PS5の普及率がPS4に並んだらしいよ

 PS5の普及率がPS4に並んだみたいです。*1

 まーそんなもんだろうなー。日本ではそれほど売れている感じは無いし、買ったとしても何のソフトを遊ぶのよという感じであるのは事実なのだが、SONYがそんなに焦っている感じがないから海外では売れてるんだろーなーとは思ってた。

 コロナ禍の売上とかはPS4も含んでるかもだから話半分で見るにしても、ゲーム本編の購入金額が12%減で、DLCは176%増ってのは面白い。

 おそらくPS Plusに加入してサブスクで遊ぶ人が多いから本編の購入金額が減って、DLCはサブスク配信されないから購入金額が増えたとか、そんなところだろうなぁ。

 

 前も書いた気がするけど、ゲームハードの販売本数とか普及率を見るときには国内と海外の両面を見ないと情勢を見損なう。

 国内でどれだけ調子が悪くても海外では売れていることは往々にしてあるし、国内で売れていても海外ではそれほどということもある。

 Wii後期からWiiUの時代とかすごかったからなー。任天堂が1人負けしてるだけなのに、ゲームハードはもう終わり、これからはスマホとか。世界ではPS4がかなり調子が良かったんだけどね。

 

 とはいえ、PS5が日本市場での普及に失敗していることは事実でしょう。

 海外を重視した序盤の供給不足は計算ずくにしても、ソフトが揃った3年目あたりから普及を狙おうとすると円安で値下げを出来ないどころか、逆に値上げをする始末。

 ソフト不足はこれから解消するだろうとはいえ、それでもハード本体が庶民にはおいそれと手を出しづらい高値である事実は変わらない。

 現在の状況をSONYは改善する気はあるのかと思うけれど、果たしてどうなんでしょう。国内は任天堂が強すぎるし、もう勝てないから2位に甘んじているような気がしなくもない。

 前も書いたように、ここでPS5がコケると国内における高性能機の市場がソフトごと無くなるのと、任天堂一強になると任天堂がコケたときに市場が完全に死ぬ恐れがある。

 そこを考えると、どうにかしてPS5には生き抜いて欲しいんだけど、やっぱり値下げをしないとキツいかなぁ。

 

 今年発売された龍が如く8は国内でPS5版が13万本、PS4版が11万本売れている。PS5が発売されて3年が経つのにほぼ同数は衝撃的な気がする。

 もちろんパッケージの販売本数なので、DL版も含めればもっと違った数字が出る可能性はあるだろう。ただ、予想よりもPS5は普及していないし、PS4にユーザーが残っている。

 この数字を見てしまうと、PS5専用にしたFF16がそんなに売れなかったのも仕方ないよなぁと思ってしまう。だって世代交代が進んでいないんだもの。母数が少ないんだから過去作と同じように売れる訳がない。

 スクエニとかはFFシリーズをPS5専売で出しているけど、国内向けで勝負しているソフトメーカーはPS5専売では出しにくいのではないだろうか。ここからモンハン新作、DQ12が出るにしてもそれで何処まで普及台数が増えるのか。

 モンハンとDQ12で抜け出せればいいけど、そこで抜け出せなければ将来的にも国内のPS市場はかなり厳しいものになっていきそう。

 

 明日はState of Playが配信されますが、面白いそうな作品が出れば感想を書きます。出なければ、次は某作品の感想か、Nintendo Directかな。よろしくお願いします。