E32018で発表されそうな任天堂関連タイトルを予想してみる

 去年もやりましたが、今年もやります。当たるか当たらないかはともかく、こういうのは予想するのが楽しいので、気楽に書いてみます。

 とはいえ、絶対に出ないものを書いても仕方ないので、ある程度出る可能性がある(と自分が思っている)もののみです。たぶん。

 

まず間違いなく発表されるタイトル

 ・大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo Switch

 ・メトロイドプライム4

 ・ヨッシー for Nintendo Switch

 ・ベヨネッタ

 この4作品は間違いなく発表されるでしょう。特にスマブラは今回の目玉で、スプラトゥーンインクリングに続いて、新規参戦が2、3キャラ発表される可能性が高い。WiiU版はメインの配信で2キャラを発表したのちに、メディア向けの発表会で1人を出す形だったので、今回もそうなるかも。

 インクリング参戦のムービーを見る限りでは、続投キャラは割と大目に発表されそうな気がする。今回はシリーズ作品と比べても発表から発売までの期間が極端に短いので、おそらく発表も盛りだくさんになりそう。もしかしたら任天堂のE3配信本編とは別に単独で1時間の配信もあり得なくはないかも。

 メトロイドプライム4とヨッシー for Nintendo Switchは去年に予告したので、今年には何らかの詳細が出てくるはず。メトロイドプライムは特に海外で人気のシリーズなので、E3に合わせてくる可能性はかなり高い。

 ヨッシーも去年の時点で映像が出ているし、スタンダードな横スクロールアクションのままで変わりないなら、まず間違いなく出てくるでしょう。

 ベヨネッタ3もすでに作品開発の発表はされてるので、出てくる可能性は高い。来年に発売だったとしても何か映像が出てくるんじゃないかなぁ。前作が出てから、それなりの時間が経っているし、下手に来年まで引っ張ることはないと思う。

 

発表されそうなタイトル

 ・ファイヤーエムブレム新作

 ・エヌディキューブ開発のパーティソフト(Nintendo Switch Partyか、マリオパーティ新作)

 ファイヤーエムブレム新作は去年の発表会で予告されているので、そろそろ正式発表されてもおかしくない。

 ただ、ファイヤーエムブレムシリーズの場合、おそらく翻訳などの手間の都合上、欧米は国内発売から1年近く後の発売になることが多く、そこを考えると海外向けのE3の発表会で扱われる可能性は多少下がる。

 しかし、同じく海外では発売が遅れがちなモノリスソフトゼノブレイド2が同時発売だったこととか、Nintendo Switchは割と余裕を持ってソフトリリースをしてること、ファイヤーエムブレムシリーズは海外でも人気が出ていることを考えると、それを乗り越えての発表もあるかも。

 エヌディキューブ開発のパーティソフトは去年も予想して出なかった*1んだけど、Nintendo Switchにこういうパーティソフトをまだ出していないことと、パーティソフトは毎年1作品出してることを考えると出る可能性は高いかなぁ。

 パーティソフト新作は去年も同じ予想をしたんだけど、さすがに今年も3DSということはないし、さすがにNintendo Switch で出してくるでしょう。問題はE3で扱うかか。

 

発表されるかはわからないけど、可能性はあると思うタイトル

・横スクロールマリオ新作

トゥーンリンク新作

ピクミン4

 出るかはわからないけど、時期的には出る可能性もあるんじゃないかという作品。

 横スクロールマリオは前に出たのはWiiUロンチのスーパーマリオブラザーズUで、前作から6年もの月日が経っている*2。2015年のスーパーマリオメーカーを含めて考えても3年*3。そこから考えるとそろそろ新作が出てもおかしくない時期にある。

 ただ、一昨年にスーパーマリオランが出ているので、横スクロールマリオチームがそのままスーパーマリオランを担当している場合、新作があったとしても来年以降になると思う。

 トゥーンリンク新作も同じ理屈。前にトゥーンリンクの新作が出たのが2015年のトライフォース三銃士なので、そろそろ出てもおかしくない。ゼルダシリーズも、本編の次回作とかだと5年後、10年後になる可能性が高いし、その間を埋める作品が出る可能性は高いんじゃないかなぁ。

 本編の新作を望む声は大きいけれど、ブレスオブザワイルドのシステムを流用して新作をつくるにしても、あのレベルのマップを作るのは一朝一夕では無理だろうし、もう少し時間が掛かるんじゃないか。

 ゼルダシリーズに関しては採用募集が出てた*4んで、すでに何らかの新作の開発に着手していることだけは確かだと思う。

 尚、横スクロールマリオのチーム(京都)と3Dマリオ(東京)の開発チームは別です。リアル頭身リンクとトゥーンリンクの開発チームも別です。後者に関しては体制が変わっている可能性があるかもしれないけど。

 ピクミン4が発表される可能性は限りなく低いですが、ここだけは完全なる趣味です。ただ、去年、宮本さんがいちおう開発には着手していると発言しているから可能性は文字通りゼロではないとは思います。

 

 そんなところかなぁ。去年の年末には作品が無いんじゃないかと心配だったんだけど、蓋を開けると、割と作品が用意されてた。あとは、2番手3番手の作品と、洋ゲーの移植とかが揃ってくる感じになるんじゃないかなぁ。

 サードパーティの作品も紹介すると告知はされてたけど、何になるんだろう。完全新作はまだ考えづらいとして、わざわざ任天堂の配信で出しそうな作品かー。

 Red Dead Redemption 2?  FarCry5? Assassin's Creed Origins? HITMAN? Overwatch? P.U.B.G? KINGDOM HEARTS III? Monster Hunter:WORLD? NieR:Automata? Persona5? Cuphead? LIFE IS STRANGE?

 ありそうな作品を並べてると見せかけて、知ってる他のハードの作品を適当に並べてみただけなんですが、まぁ、現実的なところで去年から今年に掛けて出た新作の移植の可能性が高いかなぁ。何になるかは皆目見当がつきません。

 

 逆にこれは出ないんじゃないかと思う作品と理由も書いてみる。

 ポケモンの新作は来年に持ち越しになると予想。前にも書いたけど、3DSからNintendo Switchにハードが変わると求められる性能も変わるし、膨大な数のポケモンもすべて作り直しになるわけで、それを1年とか2年ででどーにかするのは難しいんじゃないか。ポケモンはたぶん来年の目玉。

 どうぶつの森ポケモンに比べれば出る可能性は高いけど、スマホ版を出したところだし、作品が揃っていることを考えれば、来年以降になるんじゃないか。尚、スマホ版の開発は任天堂とは別の会社がつくったらしいので、近々新作が発売される可能性自体は高いと思う。

 

 今年は去年に予告されたり、今年にちょこちょこと発表されている作品が多いので、予想は比較的楽ですな。

 最初は可能性はあると思うタイトルの部分を書いていなかったんだけど、この前の決算発表で君島社長が今年度に2000万台販売すると言ったので追加してみた。

 申し訳ないが、スマブラも、メトロイドプライムも、ベヨネッタも強いタイトルだとは思うけど、それだけで去年以上*5を達成できるとは思えない。Nintendo Laboがバカ売れすれば可能だろうけど、現実的に考えると予想できるタイトルにもう一押しが必要。そうなると出てくるのはマリオとゼルダの可能性が高いかなぁ。

 ブレスオブザワイルドやマリオオデッセイが継続して売れ続けるとしても、それだけで同じ勢いを持続できるほど甘くはないでしょう。

 何か隠し球があるかなぁ。スプラトゥーンみたいな隠し球があれば嬉しい。もしかしたらNintendo Laboがじわ売れして、夏休みとかにヒットするとかいう目算で、新しいシリーズ展開も準備してるからそっちも期待できるかもね。

 ま、予想は予想ということで、何が出てくるかはわからない。予想外の新作、予想外の展開を期待して、1ヶ月後を楽しみに待ちたいと思います。

*1:結局、年末に3DSで発売された。

*2:2013年に大規模DLCのスーパールイージUを出しているが、立ち位置が微妙なので本編の発売を基準にしました。

*3:3DSなどへの移植は考えないことにします

*4:https://twitter.com/nintendo/status/993375703864242176?s=21

*5:昨年度の販売成績は1500万台

PS5について考えてみた

 PS5がもうすぐ発表されるのではという記事が流れてきました*1。本当かどうかはわからないですが、現状でPS5が出るならどんなハードが出るだろう、ゲーム市場の勢力図はどうなるだろうとぼんやりと考えたので書いてみます*2

 尚、性能や数字に関してはわからないので触れてません。発売時期は2019年〜2020年頃と仮定して考えてます。

 

 PS5がどんなハードになるのかを考えてみる前に、まずはPS5を開発中であろう現在のPS4を取り巻く現状と、次世代機についてSONYが考えているであろう思惑を整理してみる。

  1. ユーザーが求める性能が向上し、遠からずPS4以上の性能を持つハードが必要になる
  2. PS4は現在、ゲーム市場を席巻しており、後継機でも勢いを持続したい
  3. 後継機を出すにあたってはPS VRも合わせて展開できるような体制をつくりたい

 現在のPS4を取り巻く環境はこれ以上ないくらいに良好といっていい。ライバルであるMicrosoftXbox oneは序盤の失敗から勢いがつかず、任天堂WiiUはなんか知らないあいだに居なくなっていた。

 懸念事項といえば、PS VRの普及までにまだまだ時間が掛かりそうなくらいで、PS4の世代が続く限りにおいては不安はないというのが正直なところ。

 それでも世代交代は訪れるので、次の準備をしなければならない。

 

 結論から書くと、SONYはPS5でも勢いが持続する可能性は高いと思う。PS4でやったことをそのまま発展させた後継機を出せば、同じくらいの勢い普及する可能性が高い*3

 もちろんMicrosoftの動き次第では現状の勢いをすべてMicrosoftに奪われる可能性もなくはないが、逆にいえば不安なのはMicrosoftの出方くらいなのも事実。任天堂Nintendo Switchで完全に違う方面にいったし、第4のゲームハードメーカーが出てくることも考えづらい。

 数年前であれば、スマホ市場の隆盛により据置機市場はなくなるなんて話も国内ではあったが、複雑な操作が出来ないスマホタブレットはゲームハードの敵とはなり得ない。革新的なスマホ(タブレット)ゲームの出現によりビデオゲーム市場が衰える可能性はなくはないが、相対的にみたビデオゲーム市場におけるPS5の立ち位置は盤石だろう。

 つまり、PS5は変なことをしなければ安泰だと思う。変なことをしなければ。

 

 次世代を開発するに当たって、これをやれば必ず勝てる法則はないが、これをやればほぼ間違いなく負ける法則はある。SONYがもしその誘惑に負けたならば失敗する可能性がある。

 PS5でいえば、高性能にする為に採算度外視でリッチなハードをつくると間違いなく失敗するだろう。PS4 Proのような既存ハードの上位機種ならありかもしれないが、標準機でそれを求めると値段が高くなり、確実に失敗する。

 ただ、PS5がこの道を辿る可能性は低い。開発者はその誘惑に取り憑かれることもあるだろうが、SONYPS3で1度その路線を目指して失敗している。

 加えて、価格度外視で性能重視のユーザーは専用機ではなく、パソコンでゲームをする為、PS5が発売されても購入するとは考えづらい。性能だけを重視して開発を行ったとしても、市場は見込めないのは明らかであるので、PS5は落ち着くところに落ち着く可能性が高い。

 

 また、PS VRを普及させたいが為に、PS5とPS VRのセットを標準として、PS5単体では販売しないようにするとやはり失敗するだろう。

 ただ、こちらもSONYが選択する可能性は低い。何故ならXbox oneKinect搭載を標準にしたことでPS4に遅れをとった前例がある。同じ轍を踏むとは考えづらい。

 PS VRは発展途上であり、PS本体よりも短いスパンで新機種が販売される可能性が高い。まだまだ気軽に使うにはハードルが高く、遠からず古くなる製品をごり押しするなら、まずはPS5を地道に売る選択をとるのではないか。

 ただ、セット売りオンリーはなくても、PS5とPS VRの連携を向上させる為にPS5側の何かを変化させて顰蹙を買うのはあるかもしれない。いまのコントローラはPS VRと相性がよくないと判断して、大幅に新しく変えてしまうと、顰蹙を買ってしまう可能性はあるかも。

 ちなみに値段の問題も考えたが、本当にセット売りだけで発売するなら、PS VRの値段を半額以下に抑えた廉価版を付属させる形にして、全体の値段もそれなりの値段に抑えるんじゃないかと思います。

 

 Nintendo Switchにほぼ触れていないが、Nintendo SwitchはPS5と市場が違うので、比較することにあまり意味はないと思ってる。

 そもそもNintendo SwitchとPS5はコンセプトがまったく違う為、求めるユーザーが重なるとも思えない。性能も一世代分違うので、PS5が押し出すようなAAAタイトルがNintendo Switchで出ることはあり得ない。

 もちろんNintendo SwitchPS4の市場を荒らすほどサードパーティを取り込めば別だが、しばらくはそんなことはなさそうだし、どちらにしてもAAAタイトルは引き込めないでしょう。

 PS5がNintendo Switchに影響されて持ち運びできるハードを出すなんてのも考えはしたけれど、そうすると性能か価格にリスクを抱える結果になるわけで、さすがにその選択はしないと思う。

 

 そんなところかな。最初に書いたように、現状のままで突き進めば、Microsoftが余程すごい新製品を出してこない限りはPS5の地位は盤石だと思う。

 ただ、これくらい圧倒的に勝った企業って、その次の一手で地位を盤石にする為に変なことをして囲い込みとかを目指しがちなんで、そこで顰蹙を買うと足元を掬われる可能性も残る。

 いまは昔と違って、パソコンゲーム市場とビデオゲーム市場が一体となってるんで、そんな変なことは出来ないとも思うんだけどねぇ。SONYにしろ、任天堂にしろ、調子に乗って足元が見えなくなると何をするのかがわからない。

 どちらにしろ発表されるのは早くて来年、遅くて再来年というところでしょう。SONYが変なハードを出してこないことを祈りつつも、面白い新しいことをやってくれることに期待しながら待ちたいと思います。

*1:流れてきたので書き始めたのだけど、翌日には否定する記事が出てました。 https://gigazine.net/news/20180410-playstation-5-spec-leak/https://gigazine.net/news/20180411-playstation5-still-a-ways-off/

*2:SONYの次世代機の名称がPS5になると決まったわけではないですが、便宜的にPS5の名称を使用しています。

*3:世界的に観ると新興国の成長に伴いゲーム市場は広がっているので、同じ勢いで売れれば実台数は昔よりも売れる結果になる。

ニンテンドーダイレクトが放送されたので雑談_20180309

 本日早朝、ニンテンドーダイレクトが放送されました。今年に入ってすでに2ヶ月ちょい経っているわけですが、ようやく今年の体制が見え始めたかなぁ。

 

 今回のメインはやはりスマブラでしょう。なくなる可能性も危惧していたんですが、無事に新作が発売決定。桜井さんも続投。WiiUの増補版なのか、完全新作かはわからない部分もありますが、とりあえず新作が出るのは嬉しい限り。

 スマブラの登場キャラ予想は去年のE3前に書いた*1のだけど、誰が出るかなぁ。すでに出すキャラがいなくて、相当マニアックなキャラとか、サードパーティのキャラに踏み込まないと新キャラは難しそうではある。

 現状、サードパーティを含めてキャラが多すぎるので、その辺の整理はあるだろうなぁ。最初からWiiUDLCキャラまで全部使えるなんてことはないでしょう。WiiUの増補版でもサードパーティのキャラはDLCとかになるんじゃないかなぁ。

 どうなるかはわからないけど、楽しみに待ちます。ろくすっぽ遊ばないけど(ぉぃ、楽しみに待っちゃうのはこの作品くらいだなぁ。発売までで元は取れてる気がするからいいんだけども。

 

 スマブラの発表を今年に行うのであれば去年のE3でよかったんじゃないのと思わないでもないのだけど、やっぱりE3側から発表は翌年までに発売するタイトル限定でとかの内示があったのかなぁ。そんな噂をどこかで読んだけど。
 変にいつ出るのかわからない夢をいっぱい詰め込んだPVを出されて、それで批判されるのもうんざりなのでありがたい面もあるんだけど、楽しみの時間が短くなったのはちょっと寂しいねぇ。

 

 3DSはリメイクが続々。ハード末期のこのタイミングでリメイクがこれだけ出るのは珍しいんじゃないかと思う。任天堂3DSに本腰を入れる訳にはいかないけど、3DSは延命させておきたいと考えると、手間が掛からずに新作が出せるリメイクに注力ということになるのかなぁ。

 とりあえずマリオ&ルイージRPG3 DXが来年発売ということで、形だけでも来年までハードが延命されることが決定。

 個人的にはペルソナQ2を期待してたんだけど、もうちょっと先か。この分だと年末とかの可能性もあり得るかなぁ。

 

 今回のダイレクトの中で、いちばん驚いて、いちばん嬉しかったのは地味に大神 絶景版の発売だったりする。絶景版はXbox oneでも出るみたいな話を聞いたし、Nintendo Switchでも出ないかなぁと思ってたけど、本当に出るとは‼︎

 ただ、心配な面もあって。過去に大神をWii版とPS3版の2本買ってるんだけど、なんでPS3版を買ったかといえば、Wii版は反応がカスでまともにプレイできずに詰んだからなんだよね。Nintendo Switch版はJoy-conでも遊べるらしいけど、やるならちゃんと調整して出して欲しい。

 筆を模してるシステムがあるから、Wii版もちゃんと調整すれば、PS3版とはまた違う、ある部分ではPS3版以上のゲーム体験を味わえたはずなんで、Nintendo Switch版ではよろしくお願いいたします。

 

 他のゲームについてもちょこっと触れると、

 OCTOPATH TRAVELERは発売日が決定したのは嬉しいし、新キャラ発表もされたけど、情報が少なすぎてなんとも。

 UNDERTALEはよく知らないんだけど、人気らしいんで手を出してみたい。本当に何も知らないので、何も言えないんだが、このまま発売まで行こうかなぁ。

 スプラトゥーンの追加コンテンツはどこまで需要があるんだろ。対戦には影響がなさそうだし、世界観とキャラクターが好きな好事家向けみたいな感じなのかなぁ。私はヒーローモードすらクリアしてないので、おそらく買いません。

 一時期はPSの看板キャラだった印象があるクラッシュ・バンディクー任天堂ハードで出るのは割と変な感じ*2SONYの作品だと思ってたけど、欧米のメーカーだったのね。

 

 今年のE3のメインはスマブラに決定なのかなー。他の隠し球があると嬉しいけれど、さすがに無いだろうなぁ。あり得るとすれば、どうぶつの森くらいか。FEはどうだろうなぁ。海外同時ならあるいは。

 任天堂としては今年をなんとか乗り切らにゃならんところにスマブラが出せたのは大きいよなぁ。来年にはサードパーティからも新作が出てくると思う(思いたい)ので、なんとか今年を乗り切れればいいなぁ。

*1:http://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2017/06/12/001924

*2:確認したら過去にも何度か任天堂ハードで発売されたことがあるらしい

ドラクエに国民栄誉賞を与えるべき

 冬季五輪の男子フィギュアスケートで2連続金メダルを受賞した羽生結弦選手が国民栄誉賞を受賞しそうとかで、おめでとうございます。

 羽生結弦選手が活躍したことは嬉しく思うし、国民栄誉賞も当然だろうとは思うんですが、こういうニュースのときにいつもそれならゲーム業界の人にもあげてくれよ………と思います*1

 

 ファミコンが誕生してから30年。たくさんのクリエイターが生まれ、世界的に評価を確立し、リオ五輪の閉会式でもマリオが活躍したのに、国からちゃんとした評価をされてない気がする。

 別に国から評価されなくても世間的には評価さらてるからいいだろうとか、そんなものは余計だという意見もわかります。

 ただ、どう考えても時間がない。ゲームの黎明期に活躍したレジェンドももういい年齢です。国が他の分野の人たちと同じく、ゲーム開発者をちゃんと評価していたと後世に残すには、そろそろラストチャンスです。

 

 そこで堀井雄二鳥山明すぎやまこういちの御三人に国民栄誉賞を授賞するべきといいたい。

 おそらく日本人でこの3人に国民栄誉賞を与えることに反対する人はほとんどいないでしょう。それほどにこの3人の功績は強固です。

 それでもなぜ他のクリエイターではなく、このタイミングで、この3人なのかはいくつか理由があります。

 まずは年齢的にこの3人が揃ってドラクエのナンバリング新作を出すのはXIが最後の可能性が高いこと。

 堀井さんと鳥山明さんはまだお若いですが、すぎやまこういちさんはもうすでに86歳。次のナンバリング新作が出る頃には90歳を超えてる可能性が高く、現役で作曲を続けておられるかは微妙な年齢。

 次にドラクエが国内で突出して評価されている作品であること。

 有名なゲーム開発者なら他の方もいるんですが、彼らは海外で評価を受けることも多いし、宮本茂さんなんかはフランスから賞をもらってる。

 ただ、ドラクエは国内しかない。将来的に情勢が変わる可能性もありますが、現状、国外で相応の栄誉を受ける可能性は低い。

 あとは鳥山明さんはゲームだけではなく、漫画でも確固とした実績があるので、その面でも評価できるという理由もあります。

 そう考えると、堀井雄二さんだけの授賞ではなく、鳥山明さんやすぎやまこういちさんも含めての授賞を考えた方がいいのかなと思いました。

 

 そもそも私がこのことを思い始めたきっかけは、スクエニの前会長の和田洋一さんが藍綬褒賞を授賞したときでした。

 そういえば漫画やアニメの人で、紫綬褒章を授賞した人は多くいるけど、ゲームではいるのかなと。

 調べた限りでは授賞者はおらず*2。いろいろ理由はあるんでしょうが、文学、音楽、演劇、映画、漫画、アニメなどの他の分野の人たちが表彰されて、ゲームは無いのはおかしいのではないか。黎明期ならともかく、リオ五輪閉会式でマリオが活躍した現在では特に。

 

 本当は他の分野と同じくゲーム開発者に紫綬褒章を与える体制を作って、国として継続的に評価されうる土壌をつくるべきだとは思います。

 ただ、紫綬褒章は官公庁の中で誰が決めているのかもよくわからず、どういう基準かもわからないので、積極的に授賞を目指すのはハードルが高そうだなぁと思いました。

 国民栄誉賞の実績ができれば、紫綬褒章をゲーム開発者に与える流れにも結びつきそうだし、国民栄誉賞は良くも悪くも政府の都合で与えられる賞なので、ハードルは比較的低い。

 

 国民栄誉賞を乱発することに関して賛否はありそうですが、それも今更の話で、それなら光が当たってない文化に光を当てる形で有効に使って欲しいと思います。

 ゲーム業界で国が賞をあげるべき人でいえば他にもいくらでもいるだろうし、すでに遅いくらいなんだけど、せめて風穴くらいは空けてくれないかなぁとか思ったりする。 

*1:羽生結弦選手が授賞することに不満があるとかではないです。念の為。

*2:和田洋一さんが授賞した藍綬褒賞と紫綬褒章はどちらも国が褒賞するものですが、対象者が別です。藍綬褒賞は業界の発展に貢献した功績に与えられるもので、紫綬褒章は学術文化の発展に貢献した功績に与えられるもの。

アイスと雨音という映画を観たので、感想を書くよ

 アイスと雨音という映画を観ました。実は御縁がありTAMA映画祭で一度鑑賞させていただき、本日の初日が2度目。

 TAMA映画祭のときに感想を書こうかなぁとも思ったのですが、ネタバレになるといけないのと、一般公開前の映画の感想を書くのはどうなのよということで封印。今回、2度目の鑑賞を行ったので、感想を書きます。

 

 TAMA映画祭で観ておきながらも、わざわざ初日に観に行ったことでわかるとは思うんですが、傑作です。

 この作品はおよそ1年前に松居大悟監督自身が計画した舞台が直前で中止になり、その実話を元に作られた物語。実話を物語にしたといっても、恨み辛みを凝縮した感じではなく、上手く感情を整理して作品に仕立てあげられている。

 その感情を伝える為に作品は74分間ワンカットで、休む暇もなく一気に駆け抜ける。これは元が舞台が中止になって始まった物語だから、幕が上がれば休むことのない舞台のように、映画もワンカットで撮影しなければならないとの考えに基づくもの。

 音楽はMOROHAが担当していて、UKさんのギターとアフロさんの語りで作品を盛り上げる。こちらも後で合わせたものではなく、作中で実際に演奏し、語られたものが使われている。

 俳優陣は中高生限定のオーディションで集められた若者たち。若者といっても子役が長いベテランから新人まで様々。中には中止になった舞台に出演予定だった女の子も。

 74分間ワンカットと書くと、癖のある作品にも捉えられかねないが、作品は直球。松居監督の想いと俳優陣の演技が結実した素晴らしい作品になってます。主役で特に最初から最後までを演じきる森田想さんの演技は見もので、これだけでも見る価値のあるものになっている。

 

 何故この映画が74分間ワンカットという奇策を採用しながら、74分間も飽きずに観られるのか、脚本や俳優の演技が巧みだからというのは基礎にあるのだが、その根っこは虚構と現実を横断していく仕掛けにある。

 作品は基本的に舞台が中止になる実話をベースにした物語を中心に進む。ただ、その途中で彼らが行うはずだった舞台の内容ーーつまりは作中作が差し込まれる。作中作は実話をベースにした話とは直接の関連性はないのだが、演じる作中作のキャラクターの感情がそれを演じている際の彼らの感情と共に伝わってくる。

 更に物語が進むにつれて、作品と演じるはずだった舞台の境目がなくなっていく*1。作品が観客を信頼し、感情がダイレクトに虚構と現実を横断していくことになる。

 つまりこの作品における作中作の役割は2つある、一つはそれを演じる役者の感情を観客に伝えること。もう一つは作中作自身の内容を観客に伝えること。

 当たり前だが、現実で展開している物語と、虚構で展開している物語は違う。違うから飽きずに74分間を見続けることが出来る。虚構を介在することで、多種多様な感情を発生させることができ、作品に複雑さが増していく。

 この作品の特徴は74分間ワンカットであることだ。それはつまり区切りが無いことを意味する。区切りが無いことが何を意味するか。それは観客が作品から発せられる感情から逃れることが出来なくなるということだ。観客も74分間ワンカットで綴られる物語に付き合わなければならない。

 無論、それは俳優の演技に信頼がなければなし得ないことではあるだろう。74分間が地続きであるということは、何処かで観客が物語から降りてしまうと、再度乗ることは出来ないことを意味する。最後まで観客を付き合わせることができる俳優がいないと作品は成立しない。

 森田想さんは間違いなく、その役目を全うしたと言えるだろう。素朴な演劇少女と、男性も女性も垂らし込む奇矯な少女の2人を、74分ワンカットの中で見事に演じ切った。くるくると感情とキャラクターが変化する様は見ものであり、それだけでも十分に見る価値があるだろう。

 この作品は、計画した舞台が潰れてしまったという松居大悟監督の想いと、その想いに寄り添い言葉を紡ぐMOROHAの2人、そのバトンを受けつつ作品を結実させた森田想さんの演技、そして作品を作り上げていく若い役者たちの勢いによって出来た作品だと思う。

 この作品は他にない作品だとは思わないし、不世出な作品であるとは思わない。ただ、実際に起こったことの想いを、感情をこれだけ直接的にぶつけた作品という意味では不世出といえるのではないだろうか。

 

 この作品は過去に何かに挫折したこと、しそうになったことがある人、何かに負けそうになったことがある人、何かにがむしゃらに突っ走りたい少年少女だったことがある人は観ると元気をもらえると思います。そうじゃなくてもとりあえず観てください。

 松居大悟監督もそうですが、俳優陣もこれからの人が揃ってるので、観とくと数年後に自慢できること請け合いです。本当に素晴らしい作品なので、何卒何卒。

*1:但し、何が現実で何が虚構かわからなくなるとか、そういうメタ的でチープな作品ではないです。

めちゃイケを再び見始めたけど、かなり面白くなくてつらい

 昨年末、22年間続いてきた土8の番組であるめちゃイケの終了が発表されました。

 同世代ならほぼ全員がそうだと思うのですが、昔、愛着を持ってみていた番組でした。つまりは最近は観ていないということでもあるのですが、終わるならちょいと観てみようかなと裏のブラタモリを差し置いて観ているのですが、観ていてどうにもつらい。

 何というか、すごく単純に面白くない。いい意味では昔のまんまとなるのかも知れないけれど、今の感性とめちゃイケの感性があってなくて、どうにもつまらない。

 最初は昔の企画をやってるから古くさくなってしまって面白くなく感じるのかなぁと思っていたのですが、矢部さんと淳士さんのNY旅を見ていて、あ、これ、本当に面白くないんだと気付きました。

 この企画は簡単にいうと矢部さんと淳士さんの旅の中で、矢部さんが英語出来ないのを馬鹿にして笑うというもの。

 たぶん今この企画をほかの番組でやろうとすると、直球で馬鹿にするんじゃなくて、英語が出来ないのに一生懸命に伝えようとしている様から、(もちろん馬鹿にする部分もあるとは思うんですが)馬鹿と微笑ましいの間を狙って笑いを生み出そうとすると思うんですよね。

 ただ、めちゃイケの場合、全面的にシンプルに馬鹿にするだけになっている。もちろんお笑いなんだからそれでいいと言われればそうなんでしょうけど、やっぱりもっと複雑な感情を引き出してくれた方が楽しいのは間違いない。

 なんか他の番組はコンプライアンスが叫ばれる中でもそれを利用してどうやって面白いものを生み出そうかを考えているのに、めちゃイケコンプライアンス反対を叫び続けて改善することもなく、いつのまにか最後尾に来てしまった気がします。

 

 めちゃイケが終わる理由はいろいろ言われているとは思いますし、人数が増えたのが原因と言われることも多いですが、数週だけとはいえ実際に視聴してみて思うのは、出演者ではなくスタッフの側が成長してないのが要因として大きいんじゃないかなと思いました。

 それが典型的にみえるのは、出演者の弄り方で。めちゃイケにとって濱口さんはいつまでたっても馬鹿で、加藤さんは狂犬で、有野さんはキャラの無い人になってる。この22年間で各出演者が新しいキャラクターを他の番組なり、出演者から引き出されているのに、めちゃイケはそれについていけていない。自分たちが生み出したものから変化できていない。

 特にそれが見えるのがよゐこの2人。他のメンバーがめちゃイケの路線でいってるのに、2人はまったく別の方向から話を切り込んでくることが多くて、よゐこの発言で笑うことが本当に多かった。ただまぁ、よゐこの2人でも笑う男とか、めちゃイケ発信のものはそんなに面白くないという。

 めちゃイケ新メンバーにしても、8年もやってて何も出来なかったというメンバーが多いのは、スタッフの怠慢の部分が大きいんじゃないかと思わざるを得ない。新メンバーで花を開いたどころか、芽が出たメンバーもいなかったんじゃないか。そりゃ、仕事は増えただろうけれど。

 オーディションで落ちた金田朋子さんがTBSでキャラクターを引き出されて売れているのを見ると、尚更そう思う部分は大きく感じる*1

 極楽とんぼの山本さんは頻繁に登場しているのに、(オーディションがあったとはいえ)めちゃイケが芸能の世界に引きずりこんだ三中さんはなかったことにされてるしなぁ。出てきても笑いを生み出すことは難しいだろうとはいえ、流石に最後くらいは登場するのかなぁ。どうなんだろう。

 

 終了が発表されてから再び見始めたようなやつが何かを語るなと言われそうですが、その意見はもっともだと思います。ただ、観ていてどうにもつらくなってくることが大くて、シュウ活*2の中で今回初めて完全な新企画が出てきて、それが面白くなくて限界に達したので書いてしまいました。すいません。

 三浦大知さんのオファーシリーズなんかは面白かった*3ので、終了はめちゃイケの求める笑いが世間の笑いと乖離していったのが理由かなと思います。ただ、あれでも視聴率が悪かったらしいので、それだけではもうどうしようもない状態になっていたということなんだろうなぁ。

 

 

 余談ですが、同じく終了が発表されたとんねるずのみなさんのおかげでした。も見ていますが、こちらは普通に面白いです。

 賛否両論あるとはいえ、ここ10年くらい新しい企画を生み出し続け*4、評価され続けたのは大きい*5。細かすぎて〜とか、水落とか、またやって欲しい企画も多いし。

 こちらは全体的に不満は無いし、最後まで見続けようとは思ってるんですが、他の芸人にとんねるず愛を披露させるのはやめてほしい。別に芸人がとんねるずをどう思ってようが視聴者には関係ないし、番組が面白ければそれでいいはず。

 本当にとんねるずが好きなんだとしても、それはとんねるずの番組で披露することではないでしょう。自身のラジオ番組とかで語ったり、番組終了後に自身の番組に呼ぶことによってアピールすべき。誰がやってる、やらしてるのかは知らないけど、完全に滑ってるし、本当、やめてほしい。

 あと、とんねるずに関しては、終了後にどうなるかが心配。憲さんは前に引退願望を語ってたみたいな話を聞いたことがあるし、そうなるならば残念。石橋さんは前にさまぁーずさんとやってた旅番組とかを見てても素人さんとの絡みが楽しいので、将来的に鶴瓶さんみたいな立ち位置になるんじゃないかなぁと密かに思ってる。

 出来ればお2人共にテレビに出続けて欲しいけれど、難しいかなぁ。ウンナンが一度レギュラーがなくなって復活した経緯があるけど、年齢が違うからなぁ。お2人共にお子さんもいい年齢で、お金にも困ってはいないだろうし。せめてラジオだけでも新しく始めてほしいもんです。

 

 とんねるずのみなさんのおかげでした。は普通に最終回まで見ると思うけど、めちゃイケはどうだろうなぁ。過去の栄光があるだけに見ていてつらくなってくる部分があるので、最終回までは見ないかもしれない。

 どちらの番組もそうですが、次の番組が芸人の番組じゃないのは悲しいですね。それもこれもはねトび、ワンナイ、ピカルと後継となり得る番組を育てず潰し続けてきたフジテレビが悪いんですが、もう少ししっかりして欲しいもんです。

*1:金田朋子さんはもともとああいうキャラクターである部分は大きいですが、めちゃイケに入っててあれだけのポテンシャルを引き出せてたかは疑問。

*2:正直、これもダダ滑りしてるよなぁ。

*3:ただこれも最初の岡村さんが乗り気じゃないくだりとか、定番でやってる部分は総じて面白くなかったんだよなぁ。

*4:ちなみに15年より前の一時期はほぼ食わず嫌い王しかやってない時期が長かった。ちょうど野猿とかをしていたくらいの時期。

*5:シュウ活が始まってからのめちゃイケリバイバルとして出してくる企画が10年以上前のいずれもかなり古い企画であることと対照的

ブログを開設して1年が経ったので、ゲーム業界の現状についてだらだらと語るよ

 2017年2月1日に開設した本ブログは本日でめでたく1周年を迎えました。

 継続して読んでいただいている方がどれだけいるのか、果たして本当にいるのかわかりませんが、読んでいただきありがとうございます。

 こんな挨拶を昨年末にもしたような気がするけど、気にしない。

 

 ブログを開設したのは1年前だけど、日本のゲームにおいてこの1年半*1は例年なら年間ベスト間違いなしの作品や、人気IPの新作が続出した奇跡のような期間でした。

 ざっと上げるだけでも、ペルソナ5ポケモンサンムーン、FFXV、トリコ、バイオハザード7、ニーアオートマタ、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドドラクエXI、マリオオデッセイ、モンハンワールドなどなど。

 これだけ上げても、あれが出てないと言われそうなくらいにお祭り騒ぎ。日本ゲーム業界からすりゃ、夏冬五輪とサッカーW杯、野球のWBCが同時に来たくらいの年だったといえなくもないと思う。

 

 海外のAAA作品が行き詰まっているのと合わせて、この1年半の快進撃で国産ゲームの復活を語る向きもあるけど、どうなんだろうなぁと思ったりする。

 確かにすごいソフトが集まって、再評価されたのは確かにいいことだけど、本来4年とかのスパンで出しているソフトがたまたま集まっただっただけで、その次となるとどーしても4年後とかになるんじゃないだろうか。

 洋ゲーは詳しくないけど、もっと密に作品を出している印象があるし、国産ゲームが次の仕込みをしている間に、また先に行ってしまいそうな気もしなくもない。

 この後に出てくる新作ソフトはKHIIIとか、二ノ国とかもあるけど、とりあえず国産ゲームはひと段落になるんじゃないかなぁ。こんな予想は外れるに限るんですが、どうでしょうか。外れろー。すげー勢いで外れろー。

 

 VRもそろそろひと段落みたいな感じかなー。

 ここから展開があるとすれば、ゲームセンターで一度火がついてコンシューマに火が移るか、もしくはインディーズで面白い作品が出て火がつくかとか、そんなとこなんじゃないかなぁ。

 VR SENSEが稼働になったことで、VRの筐体を容易に全国に普及させることが可能になったから、どこかのタイミングでVRがブレイクすることはありうるかも。

 PS VRは新機種が出て、いろいろ改善されつつ、値段が落ち着かないと無理だろう。Oculus GOが比較的安価で出るらしいから、PS VRもそういう展開があるかもしれない。

 次の展開は入力装置だろうと言ってたら、コントローラに関するSONYの新しい特許が公開されたらしい*2んで、それと合わせて本格的な動きはありそう。今年か、来年かはわからないけど。

 

 モンハンワールドは意外とすげー勢いで売れましたなぁ。もっとじわ売れになるかと思った。これで海外と据置機での展開が可能になり、間違いなくIPの寿命も延びたでしょう。

 PS4の国内市場は本体がどれだけ売れてもソフトの販売がついてこなかったんですが、モンハンが売れることでそれなりの市場があることが証明できるのは意外と大きい。

 もっと早くこうなってると国内サードパーティの視点がPS4にいった可能性は高いし、Nintendo Switchは間に合ってよかったというべきかもなぁ。モンハンの次回作はどーなるんだろう。

 

 Nintendo Laboの発表から考えるに、Nintendo Switchの今年の戦略としては去年でゲーマー層は開拓できたので、今後は新しい層を狙っていくということなんだろう。去年に大作ゲームを連発したことで地盤は出来ているから戦いやすい。そうすると既存のゲームはひと段落になるんだろうなぁ。

 とりあえずこれだけ本体が普及したことで、ある程度はサードパーティがソフトを供給してくれる見込みはついただろうから、今年に限らず、来年以降も次の一手は打ちやすくなったんじゃないかなぁ。E3で思わぬ新作が出る可能性がもなきにしもあらずだけど、期待せずに待ちましょう。

 

 ざざざざーっと書きましたが、去年にNintendo Switchが大成功し、モンスターハンターワールドでPS4が安定した市場を確立しているであろうことを考えると、今年とか来年の国内市場の雰囲気は良くなっていく気がする。

 あとは両ハードでユーザーの取り合いをせずに、新しい客をどれだけ連れてこれるかだけど、そういうソフトが出てくるかなぁ。既存のゲーマーだけでなく楽しめるヒット作があれば、国内環境はもっともっとよくなるだろうしねぇ。

 世界で戦えるソフトはもっと出てきてほしいが、こればっかりは開発の方たち次第なのでわかんない。

 来年の今頃には、ひと段落とかいってた阿呆はどこのどいつだよw とか言えてるといいなぁ。そんな感じで期待しつつ、次の1年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m

*1:2016年9月〜2018年1月なので正確には1年4ヶ月

*2:https://ipforce.jp/patent-jp-A-2018-735