DETROIT: BECOME HUMANをクリアしたよ

 DETROIT: BECOME HUMANをクリアしました。まずは一周だけ。

 基本的にリセット無しの通しプレイ。選んだ選択肢で自分なら絶対に起こさない行動が起こったときのみリセットし、同じ流れをもう一度やり直すルールでプレイした。

 

 ガチガチの洋ゲーでちゃんとクリアまで行くのはたぶん初めてのはず。開発が欧米のゲームは割とやったことがあるけど、任天堂がパブリッシャーの作品が多いから、あんまり洋ゲーの感じはしない。

 ジャンルはアドベンチャーゲームではあるのだけど、日本の作品とは完全に別物。

 日本のアドベンチャーゲームといえばサウンドノベル形式になるけど、この作品はキャラクターを動かし、自身で調査をして物語を進めていく形式。

 脚本に自信があるからこそ、こういう内容になったんだろうけど、ビジュアルだけならアクションゲームでもおかしくはない。

 途中で挫折したLife is Strangeも同じ形式だったから、欧米の方ではこの形式のゲームが割とあるのかもしれない。

 

 アドベンチャーゲームでこういう方式が出来るのは資金力とか、開発力の差なのかとも思ったけど、それよりも文化の違いのような気がした。

 ギャルゲーを中心とした日本のアドベンチャーゲームは漫画の影響をたぶんに受けてるので、紙芝居のような形式で十分に面白いものが出来る。

 対して、DETROIT: BECOME HUMANはドラマや映画の実写からの発想の気がする。おそらく日本で同様の企画が立ち上がってもこういう作品にはなり得ないとは思った。

 

 2周目もやりたいんだけど、もう少ししてからかなぁ。ちょっと手をつけたけど、入り込めなくて挫折した。

 主要キャラの1人を変異化させずに物語を進めてしてしまったので、今度は変異化させて、ちゃんと楽しみたい。

 あの選択自体には後悔はないんだけど、1周目で全部の要素を存分に楽しみたかったなぁという後悔はある。1周目で堪能するのと、2周目で堪能するのは全然違うはずなので、出来れば1周目で楽しみたかった。

 それにしても1周目で素直に選んだときにすんなりと進めたルートに、2周目で意図的に入ろうとしたら全然たどり着けないのは面白いね。無理に進もうとすると、変なバイアスが掛かるからだろうなぁ。

 残りの1人をプレイしたらどう印象が変わるのかを楽しみにしてそのうち2周目をプレイしたいと思います。

定額遊び放題はゲームに向いていないんじゃないかと思うので理由を書いてみる

  いまゲーム業界では、サービス提供の新しい形としてクラウドゲームが注目されている。さらにそれと並行して、これまでのコンテンツの単品販売ではなく、サブスクリプションと呼ばれる定額遊び放題の形が出始めている*1

 SONYはPS nowで過去ハードの作品を中心に提供しているし、MicrosoftXbox Game Passで同様のサービスを提供している。

 定額遊び放題と聞くとユーザーにはありがたいようにも聞こえるし、他のコンテンツは実際にそちらに向かっているようにも思えるのだが、果たしてゲームに遊び放題は向いているのか疑問に思ったので、その理由を書いてみる。

 

 音楽、本、映像でサブスクリプションサービスが成功するのはわかる。これらのコンテンツは消費しきるまでの時間が短い。音楽は一曲5分程度、本だと30分から2時間、映像も映画なら2時間で見終わる。

 短い時間で終わるコンテンツだから、サブスクリプションで提供することでたくさんのコンテンツを楽しめるという売りを提供することが出来る。

 

 対してゲームはどうか。ゲームはもちろん作品にもよるが、一作品で楽しみきるまでに10時間以上掛かることがほとんど、100時間掛かる作品も珍しくない。このゲームの特徴を考えると、ゲームに定額遊び放題は向いていないんじゃないか。

 定額遊び放題でお得感を感じるには本数を遊んでもらうことが第一になる。ユーザーは1本を遊ぶのに数十時間以上掛かるゲームを1ヶ月に何本遊ぶのか。もちろん定額に入っていないソフトを遊ぶ時間もある。もちろん他のコンテンツも堪能するだろうし、人が遊びに使う時間は限られている。

 そう考えていくとゲームの定額遊び放題で元をとるのはかなりハードルが高いんじゃないか。自分みたいに新作旧作に限らず、新しいソフトを遊んだとして大体一本、多くて二本の人間だとメリットは少ない。

 もちろん新作ゲームを相当数買うようなコアゲーマーだと違うんでしょうが、そんな人がどれだけいるのか。ゲームを遊ぶ人でも定額遊び放題で元がとれるほどに遊ぶ人は少数派ではないか。

 

 加えて、ゲームのコンテンツとしての特殊性もある。ゲームはコンテンツのリプレイ性が非常に高い。同じ音楽や本、映画を見続ける人は世の中には稀だろうが、同じゲームをひたすらに遊ぶ人は珍しくない。

 スプラトゥーンほどのゲームになれば、1ヶ月、いや1年間ほぼスプラトゥーンだけを遊んでいたなんて人もそれなりにいるのではないだろうか。国内だとスプラトゥーンがわかりやすいが、海外だとFPSのゲームをずっと遊んでいるなんて人は少なくないと思われる。

 こうなってくると定額遊び放題は意味をなさなくなってくる。一つのゲームしか遊ばないのにそんなサービスに加入する意味はないからだ。

 そうでなくても現代のゲームは1本のゲームで遊ぶ時間をどんどん伸ばしていく傾向にある。ネットを介して他のユーザーと延々と遊べたり、DLCでコンテンツを追加する作品も数多い。果たして定額遊び放題にどれだけ需要があるのか。

 

 いやいや定額遊び放題で十分に遊んでいるし、元をとれてるよ〜なんて人も世の中にはいるんだろう。ただ、それってゲーマーの何割なのかなとも思ったりする。

 定額遊び放題に新作が含まれているならまだしも、新作が追加されないのならば、旧作でばかり遊んで元をちゃんととっている人は稀だろう。世の中、そんなに暇な人は多くない。もちろん定額料金次第にはなるんだろうけれども。

 いまどきは数多くのソフトメーカーから多くの作品が発売されるし、インディーズからも多くのソフトが出る。それを定額遊び放題で囲い込みをするのは難しいんじゃないかと思ったりする。

 余程そこのソフトメーカーが大好きでそこのソフトメーカーの作品は全部遊ぶという人や、余程格安に提供されているサービスならともかく、ほとんどの人の場合は普通にソフトを買った方が安上がりになるんじゃないかなぁ。

 ソフトメーカーとしては定額遊び放題が普及すれば、自社のゲームを遊んでもらいやすくなり、他社への牽制になるうえに定期収入が入るから旨いってのはあるんだろう。ただ、大手の囲い込みは弱小メーカーやインディーズを弱らせるだけだから、業界にとってもよくない。

 

 今後ゲーム業界は変化していくんだろうし、クラウドゲームも普及する可能性は高いとはいえ、定額遊び放題はゲームに限っていえば普及する可能性は低いんじゃないかなぁ。やる会社は出てくるだろうし、一定の需要はあるだろうけどねぇ。

 将来のことはどうなるかはわからないとはいえ、自分としてはやっぱり懐疑的なのでしたー。やっぱり作品がブームになるとその作品だけを遊び続ける人が多く出るのは大きいよなぁと思う。モンハンにしろ、スプラトゥーンにしろ、PUBGにしろ。

*1:どうやら正確にはサブスクリプションは正確には定額遊び放題の意味合いではないらしい(6/14追記) https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1906/14/news066.html

E3で紹介されそうな任天堂作品をおさらいと予想してみる

 毎年恒例のこの企画ですが、今年もやります。ただ、今年はすでに発表されている作品が多すぎるので、予想はほとんどできない。本当はもうちょっと後に投稿するつもりだったのだが、ポケモンDirectが発表されちゃったので慌てて投稿。

 毎年書いてることですが、あくまで予想するのが楽しいので当たるかどうかは二の次三の次。当たったらハッピーくらいの気持ちでやります*1。ご了承ください。

 

 まずは現状発表されている今年発売予定の任天堂の作品一覧をおさらい。

6/28 スーパーマリオメーカー2

7/26 ファイヤーエムブレム 風花雪月

8/30 ASTRAL CHAIN

ポケットモンスター ソード/シールド

2019 どうぶつの森

2019 ゼルダの伝説 夢を見る島

2019 ルイージマンション3

 発売予定の作品は7本。WiiUのときもそうだったけど、ハードの3年目はどえらい豪華。

 スーパーマリオメーカー2はすでに単独で配信があったし、ポケモンソードシールドは来週配信が予定されているとはいえ*2、扱われる作品の数が非常に多いので今年のE3の配信は1時間近くになる可能性が高いと思う。

 ただ、発売予定はこんな感じになってるけど、どうぶつの森か、ルイージマンション3は来年にズレ込むんじゃないかなぁ。

 さすがに年末にゼルダポケモンどうぶつの森ルイージマンション3は偏りすぎだし、客層も重なるところがあるから、4本共に年末の可能性は低いんじゃないかと思う。

 

 E3での新作のお披露目はあまり期待できない。まったくないことはないだろうけど、すでにこれだけの作品が予定されてるので、あまりそこに割く時間がなさそう。あっても毎年発売されているパーティ系以外は予告程度のPVが流れるくらいじゃないか。

 そもそも最近はE3の配信で新作がお披露目されることはあまりなくて、他の時期のNintendo Directで扱われがちな傾向にある。話題性のある作品であればあるほど、E3で初披露は避けられる。

 そうなっちゃったのはなんでかといえば、単純にE3で発表しても他社の様々なソフトの話題に埋もれて目立たないからだろう。Nintendo Directでやれば確実にその日一日の話題は独占できるから、Nintendo Directでやった方が効率がいい。

 

 それでも無理矢理に発表されそうな作品を考えてみると、すでに発表されてて発売日未定のソフトではメトロイドプライム3は延期になることがすでに告知されている。ベヨネッタ3は続報が何もないので、もしかしたらあるかもしれない。

 任天堂の定番ソフトはNintendo Switchで出尽くしている。まだ出ていないのはメイドインワリオシリーズやトモダチコレクションリズム天国あたり。ただ、トモダチコレクションどうぶつの森とテイストが似ているので、発表があるにしても来年以降の気がする。

 Nintendo Switchは発売から3年が経っており、1年目のソフトの新作がそろそろ出てきてもおかしくはない。ただ、マリオとゼルダはすでに発売を控えているので、新作の発表が重なるとは考えづらい。マリオカートスマホで新作が控えているし、スプラトゥーンの新作はまだ早すぎる。そう考えるとモノリスソフトの新作が発表されるのはあり得るかもしれない。

 そう考えていくと発売日未定もしくは未発表作品で発表あり得るのは、ベヨネッタ3、メイドインワリオ新作、リズム天国新作、モノリスソフト新作くらいかなぁ。E3での発表がなくても、来年のE3までの1年間で発表される可能性はあるかも。

 あとは最近出ていない過去の作品とか、完全新作か。この辺は予想のしようがない。毎年言っていることだけど、ピクミン4が出て欲しい。これは完全に私が好きな作品だからです。予想でもなんでもない*3

 

 スマブラDLCでの新規参戦キャラも発表されるとは思うけど、こちらも予想がつかない。ファイヤーエムブレム 風花雪月の主人公とか、ゼノブレイド2 のレックスはありそうだけど、どうなんだろう。

 サードパーティだと前に予想した通り、ニーアのヨルハとか、鉄拳の三島平八とか、モンスターハンターのハンターとかとかになるんだけど、モンハン以外はNintendo Switchに作品が出てないから微妙。モンハンは今後Nintendo Switchに作品が発売されるかが微妙。鉄拳に関してはスマブラSPバンナム開発なので、Nintendo Switchで出なくても出る可能性はちょっと上がるかも。

 キャラは2体発表されるんじゃないか。来年の2月末までに4キャラを配信する予定なので、E3で2体発表されてもスケジュール的におかしくない。例年通りだと配信で1体、そのあとの業者向けのイベントでもう1体になるのかな。2体だと、ファイヤーエムブレム 風花雪月の主人公の可能性は上がりそう。

 さてさて誰が来ますやら。もうどんなキャラが来てもおかしくないと思うので、楽しみに待つことにします。

 

 前述の通り、今年はあんまり予想は出来なかった。予想できるような作品はすでに出尽くしてるからなぁ。

 予想が外れて、びっくり大喜びのサプライズがあることを期待しつつ、6/12(水)の配信を待ちたいと思います。

*1:去年の予想を見返したけど、ゼルダとマリオの新作がそろそろ出るってのはE3ではなかったけど、今年に出るから半分当ててると言えなくもないんだなぁ。どうぶつの森が今年ってのは当たり。逆に大ハズレはベヨネッタ3。絶対に出ると書いたのに、今の今まで何の情報もない。完全な大ハズレ。あとは、スマブラが全員参戦でここまで売れるとは思わなかったなぁ。それもある意味ハズレです。見事に当たったり外れたり。そんなもんです。

*2:スーパーマリオメーカー2は5/16(木)に配信済、ポケモンソードシールドは6/5(水)に配信予定

*3:ただ過去に宮本さんが公式に発表できる状態ではないが開発に動いていると発言しているので、他の作品よりも可能性は高いと思う。売れる作品ではないし、未発表のままに開発中止になる可能性も高いだろうけど。

STADIAがリリースされても任天堂にはそこまで影響はないと思う理由を書いてみる

 先日、Googleからクラウドゲームサービス、ストリーミングゲームサービスであるSTADIAが発表された。

 具体的なサービス内容は発表されてないものの、提供されるスペックが発表通りであればゲーム業界の勢力図を塗り替える可能性がある。

 発表を受けてSTADIA後のゲーム業界はどうなるんだろうと考えたのだが、任天堂に限っていえば影響は少ないんじゃないかと思ったので、その理由を書いてみる。

 

 まずはゲーム業界の現状を整理してみよう。

 任天堂は2017年にNintendo Switchを発売。他社ハードに比べて性能が劣る為にサードパーティのAAAソフトは発売されないものの、自社ソフトが高く評価されて順調に販売台数を増やしている。

 SONYは2012年に発売したPS4の勢いが絶好調。最終的には1億台を超える見込み。現世代で最も販売台数が多く、たくさんのソフトが発売されている。来年以降に次世代機を発売予定。

 Microsoftも2012年にXbox oneを発売。SONYPS4に遅れをとっているが、状況としては大体似たようなもの。

 そんな中で今年中にGoogleからSTADIAがローンチされると、任天堂を取り巻く環境はどう変化するのか。

 

 いろいろ考えてみたけれど、任天堂を取り巻く環境は大して変わらない。STADIAのロンチで任天堂に危機が訪れると語る人はたくさん出てくるだろうけど、その危機は現在すでにあるものでしかない。

 GoogleのSTADIAに性能が劣るからNintendo Switchが売れなくなるか。すでにSONYPS4MicrosoftXbox oneに性能で劣っている。現状で販売は順調なのだから、STADIAのロンチで状況が特に悪くなるとは考えづらい。

 Googleサードパーティを囲い込むので作品が発売されなくなるか。現在でもNintendo SwitchサードパーティのAAA作品がほとんど発売されないので何も変化はない(悲

 STADIAに多くのユーザーが集中するのでユーザーがいなくなるか。そもそもNintendo Switch発売時点でSONYPS4が圧倒的な販売台数を記録しており、ユーザーはPS4に集中していた。

 その状況でNintendo Switchを出して巻き返しているのだから、STADIAが出ても殊更に状況が変わるとは考えづらい。むしろ2年間のアドバンテージがある分だけ有利とすら言える。

 

 もちろんまったく何も影響はないかといえばそんなことはないだろう。

 マルチで発売されているサードパーティの作品がSTADIAでも発売されるようになると、Nintendo Switchでの販売本数は減る可能性が高い*1

 また、STADIAは(発表の通りであれば)タブレットなどでも遊べるので、Nintendo Switchが担っていたその位置を奪われる可能性はあるだろう。

 だからといって、それでどれだけ影響が出るかといえばそこまで大差ない気はする。

 言うまでもないことだが、Nintendo Switchの最大の武器は任天堂のソフトであって、良くも悪くも任天堂のソフト目当てで売れている部分がある。

 そう考えると、任天堂のソフトの魅力が大幅に落ちない限りは安泰なのではないか。

 

 では、Nintendo Switchの販売は問題なく来年以降も伸び続けるのか。

 そうなってくれれば万々歳なのだが、実際には来年度にはNintendo Switchの販売台数は落ちるだろう。

 ただ、Nintendo Switchが発売してから3年目を迎えていたり、SONYMicrosoftの次世代機が控えている以上はそれも想定されていたことで、STADIAが出ていなかったとしても同じ結果になっていた可能性が高い。

 

 まとめるとGoogleのSTADIAがリリースされたとしても、任天堂の行方に然程影響があるとは考えづらい。

 そもそもNintendo Switchは逆境の中で発売されて、逆境を跳ね返している。STADIAがリリースされたからといって、逆境は強くなるかもしれないが、大勢は変わらないと考えるのが自然だろう。

 むしろ方向性や客層が似ているSONYMicrosoftが直接的な影響を受ける可能性は高い。次世代機の発売を控えている状況なので尚更。そちらがどうなるかはわからない。

 任天堂が直接的に影響を受けるとすれば、クラウドゲームの趨勢が決まった次世代機でのことだろう。

 

 いろいろ書いてはみたものの、そもそもGoogleのSTADIAが成功するのかはわからない。クラウドゲームはSONYも、Microsoftも手を出してはいるものの成功していない分野だ。物量に勝るGoogleとはいえ、成功すると断言するのは難しいだろう。

 ただ、任天堂に限っていえば、STADIAがどう転んだとしても趨勢に影響がないと思ったので、この記事を書いてみました。

 考えてはみたけれど、Googleと求める市場が重なり、次世代機の発売時期もかぶるSONYMicrosoftと違い、AAAソフトに対応しておらず、自社の独占ソフトが中心で、すでにハードを発売している任天堂では良くも悪くも相手にならないでしょう。

 これからゲーム業界がどうなるかはわかりませんが、任天堂に限っていえばしばらくは今の位置をキープし続けるんじゃないかなーと思います。

 さすがにNintendo Switchの次世代機となるとどうなるかわからないし、クラウドゲームが求められる可能性が高いから、他と組む可能性があるんじゃないかと思いますが、それはまた先の話。

 GoogleのSTADIAがリリースされるといろいろ記事が出てくるでしょうけど、任天堂に関してはあんまり影響はないってのが私の結論です。信じるか信じないかはあなた次第だけど、参考にしていただければ幸い。それでは。

*1:尚、現在でもオクトパストラベラーやドラえもん のび太牧場物語など、Nintendo SwitchとSTEAMでのマルチで販売を行う作品が出てきている。

スーパーマリオメーカー2 DirectとNintendo Switchの累計販売台数、SONYとMicrosoftの提携に関する雑談_20190519

 スーパーマリオメーカー2 Directが配信されました。どんな風になるだろうと観てましたが、良くも悪くも大きな変化はなく、前作からの順当進化。

 新しいスキンでスーパーマリオ3Dワールドが追加されたんですが、3Dワールドなのに2Dなのかー。3Dにして欲しかったなー(無茶を言うな

 スキンで出すならスーパーマリオ3DワールドNintendo Switchに移植して欲しい。New スーパーマリオブラザーズU DXも売れてるみたいだし、売れる見込みはあるんじゃないだろうか。

 2D、3Dマリオの決定版の一つだと思うし、遊べないのはもったいない。おもしろい作品なので、お願いします。

 

 スーパーマリオメーカー2 Directの最後にカタログチケットの発表。任天堂のゲームのDL版 2本を9980円で購入できる代物。

 これはすげぇ。任天堂の公式でソフトを買う際の最大の問題点が割引がないことだったのだけど、これで新作が割引ありで買えるようになっちゃったよ。

 ぶっちゃけ小売店は本当に困るんじゃないか。だって、売値が5000円以下だとこっちで買った方がお得なわけだし、新品が売れなくなるのは間違いない。中には8500円とかのソフトもあるから、それだと4割引くらいになるのか、すごいなぁ。常時セールをやってるのと変わらない。

 もともとDL版ばかりを買ってる自分にはこんな素晴らしいサービスはないので、積極的に利用させていただきます m(_ _)m

 

 GW前後にNintendo Directが配信されるとの予想は外れました。

 E3で扱う分量を減らす為に事前に一回やるんじゃないかと思ったけど、スーパーマリオメーカー2単独でやったということは、FE 風花雪月やアストラルチェインも単独で配信をやるのかなー。

 E3で取り上げるにしても、全部をちゃんと取り上げるのは無理だし、発売まで時間もないからその方向で行くんだろうなぁ。E3もたぶん今年は60分近くの配信だろうし、楽しみが増えたー。

 

 Nintendo Switchの国内累計販売台数がPS4の販売台数を超えたようです*1

 いつかは超えるんじゃないかと思ってたけど、割と早かった。PS4が国内では奮わなかったのと、Nintendo Switchの勢いがすごいのの相乗効果だろう。Nintendo Switchの勢いがすごいともいえるし、PS4が国内で売れてなさすぎるともいえる。

 PS4が世界では絶好調なのに国内では奮わなかったのは、看板ソフトが出揃うのが遅かったからじゃないかなぁ。

 個人的な感覚だけど、PS4で遊べるソフトが揃ったと感じたのが2016年後半で、本体発売から2年後。あまりにも遅い。本体を確実に牽引出来るキラーソフト*2の発売となると2018年のモンハンワールドまで待たなければならない。

 問題はすべてが遅かったことで、散発的には人気タイトルは出ていたものの、揃ったといえる状態になるのが遅すぎた。2016年の状況がもう1年でも早く実現できていれば状況は変わったんじゃないかと思う。

 ちなみに海外ではPS4のロンチの時点で遊べるソフトが揃っていたらしい。海外と国内で圧倒的な差がついたのはそこなんだろうなぁ。国内でも洋ゲーが根付いていれば同じ状況になったんだろうけど、国内では洋ゲーは海外ほどは人気がないからなぁ。

 この状況がPS5でどうなるかだけど、モンハン次第だと思う。モンハンワールドのPS5専用新作をどれだけ早い段階で出せて、他の会社も評価されるソフトをたくさん出して、本体を買ってもいいと思えるだけの状況をつくりだすことが出来るか。

 モンハンは必須だろうけど、モンハンだけではダメだろう。PS4でいうFF15とか、ペルソナ5とか、ニーアとかが出揃って、ハードを盛り上げていけるかが鍵。ソフトが一つではダメで複数必要。

 ただまぁ、SONYももう海外の会社だし、弱小な日本市場に気を使う必要はないし、ソフトメーカーはスマホゲームで忙しいし、FFはブランドとして落ち目な上に次がいつでるかはわからんし、どこまで実現するかは未知だよなぁ。

 SONYやPS5自体は世界で好調が続く可能性が高いと思っているけど、こと国内に限っては苦難が続きそうだなぁと思う。南無三。

 

 SONYMicrosoftクラウドゲームサービスなどで提携*3

 世紀の提携と割と話題になってましたが、個人的には懐疑的かなぁ。このところMicrosoftが同業他社に対して協力的だったのは事実だし、これまであまり受け入れなかったSONYが協力体制になったのは大きい出来事だと思う。

 ただ、本当にどこまで出来るのか。クラウドの共同開発をするのはいいけど、既存のクラウドサービスをまとめるわけではないみたいだし、表向きは何も変わらない可能性が高そうではある。

 提携したものの何処まで実際に動くかは未知数だし、数年後にはあれはなんだったんだろう………ということになってる可能性も高そう。GoogleのSTADIAが失敗したら、その時点でなかったことになる可能性も高いだろうしなぁ。

 半導体とAI分野での提携を模索ってのも、細かいことは決まってないけど、とりあえず提携したので夢を語ってみました感がある。

 他ではいろいろ語られてはいるけれど、個人的にはしばらく様子見かなぁ。少なくとも表向きはそんなに大きなことにはならんような気はする。両社共にちょっと強い武器を手に入れたくらいの感じなんじゃないかなぁ。

 Xbox onePS4に遅れをとりはしたけど、身売りをしなきゃいけない程に負けているわけでもないしなぁ。次世代機で完全に立場が逆転なんて可能性もなくはないとは思うし、これでMicrosoftが完全にハード事業から撤退するなんてことになったら別だけどねぇ。

 ともあれ、次世代機の発表は控えているし、GoogleのSTADIAは今年中にリリースするし、いろいろ変化が起こってる昨今、どーなるかはわからないけど、注視していきたいと思います。

*1:https://s.famitsu.com/news/201905/16176304.html

*2:100万本超えは必須として、ゲーマーだけではなく一般のユーザーも巻き込む力のある独占ソフトをキラーソフトとここでは定義しています。

*3:https://news.denfaminicogamer.jp/news/190517b

任天堂中国進出とペルソナ5R正式発表とFF7Rの雑談_20190511

 任天堂が中国進出を発表。パートナーはテンセント。

 難しいことはわからんけど、悪くないんじゃなかろうか。これからの商売を考えていくと中国市場を無視するわけにはいかんし、現地をわかってるテンセントが販売代理をやってくれるならいい方向に向かいそう。

 任天堂は性的だったり、グロだったりする作品があんまり無いので規制にもあまり引っかからないだろうし、上手いこといい位置を築ければいいなぁ。

 単純に考えるとそう思ってしまうのだが、中国は何があるかわからん。単純な進出失敗以上の悪い結果にならなければいいなぁとは思う。

 

 ペルソナシリーズのLIVEにてペルソナ5Rが正式に発表。ペルソナ3、4でも行った追加版。

 正直、すでに販売した作品に関して追加版を販売するのは行儀のいい商売だと思えない。ハードが違うならまだいいと思うけど、同じだからなぁ*1。指に経験値が貯まるアクションゲームの面追加とか、ちょっとしたシステム追加ならまだしも、RPGの物語の追加はちょっと厳しい。ただでさえ長い話をもう一回やるのはつらいよ。

 受け入れられているし、恒例になっちゃってるからいいとなってるのかもだけど、飽きられて落ち目になってきたときに追加版待ちの買い控えが起きないとも限らない。いい作品、いいシリーズなんだから変な恒例をつくらずに最初からちゃんとユーザーと向き合うべき。

 文句は書いたものの内容次第で買う可能性は高そう。過去の追加版は買ってないけど、今回は同じハードだから購入のハードルは下がる。パケ版の後にDL版を買い直したくらいに思い入れのある作品なので、どうせならやりたい。

 文句を言っといてそれかーい‼︎ と思われるかもしれないけど、どっちも本音です。ダブスタです。すいません。やっぱり同じハードでほとんど同じ内容で、二度手間になる部分もかなり多いのがわかっているだけに買い直しはいい気はしないよ。出来れば有料アップデート対応か、アペンド版を何卒何卒。

 

 同じく予告されてたペルソナ5SはNintendo Switchペルソナ5じゃありませんでしたー。まさかの無双かー。無双かー。無双かー。

 ペルソナ5Sはたぶんやらないかなぁ。何度か書いてるけど、無双シリーズはシステムが大体似たり寄ったりなんで、そんな頻繁にやる必要はないと思ってる。気が向いたらくらいかな。

 ペルソナ5本編のNintendo Switch版はなかったね。今後発表があるとすれば、E3かなぁ。もともとあるならE3だろうとは思ってたし。今年のE3でなければ、残念無念であきらめましょう。

 

 SONYのState of PlayでFF7リメイクの新規映像が公開。

 State of Playの初回はVR重視であんまり話題にならなかったけど、モンハン新拡張といい、FF7Rといい、今回はでかい発表をぶつけてきたなぁ。

 FF7Rは6月に続報があるらしいんだけど、何処でやるんだろ。SONYはプレスカンファレンスをしないと発表してるし、SONYハードからの先行発売だったはずだからMicrosoftのプレスカンファレンスでやるのもない。だとするとスクエニが独自で配信するのかなー。

 プレスカンファレンスをやらないと言ってるだけだから、配信で発表会だけやる可能性も残るちゃあ残るけれど、どーなんだろう。PS5の発売は来年以降らしいし、SONYも中小サードパーティの受け皿になるような配信とかやらないのかな。やらないと独占に近い状態で発売予定のとこは困りそうなもんだけども。

 FF7Rはあんまり好きな感じではなかった。確かに映像は綺麗になってたけど、キャラデザが好きじゃないなぁ。みんな顎が細いし、マネキンみたいに綺麗な顔になってる。発売時には補正されそうな気はするけど、出来ればもっとちゃんと人間っぽい顔にしたり、野村哲也さんのイラストに近づけて欲しいなぁ。

 

 GW前後に配信されるんじゃないかと予想してたNintendo Directは結局配信されずなのかな。来週に配信されなかったら、E3まではなさそう。

 そうなるとE3での配信は豪華盛りだくさんになるのは間違いない。少なくとも去年、一昨年の30分未満はないでしょう。まだまだ全然紹介されてない今年後半に発売予定の作品が多すぎるし、30分で収まるわけがない。新規発表がなかったとしても現時点ですごい豪華。

 スマブラの新キャラ発表もあるだろうしなぁ。もはや何が出ても驚くので、予想すらする気がなくなってるけど、何が出てくるんだろう。来年の2月末までに4体配信の予定なので、E3では2キャラくらいは発表されるんじゃないかと期待してる。

 

 次の更新はたぶんE3前にもう一回になると思います。E3前はいろいろと話題が出てきやすいので。今まで通りに更新できるだけの分量が貯まったら更新します。E3が楽しみ。

*1:正確にはペルソナ5PS3PS4のマルチだったのが、ペルソナ5RでPS4のみにはなった。

PS5の発売時期の予想をがっつり外したよ

 PS5の発売時期や性能に関する記事を読んだ*1。元記事を公式が紹介してるらしいので、基本的に間違ったことは書かれてないんだろう。

 2019年に発売されないとは予想をがっつり外したなぁ。E3に出ないというから、てっきり年末発売で諸々のスケジュールを組んでると思ったのだけど違ったかぁ。

 じゃあ年始発売かなと予想してもいいけど、それだとわざわざ年末商戦を外す意味がわからないのでない。次はNintendo Switchが成功したから春発売かーとなるけど、これ以上の予想は止めておこう。いくら予想するのが楽しいとはいえ、外してすぐに次の予想は節操がない。

 いつ出るかはわからないけど、開発機材を多くのデベロッパーに渡しているということは、遠からず発売はされるし、ソフトも揃った状態になる可能性が高いのだろう。

 ただ、そうなるとE3に出ないのは何故なんだろう。近い時期にどこかで独自イベントをやるんだろうか。さすがに何もないってことは無いだろうから、どこかでイベントをやるんだろうなぁ。

 

 PS5でクラウドゲームに進出せずに物理メディアを残すのは予想通り。現在のやり方で勝っているのだから、そこを捨てる意味はない。将来的にはクラウドゲームサービスを強化せざるを得ないし、PS5の世代の中でだんだんと移行を促していくんだろう。

 後方互換を持つ可能性が高いってのは嬉しい情報。PS3からPS4への切替でいろいろソフトが遊べなくなってるから、買ったソフトが継続して遊べるのはいいこと。

 反面、後方互換が残るということはハードの切り替えが進まない危惧が出てくるが、それだけ新しいハードとソフトに自信があるんだろう。

 いまのPS4の勢いだと世界的には大丈夫じゃないかと思うけれど、日本だけいつまでもPS4のソフトが発売され続けるなんて状況が生まれそう。

 

 そんなところかな。今回は見事に予想が外れたということで書いてみた。外れたのを無視してると思われるのも嫌だし、次の雑談にまとめて書くと遅いしね。

 では今からこれまでの予想にこの記事のリンクを貼る作業に向かいまする。それでは。