ニンテンドーミュージアムに行ってきたよ

 ニンテンドーミュージアムに行ってきました。

 任天堂の博物館だからエンタメ施設と思われてそうだけど、基本的には遊園地とかそういう場所ではなく、あくまで企業博物館でした。日清のカップヌードルミュージアムとか、ああいうのの任天堂版みたいな感じ。

 任天堂が好きで、任天堂のソフト一覧を眺めているだけで楽しいとか、任天堂の歴史を知りたい人には楽しめるけど、そうではなく単純なゲーム好きとか、最新のハードが好きです、最先端の技術を知りたい人には向かない。

 アトラクションもいくつか設置されているけれど、これもファミコン以前の任天堂の歴史を体験する為のものなので、テーマパークと比べるようなもんではない。

 特別な体験は出来るけれど、あくまで任天堂の歴史や思想を知るのが主目的で、楽しませる部分は任天堂の思想を表現する為のもの。言い方が難しいけれど、そういう施設である。

 てか、オープンしてこれだけ人気になってると、実は任天堂はそんなにたくさん人が来て楽しめる施設じゃないよと思ってる可能性もありそう。任天堂好きなら楽しめるけど、基本は人を選ぶ。

 

 じゃあ私はどうだったのかといえば、いろいろ興味深いものも見れたし、面白かったけれど、驚きはなかったかなぁ。

 もちろんハードの進化の歴史とか、試作機とかは興味深くみたし、各ハードでどんなソフトが出ているかを改めて見るのは面白かった。

 でも、事前にメディアの記事とかで展示内容は知っていたし、ここでしか見れない資料をたくさん展示してる訳では無い。あくまで過去に販売されたものが展示されているだけ。

 もう少し開発資料が見れる展示があるとうれしいんだけど、現在の展示を見る限りそういう場所じゃないんだろうなぁ。そこは残念至極。

 任天堂が好きな人は一度行ってみる価値がある施設だと思う。何度も行くようなもんではないと思うけれど、一度行ってみると楽しめると思う。

 

 ネタバレ込み感想を書く前にショップの苦情を書いておきたい。

 オープン初日は購入規制無しで、そこからどんどん規制が増えていってたのは知ってたけど、現在ではすべての商品が1人1つの制限が付いてた。

 他の商品はいいのだけど、各ハードのコントローラーのキーホルダーはダメ。ランダム販売のものが1人1つの制限になっているのはさすがに酷すぎる。せめて中身がわかるようにするか、複数個買えるようにすべき。

 僻みだと言われてもいいけど、4ヶ月後に行った私は欲しいものが買えず、それでいてオープン当初に行った人は買いたいだけ買えたと聞くと嫌な気持ちにもなる。

 他のグッズも含め、閉店近いと売り切れも出てて、遅い時間に入場した人はそもそも買えないとかもあったみたいだしなぁ。物販だけは本当にダメすぎる。*1

 たぶんこんなに人気になると思わなかったんだろうし、現在は絶賛生産増強中なのだと思うけど、早急に改善して欲しい。というか、各ハードのコントローラーのキーボルダーは通販やNintendo Tokyoとかでも売ってくれ。

 あと、購入数制限があるのであればサイトやSNSにちゃんと記載して欲しい。

 

 ここからは行って気付いたこと、気になったこと、面白かったことを箇条書きで書いてみる。ネタバレもあるので、気になる人は要注意。

 

 

・各ハードのソフト紹介のコーナーでピックアップとして挙げられている他社作品が興味深い。任天堂がそのハードの代表的な他社作品を何と認識しているかがわかって面白い。

Nintendo Switchでならば、他の作品と一緒に『天穂のサクナヒメ』と『Fit Boxing』がピックアップとして紹介されている。販売本数でいえばもっと多い作品もあるが、インディーで人気が出た作品と、特殊機能を利用してヒットした作品と考えると紹介される理由に納得がいく。

・各ハードの展示が並んでいる中でバーチャルボーイの展示はどうするんだろうと思ったら、立体視の展示と組み合わせて誤魔化されてた。他と同じ感じで展示すると悪目立ちする可能性があるから仕方ないネ。

WiiUのソフトで、ベヨネッタとじっくり絵心教室の米国版が未収蔵だったのが悲しかった。いやWiiUは売れなかったけれど、何処ぞで売ってるし、手に入るでしょう。米国任天堂もちゃんと保管しようよ。

ファミコンとかで国内だけとか、欧米だけのソフトが割とあるのは納得だけど、最近のハードでも欧米で「発売なし」となっているソフトが割とあって驚いた。

・欧米で「発売なし」となっているけど、実際には海外では他社が販売してるんじゃないかというソフトが割とあった。欧米の人も割と来ていたから、アンケートとかでつっこまれてそう。

・んでもって何故か『ラストストーリー』と『パンドラの塔』だけは「任天堂以外から発売」と書かれていた。他にもありそうなのに、この2作品だけちゃんと書くのは何か理由があるのだろうか。

・「音楽あそび」のコーナーで歴代の音楽関連の任天堂作品が並ぶ中で、何故か『Just Dance Wii』が一緒に展示されてた。もしかしたら日本版の開発を任天堂が担当したから入れているのかもしれないけど、れっきとしたUBIソフトの作品を任天堂作品みたいに並べるのはどうなのよ。*2

・展示は壮観ではあるのだけど、割と間違いがありそうだと思った。出来れば早いうちに国内と欧米の任天堂博士みたいな人を連れてきてチェックしてもらった方がいいと思う。

・開発機とかが展示されている場所の奥に簡単な倉庫っぽい場所があって、見える範囲でもレアなものがいっぱいあるから早いところ展示物に追加して欲しい。

・各シリーズの映像をハードごとに並べて表示して見比べるコーナーがあって、そこはかなり面白かった。展示室の隅にあっただけだけど、ゲームの進化がよくわかるし、あれは本当に観ておいた方がいいと思う。

 

 あとはアトラクションは結構並ぶのでハードルが高いです。時間により空いているかもだし、並べば意外と早いのかもしれないけど、覚悟はした方がいいかも。

 あと1人だと遊べるものが限られるから、できれば誰かと行ったほうがいい。私は1人で行って、並ぶのも好きじゃないので、ゲーム&ウォッチSPだけをひたすら遊んでました。

 

 事前にいろいろ読んでたので何があるかわかってたのですが、任天堂のハードの歴史を見たり、進化について考えたりするのはシンプルに楽しい体験でした。

 あとはショップさえどうにかなればなぁ。ちょっと縛りがキツすぎる。早い時間に売り切れたり、転売の問題があるので動きづらいのはわかるけど、どうにかして欲しい。

 グッズの通販をやって欲しいけれど、デカコントローラクッションとか現地で購入するからこその商品もあるから微妙なのかな。

 ランダム販売だけは止めてくれ。それでもランダム販売をやりたいなら、すべての客が10個20個買っても問題ないくらいの十分な量を用意してください。*3

 

 Nintendo Switch 2が発売されてしばらく経ったら展示が追加され、集客も落ち着いているだろうし、グッズも手に入りやすくなってるだろうから、その頃に再度訪問したい。2、3年後くらいかなぁ。

 展示エリアの設置の仕方とか、明らかに使っていない場所があることから、将来的に展示エリアが増強されるのは間違いない。本当はもっと期間限定の展示とかもやって欲しいけれど、これだけ人気になると難しいだろうなぁ。

 任天堂が好きな人なら行って楽しめるのは間違いない場所だと思うけれど、本当にコア層向けの場所かなぁ。本当に楽しみたいだけならUSJの方がいいと思いますが、何かのついでなら行って損はしないと思います。

*1:いちおう書いておくと、入場のカードを使ってきっちり1人1個制限をやったりとか、現場レベルでやれることはやってるみたい。問題はそもそも需要を読めず生産が追いついていないことと、初期に需要を読めずに初日に行った人と後から行った人で大きな格差が生まれてしまっていることだと思う。こういう話だと転売屋が云々とかが出てきそうだけど、現状のシステムでダメなら転売屋ではなく、任天堂の準備不足が原因。もちろん転売屋はダメなのが言うまでもないのは前提として。

*2:家に帰って気付いたのだけど、「音楽あそび」のコーナーに展示されてたのはWiiの「Just Dance」3作品だけで、WiiU版やNintendo Switch版は紹介されてなかった(はず)。その3作品だけは(日本版の)日本語曲を入れる開発を任天堂でやったから展示に入れた可能性は高そう。

*3:ランダム商法は悪であると言うのは繰り返し言いたい。リスクを客に肩代わりさせているだけ。一番くじとかのくじ商法、お前もだよ‼︎‼︎‼︎