと思う。作品が上手く出来ていればと仮定しての話ではあるけれど。