horizon zero downをクリアしました。おもしろかったー。
良質な狩ゲー。モンハンはやったことが無いので比較は出来ないけど、いろんな機械獣を狩る狩る狩る、逃げる逃げる逃げる、狩る狩る狩る。
後半に機械獣の共通した簡単な仕留め方を覚えたら、だいたいの機械獣に楽勝できるようになっちゃって飽きてきた部分はあったのだけど、それでも十分に楽しめました。
ストーリーも練りに練られて、なんというか洋ゲーだなぁ、ハリウッドだなぁとか、そんな感じ(謎。難しい話なんで、どこまでついていけてるかは不安なところはありますが、スケールのでかい話になんとかついていきながら楽しみました。
機械獣の種類がそんなに数が多い訳では無いので、倒し方を覚えてしまうと作業に近くなったりとか、不満点がない訳では無いです。
ただ、倒し方を覚えるまでは本当に楽しい。やりごたえは十分です。
発売時期の関係でゼルダと比較されがちな作品ではあるけど、力を入れてるところが違うので単純比較は難しいかなぁ。
horizon zero downは狩りと物語を重視してゲームを組み立ているのに対し、ゼルダはオープンワールドであることを意識して、移動と探索の楽しみに重点をおいてつくられている。
だから狩りや物語の面ではhorizon zero downが圧勝だけど、オープンワールドとして考えればゼルダの方が面白い部分が数多い。そもそもゼルダは物語はほぼ捨てて、かなりシンプルにつくられている。
別の例えを出すなら、horizon zero downはいろいろ計算してつくられたアスレチックで、ゼルダは人の手がまったく入ってない野山みたい。
horizon zero downが得意な狩りや物語を重視するならhorizon zero downが勝つだろうし、オープンワールドにおける楽しみを重視するならゼルダが勝つだろう。
昔に安易な比較への批判を書いた*1のでちゃんと比較してみたものの、そもそも比較すること自体が野暮。
すでに書いてるとおり、おもしろさの方向性がまったく違う作品だから、好きな方、興味がある方を遊べばいい。迷うなら両方を遊べばいいと思います。両方共に遊んで後悔しないくらいにはおもしろい。
アクションゲームが不得意でもhorizon zero downは段階を踏んで成長できる導線が出来ているし、倒せない機械獣と出会って、冷や汗をかきながら全力で逃げるのもまた楽しかったりするので大丈夫です。
たくさんの狩りと重厚な物語。野山を駆け回って、的確な位置どりを定めて、機械獣の弱点を次々と撃っていく。3年前の古いゲームではありますが、十分に楽しめる作品だと思います。かなりお安くなってもいますし、まだ遊んだことのない方は是非。
*1:再読したらあまりにも出来が悪かったのでリンクは貼らないですが、ゲンロン8の批判記事のことです。