2017年1月クールに観たドラマの感想を書いてみる

 今年の1月は何故かドラマをたくさん観まして、その数なんと4本。

 アニメだとそれくらい観てたことはあるけど、ドラマだと自分史上最多ではなかろうか*1

 ちなみに4月はドラマアニメを含めて一本も見てない。普段はそんなもの。

 せっかくなので、見たドラマの感想をつらつらと書いてみる。

 観た作品は、住住、カルテット、バイプレイヤーズ、山田孝之のカンヌ映画祭の4作品。 

 1月クールはシェアハウスものと、本人役ものが多くて、それに当てはまる作品だけを観ました。

 あと、自分は役名を覚えない人なので、役者名で書いてます。他意は無いです。悪しからず。

 

住住

  シェアハウスあんど本人役もの。バカリズム、オードリー若林、二階堂ふみが本人役で出演。

 肩の力の抜けたドラマで、同じシェアハウスものでもカルテットとは好対照。ただ、根っこの部分では似ている部分もあると思ったりする。

 セットにしても、EDにしても、脚本にしても割と作り込みがされているのに、それを意識させない雰囲気が素敵。

 コタツに入って、だらだらと観る感じなのだけど、細かいところにもすごい凝っていて、手を抜いていない感じがいい。

 

バイプレイヤーズ

 同じくシェアハウスあんど本人役もの。日本が誇るバイプレイヤーズ 6人が集まって同居生活。そこで起こるドタバタを描いたコメディ。

 これだけの役者が揃えば何かが起こると思ったんだけど、ちと期待外れだった。

 自分としては作中作のバイプレイヤーズみたいなのを期待してたんだけど、それは他で観られるとの判断か、コメディになったのは残念。

 おじさんたちが無理をしてる感じがどーにもダメなのと、描かれ方が綺麗なおじさんなのでリアリティがない。

 だってさー、あれだけおっさんが集まって家事が万能、掃除は行き届き、下ネタとかの汚い話は皆無、酒でダメになったりもしないなんてのは、ちょっとあり得ないでしょう*2

  役者の演技やバイプレトークを聞けたのは楽しかったけど、本人役ならもっとご本人の魅力を出して欲しかったなぁ。キャラ付けされちゃって、魅力が丸くなっちゃったのは残念。

 ただ、最後の最後の役所広司さんがシェアハウスを訪れて、実際の撮影風景と作中の風景が混ざり合うところはゾクゾクっときた。

 

カルテット

 シェアハウスもの。世間的に 1月クールで最も評価が高かったドラマがこれ。

 主役の役者陣が豪華で、センスの塊みたいな作品ではあったのだけど、やりたいことの肝の肝みたいなところは、住住と意外と近いのかなぁと思った。

 主役の4人が素晴らしいのは当たり前だけど、アリス役の吉岡里帆さんがすごくよかった。このメンバーの中で埋もれずに狂言回しの役目を見事に果たしたのは立派。

 サンドウィッチマンの富澤さんに色目を使ってから退場までの流れは脚本家からのプレゼントだろうねぇ。

 ちなみにこの子はサークルクラッシャーみたいな評判があるみたいだけど、どっちかってーと金に執着がありすぎるだけだと思う*3

 あとはイッセー尾形さんか。もうね、一話は最高でしたね。最終話まで観て、カルテットのすべてが集約されていたと思える一話。そしてベンジャミン瀧田。

 最終的なアレコレは賛否両論ありそうな作品ですが、第1話からこの作品でやりたいことを探ってみると、風呂敷を広げすぎたからややこしくなっただけで、あれでよかったんじゃないかなぁと思います。

 

山田孝之のカンヌ映画祭

 本人役もの。間違いなく今回最大の問題作。今年といっていいかもしれない。

 これに関してはドラマといっていいのかもわからん。ドラマとドキュメンタリーのギリギリの線を狙っている感じ。

 何処までを狙っていて、何処からが天然なのかはわからんが、観ていてひたすらにヒリヒリした。

 完全な作り物では得られない緊張感があるし、こちらが試されてそうな部分すらある。それがたまらない。

 この作品に関して、フィクションなのか、ドキュメンタリーなのかを判断しようとするのは野暮。ドキュメンタリーであり、なおかつフィクションなのだと思う。

 ただ、最終回だけが残念だったかなぁ。最後の一話であの展開にしたことで、丸く収まってしまった感じ。

 あれをやるなら、あれで数話くらい使って、山田孝之芦田愛菜のやりとりもちゃんと出して、視聴者を説得して欲しかった。

 ちなみにいちおうの続きとして山田孝之3Dがあるんですが、自分は果たして観に行くんだろうか。

 

 以上、ざざっと一気に書いた4作品の感想でした。

 書きながら思ったけど、中途半端な長さだし、まとまってないから雑にまとめたけど、普通の人だとこのくらいの長さでちゃんとまとめて出すんだろうなぁ。

 次にこういう記事を書くときはもっとちゃんと書けるように勉強します(´・ω・`)

*1:ちなみに有頂天家族も観てたので、アニメも入れると5本です。多いね。

*2:どうやら腐った女性にウケたらしいですが、それは納得。おそ松さんとかを意識したのかもしれないけど、そちらウケするキャラの切り取り方は上手いと思った。

*3:別に4人の仲を壊すのなんていつでも出来ただろうし、その為に動いてたとは思えない部分は多い。それにちゃんと見ればわかるけど彼女は常に金の為にしか行動してない。

ゼルダはおもしろかったけど、巷の評判ほどに楽しめなかった理由を考えてみた

 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドはちびちびとですが、継続してプレイしてます。

 ただ、しょーじきなところ、世間の評判に比べて評価は抑え目というか、そこまで熱狂してないってのが正直なところです*1

 なーんでだろうなぁと考えてたんですが、まぁ、要するに自分の好みがそこにはないってのと、あとゼノブレイドをプレイしてたのが理由なんだろうなぁ。

 自分にとって、もっともバランスのいいオープンワールドのゲームはゼノブレイド*2。異論は認める。

 

 数年前から世の中のゲームの流れはオープンワールドに向かっていて、猫も杓子もオープンワールドのゲームを出してる。

 オープンワールドは開けた世界をロードを挟むことなく楽しめるのが特徴で、その世界に入り込みたい人には最良のコンテンツになる。

 ただ、オープンワールドにも弱点があって、物語を作るのが不向き。

 ゼルダは物語の演出方法などを工夫して、上手くストーリーをつくっていたけれど、普通にやろうとするとどーしても不自然な感じになってしまう*3

 

 でも、自分の好みとしては、もっとちゃんと物語を楽しみたいのよ。

 別にそんな完全なオープンワールドなんて求めてない。ゼノブレイドみたいに、いくつかのマップが繋がって、広大な世界が構築されていれば十分。あれで十分に広いし、自分がオープンワールドに求めるものは揃ってる。

 何処にでも行ける感じも、辿り着いたところに何かある楽しみも、すべてゼノブレイドが教えてくれたといっても過言ではない。あれでいいというか、むしろあれくらいがいい。

 

  別にオープンワールドは嫌いじゃないけどね。世界に入り込む楽しさはわかるし、どこにでも行ける自由度と開放感も素晴らしい。

 問題はねぇ、始めに書いたように猫も杓子も完全なオープンワールドのゲームをつくるようになってることなんだよなぁ。さすがに数年経って、需要が一巡すれば勢いは収まるような気はするけど、どーなんだろうね。

 どーやら海外の人たちは物語に入り込んで楽しむのが好きらしいんで、世界的な潮流としては望み薄かもしれない。もっといろんなゲームが出てきていいんだよと想うのだけど。

 ペルソナ5みたいなオープンワールドとは真逆のような自由度のない物語重視のゲームも評価されているらしいんで、そっちの流れも出てきてくれると嬉しいなぁ*4

 

  Nintendo Switchではゼノブレイド2が用意されているみたいですが、どーなるんでしょうねぇ。PVを見る限りでは、ちゃんと物語があるようだし、ゼノブレイドの流れを組むならオープンワールドじゃない可能性も高いと思うけれど。

 楽しい作品ならなんでもいいというのは正直なところではありますが、ゼノブレイドクロスの再来だけは避けて欲しい*5

 

 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドで十分に楽しんだんで、しばらくオープンワールドゲームはいいや。

 と言いたいのだけれど、さすがにこれだけオープンワールドゲームが出ていることを考えると、いくつかやらざるを得ないだろうと思ってはいる。

 願わくば、自分が思ってもいないくらいにストーリーとオープンワールドが組合わさったゲームが見つかればいいなぁ。

*1:念の為に書いておきますが、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドは抜群に面白かったです。世間の評価が高いことについては、自分はオープンワールドゲームをたくさんやってるわけではないので何ともいえないとか、そんな感じ。

*2:あんなのはオープンワールドじゃねぇという話が出そうだけど、広義として捉えていただければ幸い

*3:ゼノブレイドクロスだと、特定の依頼を受けることで物語が進む形式を採用していたが、現実的に考えれば依頼を受注したタイミングでそんな都合よく物事が進むわけないよなぁ

*4:ペルソナ5は発売日にPS4とセットで購入しましたが、期待を十二分に上回る出来で大満足でした。幻影異聞録#FEと双子みたいな作品で、アトラスと任天堂のファンで両方を楽しめて良かったぁと思ったもんです

*5:あれも賛否両論ありますが、私は最後のアレがアレで終わった時点でないわーという立場です

DQXIをわざわざNintendo Switchで発売する理由を考えてみる

 ついにドラクエ11の発売日が発表されました。予想よりもちょっと遅かったですが、延期の可能性を考えたとしても、今年中に遊べる可能性は高いでしょう。

 ドラクエ11が発売されるのはPS43DS、そしてNintendo Switch。ただ、PS43DSは発売日が決まっていますが、Nintendo Switchは未定。

 Nintendo Switch版の詳細は発表されていませんが、おそらくPS4準拠のものになるんでしょう。時期をずらしたマルチ扱い。

 ただ、すでに普及しているPS4で出しておきながら、遅れてNintendo Switchで発売しても、そんなに売上は見込めないし手間が掛かるだけ。

 では何故わざわざNintendo Switchでも発売するのかを考えてみます。

 

 まず前提として、世界中でブランドが確立しているファイナルファンタジーと違い、ドラゴンクエストは世界的には知名度はない。

 国外で売れた本数もDQVIIIとDQIXが100万本程度*1。ちなみにファイナルファンタジーVIIは600万本と国内の倍近くを海外で売り上げてる。ドラクエの海外での知名度は国内と比較して、かなり低い。

 ドラクエはいちばん普及しているハードで出すとしているから、国内でその法則に則れば3DSで出すはずなのだが、わざわざPS4でも出す選択肢をとったことから海外市場を意識しているのは明らか。

 そこから考えると、Nintendo Switchも海外市場を意識した展開と考えるのが自然。そこ辺りからNintendo Switch版が出ることになった理由を考えてみる。

 

Nintendo Switchの方が注目されやすい

 PS4は全世界で5000万台も出荷され、まさしく世界中に普及しているハードになっている。PS4に出せば世界中の人に遊んでもらえる可能性は高い。

 ただ、PS4は売れているのでライバルがすごく多い。すでに全世界に知名度がある洋ゲーがたくさん発売されるから、ここで発売しても埋もれてしまう可能性が高い。

 それと比べるとNintendo Switchは悲しいかな、ソフトがあまり発売されない。任天堂のソフトは定期的に発売されるが、サードパーティPS4ですでに発売されている作品が遅れて発売されるくらいで、マルチを含めたサードパーティの新作はほぼない状況。

 そんな中で完全新作のドラクエXIが出れば、とりあえずNintendo Switchユーザーからは注目されることは間違いない。ソフトが無いからやってみようとなる人も出てくる可能性が高い。ゼルダの評判がいいし、次のソフトを求める需要に合致する可能性はある。

 ハードが普及しているPS4と、ライバルが少なく需要がありそうなNintendo Switch。真逆の環境ですが、二兎を追えばどちらかを捕まえることができるかもしれない。

 そんなことを考えると、国内は発売日がズレたけれど、海外はPS4版とNintendo Switch版が同時発売なんて可能性も十分にありそう。

 

任天堂ハードでドラクエファンが育ってるから

 ドラクエは過去のシリーズのリメイク版を海外でもDSと3DSで販売しています。DQIVからDQVIはDS、DQVIIとDQVIIIは3DS。もっといえばDQIXはオリジナル版がDSで出ています。

 販売は任天堂だったり、スクエニだったりするようですが、ここ数年で継続してソフトを出していることで、任天堂ハードにはドラクエユーザーがそれなりにいる状況になっている。

 具体的な数字は見つからなかったのですが、継続してソフトを出し続けているということはおそらくそれなりには売れているのでしょう(希望的観測含む)。

 それならばすでに過去のシリーズをプレイしている人たちは任天堂ハードでソフトを買う可能性が高い。3DS版が売れるのもありがたいが、将来的な展開を考えればPS4版の方向性も浸透させたい。

 と考えると、多少の手間が掛かっても将来に向けての種蒔きの意味合いでNintendo Switchでの発売に踏み切った可能性はあるのかなと思います。

 

Nintendo Switch版はすべてに対応したスペシャルバージョンだから

  最後は夢いっぱいな予想を。

  いくら海外市場を狙ってるといっても、わざわざマルチで開発したものを国内で時期遅れで発売して売上を落とす理由はないわけです。どうせ発売するなら3ハードすべてで同時発売した方が、みんなハッピー。

 それでもNintendo Switch版を遅らせてでも発売しようとするのは、それなりの理由があるに違いありません。

 その理由は何なのか。Nintendo Switch版ではPS4の大迫力のグラフィックから、3DSの3Dモード、2Dモードのすべてを切り替えて楽しむことができるのだー。

 はい、ないですねー*2。あったら嬉しいけど。

 

 と、いろいろ考えてはみましたが、真相はわかりません。

 おそらく理由は一つではないだろうし、自分が予想もつかないものも含めたいろんな要素が絡み合ってNintendo Switchでも発売することになったんでしょう。

 

 販売数の予想とかはよくわからんのですが、どーなんでしょうね。どっかの専門誌の偉い人は500万本売れるとかぶち上げたらしいですが、どーなりますやら。

 PS4版はいっても100万本を超えたあたりまで*33DSは300万本は行きそうな気がするけど、どうなんだろ。Nintendo Switch版は無視していいでしょう。いつ出るかもわからんし。

 そう考えると、海外含みならともかく、国内だけなら500万本は難しいんじゃないかなぁ。

 

 自分はとりあえず3DS版を購入するとは思いますが、予約はまだしてません。

 PS4版のリアルなグラフィックもいいんだけど、3DS版のレトロな魅力には勝てない。リアル方面はNintendo Switch版が発売されたら考えます。

*1:それでも国内の他のシリーズの販売数と比較すれば売れている方ではあるようです

*2:PS4向けに開発しているのだからそれなりの容量が必要なはずだし、PS43DSでは開発チームが違うらしいので、統合は容易じゃないのは当たり前。何より先に両方を買った人が損した気持ちになるわけで、Nintendo Switch版が今年や来年の早い時期に出るのならあり得ないでしょう

*3:FFXVがそれくらいらしいので。ブランドとしてはFFよりDQのが強くても、実質的にPS4専売のFFXVと、より普及している3DSのマルチであるDQXIでは状況が違いすぎるし、健闘してもそれくらいじゃないかな

ニンテンドーダイレクト20170413

 今朝放送されたニンテンドーダイレクトを観ました。

 Nintendo Switchが発売されたことで完全リニューアル。案内人も森本さんから小泉さんへ。デザインは米国任天堂Youtubeで配信されているNintendo Minutesそのまま。

 岩田社長から森本さんへ引き継がれたバトンが切れてしまったのは寂しいの一言。"直接"もなかったしなぁ。

 配信自体もメニューがあったり、コミカルなのを排除したり、普通になってしまったのはかなり残念。

 森本さんのままだとダメだったのはわかるんですけど、もっと弾けた感じにして欲しいとは思う。

 

 全体的な感想としては、Nintendo 3DSがここまで現役なのに驚いた。今回配信された作品はほとんどが発表済な作品だけど、それでも多い。

 いちばん驚いたのはカービィの新作が冬に出ること。DL専用の可能性は残るが、それでも3DSにもまだまだ作品を供給するつもりなんだなぁ。

  妖怪ウォッチが成功したことを考えると、スナックワールドがヒットする可能性も捨てきれないし、3DSの後継機が出てくる可能性が低いことを考えると、意外と息の長いハードになるかもしれない。

 

 Nintendo Switchのソフトは増えてきてはいるけれど、まだまだ移植が多い。新規ソフトはE3待ちなんだろうけど、どーなりますやら。

 それでもMinecraftが無事にNintendo Switchでも出ることが発表されたことは大きいだろう。

 バーチャルコンソールの発表がなかったのは、まだまだ遅れているということなのかな。WiiU3DSからの引き継ぎを望む身からすれば、必ずしも悪いことではないんだろうけど。

 何はともあれNintendo Switchの本番はE3でしょう。

 

 個々のソフトについても少しだけ。

 まずはHey! ピクミンから。WiiUピクミン3を遊び倒してるユーザーとしては、ピクミンの新作が出てくることは嬉しい。

 ただ、据置機で展開したピクミンの良さを横スクロールピクミンで出せるのかといったら、かなり微妙だと思う。

 アクションは楽しめるんだろうけど、捜索とか、工夫とか、段取とかは全然なんじゃないかなぁとかなり心配。

 まぁ、買いますけどね。据置機の新作ピクミンも期待してます。

 

 他はー、ARMSの発売日が6月、スプラトゥーン2の発売日が7月になりました。

 ARMSは春発売予定だったから、5月発売予定だったのがずれ込んだのかなと邪推しなくもないですが、無事に発売日が決まったのは良かった良かった。

 ARMSはキャラデザからして米国市場狙いっぽい。Wii以来の新しい流れと、これまでのゲームの流れを混ぜた感じの作品なので、どこまで受け入れられるのかは興味がある。

 

 スプラトゥーンは期待通りに早かったですね。この分だともう一回くらい試射会があってもおかしくはないかも。

 国内に関しては、ハード供給さえ追いつけば、夏にはある程度の盛り上がりが期待できそう。

 サーモンランはどーなんだろうなぁ。自由度がどこまであるんかわからんから、遊んでみないとなんとも言えん。オンライン対応なんかな。どーなんだろ。

 

 毎年この時期のニンテンドーダイレクトはそうなんだけど、6月近辺に発売される大作の続報が中心で、新作は少なめ。

 それでもすでに発表されてる作品の続報がちゃんと出てくるのは嬉しい限り。どんだけ遊ぶかはわからんけども、7月頃は忙しくなりそうな予感。

Nintendo Switchに関する雑感 20170330

 Nintendo Switchの調子がいいらしいですね。予想以上の勢いらしくて、どれだけ期待されてなかったんだという感じですが、売れてるというのはいいことです。

 ただ、とりあえず勢いはそこまで続かないと思ってる。現在の勢いはもともとの期待値が低かったこと、任天堂ファンが購入していること、ゼルダの評価が高いことの相乗効果だし、それが数ヵ月続くとは思えない。

 今年はキラーソフトをいくつか準備しているとはいえ、そもそものソフト不足は深刻で、ソフトがなければ息切れする。ゼルダ一本でどうにかなる話でもない。

 Nintendo SwitchWiiくらいに売れるなんて馬鹿なことを言っている人もいるみたいだけど、そんなことはいまのところはあり得ない。

 ゼルダが人気といっても、それはゲーマー層だけ。1-2-Switchみたいな変則的なソフトの人気が一般層に出れば、状況が変わる可能性はあるけど、その兆候はない。

 来月末にマリオカート8デラックスが発売されることを考えると、いまの勢いはE3頃まで続けばいいほうじゃないかな。

 国内に関しては夏頃にスプラトゥーン2が発売されるので、そこで勢いが再燃するでしょう。上手くいけばそのまま年末までいけるかも。

 ただ海外は年末のマリオまでは注目作品がなくなる*1ので、一旦落ち着く可能性が高い。だから、もしかしたら夏から秋頃くらいにNintendo Switchに関して、勢いが落ちたなんて記事が出てくるかもしれない。

 そこから先はE3の発表次第かなー。年末までにはさすがにマリオパーティとかは出してくるだろうし、現在発表されている作品だけにはならないはず。

 E3で発表される作品の予想はまた別にやるつもりではあるけれど、どーなりますかね。スプラトゥーンみたいに状況をひっくり返すようなソフトが出てきてくれるとうれしいけど、さすがに無理だろうなぁ。

 来年辺りにはマルチでもいいので、サードパーティの本気のソフトがNintendo Switchで遊べる状況になるといいなぁ。いまだとレトロゲームの移植みたいなのばっかりだし。

 勢いがあるのはいいけど、あんまり夢を持つのはどうなんだろうと思ったので書いてみた。

*1:スプラトゥーンは国内では人気だが、海外だとそこまで人気じゃない

スプラトゥーン2試射会を体験しました

 スプラトゥーン2の試射会に参加したので、思ったことをつらつらと書いてみる。

 基本的なゲームシステムはスプラトゥーンで完成されているし、特に変更はされていないので、語る部分は無し。新しいマップではあったけれど、前作と同じように面白かったです。

 意図的なものではあるんだろうけれど、今回の試射会で遊べたマップがどちらもスタンダードで、似通ったものだったのは残念かな。

 

 操作体系の部分は難あり。もともとWiiUに最適化してつくられたゲームなので、それをNintendo Switch向けにしようとすると無理がある。

 特にマップの表示関連。もうちょっと洗練された方がいいと思った。画面が1つになっちゃったから、無理が出てくるのは仕方ないんだろうけど。

 ‪改善して欲しいポイントは以下。

 

  1. やられてからの復帰中にマップを表示していた場合、復帰が完了したことがわかるようにして欲しい
  2. 前作のジャンプボタン(Xボタン)がマップに割り当てられててややこしいので、元に戻して欲しい
  3. 通常の画面でもミニマップか何かで大体の状況がわかるようにして欲しい

 

  改善が難しいであろう順番。

  やられてマップを見ていたら、いつの間にか復帰完了してて、慌てて再開したのが何度かあったので、少なくとも1はやって欲しい。

 右下とかに復帰完了‼︎ みたいな表示を出せば対応できるだろうし、そこまでの手間ではないはず。

 2と3はそのままです。ミニマップとかを入れると画面がごちゃごちゃしそうだけど。

 

 全体的にマップを表示したときに画面が全部ふさがれることの問題が大きい。

 ‪マップの表示を半透明にするとか、マップの表示を画面の1/4だけを使うものにするとか、変更の方法はいくらでもあるとは思う。

 ぶっちゃけマップの表示機能をなくしてしまって、スーパージャンプや復帰のときにだけ自動で表示されるみたいな感じでもいいんじゃないかとは思った。

 これを実際にやると賛否両論が出そうだけど、このままだとマップをどうやって見るかがかなりの勝敗を分けるようになりそう。

 マップを一瞬だけ表示させて状況を適切に判断するテクニックが、勝敗に大きく影響をしそうだからなぁ。

 

 これからどんなブキが出てくるのか、どんなモードがあるのかはわかりませんが、基本的なゲームシステムは前作そのままなので、十分に楽しめる作品になってると思います。

 スペシャルは全部変更になってて、そこの部分で新しいゲーム性を提案できてるし、特に問題は感じられない。

 そうなるとやっぱり問題はマップかなぁ。発売までどれだけ時間があるのかはわからないし、根本的なところでの解決は難しいでしょうが、少しでも改善を目指していただけるとありがたいです。

 ソフトはとりあえず購入する予定なんで、よろしくお願い致します( `・ω・´)ノ ヨロシクー

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドをクリアしたよ

 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドをクリアしました。

 あんまりオープンワールドのゲームはやったことがないのでちゃんとした比較はできないんですが、最初のチュートリアル部分をクリアすれば行きたいところにすべて行ける。オープンワールドの面目躍如みたいな作品でした。

  世界すべてがアスレチックみたいなものだし、祠はたくさんあってパズルも楽しめるし、強い敵も弱い敵もいて、武器を集めたりもできるし、料理も楽しめる。

 時間がいくらあっても足りないんじゃないかというくらいにかなり遊び倒すことができます。

 

 ただ、ストーリー部分は最近の作品にしてはかなり短い。だから、お話を長く楽しみたい人にはつらいかも。

 祠の攻略をどれだけやるかや、謎解きにどれだけ時間が掛かるかにもよりますが、本当にストーリークリアだけを目的にして、上手い人がやればかなり短い時間でクリアも可能だと思う*1

 とはいっても、普通に遊んでいれば行きたいところややりたいことが見つかって、一日で終わるなんてことはないと思いますけど。

 短い分だけ、話は濃密。いろんな想いが詰まっていて、話としての満足感は高い。

 

 やれることはたくさんあるんだが、やりたくないことはやらないこともできる。

 実は私はかなり変則的なプレイをしていて、祠はほとんどクリアしていない。最初の4つと、ある重要アイテムにからむ3つだけ。

 それでも十分に楽しめるし、ストーリーもクリアできる。がんばりゲージが上がることもないですが、だいたいの場所には難なく行ける。いざとなれば料理で上げることができるので問題ない*2。さすがに戦いはそれなりに苦労しますが。

 自分はパズルを解くのがあまり好きではなくて、それが嫌なので祠を無視して進んでたんですが、困ったのはある重要アイテムが入手できないくらいですね。

 あれは料理でどーにかできないみたいだけど、仕様なのかな。バグじゃないかと睨んでたりするんだけど、どこかで改善されるとうれしい。

 他には収集要素もあって、武器や敵キャラの写真を集めないといけないんだけど、それもお金を払えばコンプリートできたりする。

 全体的にストレス要素はできるだけ無視できる仕様になっている印象を受ける。

 

 個人的には塔を踏破してマップを広げていくところと、ラストダンジョンであるハイラル城の探索が面白かった*3

 塔を踏破するのは、祠と違って目的地が目に見えているので、探すストレスがなく、発見して登ることさえできればマップ情報というわかりやすいご褒美が手に入るのがよかった。

 本当、塔を踏破するのが楽しすぎて、すべての塔を制覇したときはこのままリセットして、もう一度最初からやり直そうかマジで迷ったもの。

 その点、祠はそんなに楽しくない。いちおうレーダーはあるんだけど、ポンコツすぎて遠いところで反応したり、逆に近いのに全然反応しなかったりするし。なんなんだろうあれは。

 ハイラル城は最後というだけあって、各所に敵がいて、一気に狙われたら終わりというスリルのなかで攻略していくのが爽快でした。ボスにいい武器を残しておきたいから、あえて敵と戦わずに上を目指したりとか。これがまた楽しいんだ。

 ラスボスも適度に歯応えがあったし、面白かったんだけど、正直なことをいえば、もうちょっとだけこういうダンジョンが欲しかったなぁ。

 ハイラル城以外のダンジョンは謎重視なので、本格的に敵と戦いながら攻略するダンジョンはここだけなのよね。こういうダンジョンが他にもあると嬉しかったかな。

 

 総じて満足度は高いです。それはオープンワールドをどれだけちゃんと丁寧に、ずっと楽しめるようにつくるかを考えられているからだと思います。

 反面、それでストーリー部分が犠牲になってしまって、極端に短くなってしまったってのもあるんでしょうけど、それは取捨選択の結果なんでしょう。

 その代わりといっちゃあなんですが、自由度はめちゃくちゃ高いです。いろんなところに行けて、いろんな試行錯誤ができる。面白い何かを発見すると、それをずーっとやりたくなる楽しさがある。

 大きいコンテンツは少ないけれど、細々とした楽しいことはたくさんある。物語の中に入り込みたいひとには理想の作品かもしれない。

 

 人によって楽しむところ違うだろうけれど、私にとってはやっぱり上の2つですね。スタートからチュートリアルをやって、塔を制覇して、ハイラル城を攻略ってだけで何周もできそう。

 塔をほどんど制覇してから、事情があって最初からやり直すことがあったんですが、同じ作業をしてるはずなのに全然違う攻略の仕方ができて面白かったし、やりがいが半端ない。

 もう100時間以上遊んでいるみたいだけど、倒していない強い敵はたくさんいるので、いくらでも遊ぶことはできそうな予感。どこまでやるかはわかんないですけどね。

 いちおうクリアはしてるので、これまでみたいにのめり込むことはないとは思いますが、次のゲームをやるまではちびちびと楽しんでいきたいと思います。

*1:RTAで1時間以内でクリアみたいな話も出てますが、あれは物語をかなりは省いて攻略しているので、参考にならないと思います。

*2:ちなみにがんばりゲージを上げてない私が、料理を使用してしか行けなかった場所はいままでで一ヶ所だけ

*3:厳密にはネタバレになるんですが、チュートリアルの部分で明かされることと、開発者インタビューなどでも公表されてるので書いてしまいます