大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALをクリアしてないけど、感想を書く

 大乱闘スマッシュブラザーズスペシャルをクリア………はしてないけど、1ヶ月経ったので、とりあえず感想を書く。

 まぁ、そもそもクリアの概念が微妙な作品ではあるんですが。灯火の星はクリアしたし、スピリッツも全部集めたけど*1、他の要素のフルコンプはしてないというか、そんな感じです。

 

 発売前はいろいろ不安だったんですが、スマブラSPでがっつり1ヶ月遊びました。

 前にも書いたとおりソロでしか遊んでないですが、それでも十分に楽しめます。スピリッツは物量があるし、勝ち上がり乱闘は工夫されてるし、いろいろやっていけば1ヶ月遊び続けるのは簡単。

 さすがに1ヶ月経ってスピリッツもすべて集めたので、そろそろお腹いっぱいになりそうですが個人的にはこれだけ遊べれば十分です。

 ただ、全部が開発側の思惑通りに楽しめたかといえば、そういう訳ではなかった。

 

 微妙だったのはアドベンチャーモード。いろいろなスピリッツを解放していく簡単なストーリーがあるのはいいんだけど、いかんせんやることが単調すぎる。

 持ちキャラで変わったバトルを繰り返すだけで、どうしても使用キャラが決まってくるからバトルに変化は生まれにくいし、失敗してもすぐに再戦できるから緊張感もない。

 手間が掛かるので複雑なことが出来ないのはわかるけど、もう少し変化をつける方向で工夫をして欲しかった。

 例えばスピリッツによって戦えるキャラが限定されるとか、ルートを3つに分けてルートによって使えるキャラが違うとかとか。

 遊びの変化が生まれる仕様があれば、もっと楽しめたのになぁ。残念。

 逆におもしろかったのはスピリッツボード。やってることはアドベンチャーモードと変わらないのだけど、何が出てくるかわからないのと、一回限りの緊張感ですごく楽しめた。

 

 勝ち上がり乱闘も当たり外れがあって、キャラクターのルートにより上手く原作を再現してると感心するものもあれば、そうでないものもあり。

 単純にテーマにあったキャラを羅列して、最後をマスターハンドにしただけのルートに関しては、もうちょっと工夫してよと思ってしまった。

 工夫されてるものはアイディアに唸るものもあったので、もっと頑張って欲しかったなぁ。ロックマンなんかは最後の最後にもうひとネタあって、そう来たか‼︎ と嬉しかったもの。

 

 ここまでいろいろ書いたからスマブラSPがそんなにダメだったかといえば、そんなことはなく。欠点はいろいろあるけど、基本のバトルが上手くつくられているから繰り上げして100点です。

 まぁ、繰り上げしては冗談ですが、実際のところ、90点以上は確実な出来で、ソロの細かいところは些細な問題といっていいでしょう。喉に小骨が刺さる感じの。

 キャラクターの多さは言うまでもないし、ステージの豊富さも言うまでもない。それだけで十分に楽しい。その上でバトルは上手くつくられているので、延々と遊んでいられる。

 発売してまだ1ヶ月だけど、人によって強いキャラが違うことが多いのも端的にそれを表してると思う。

 ソロで遊んでいる人にはスペシャル乱闘の全員バトルがオススメ。いろんなキャラを使えて楽しめるので、本当に楽しい。

 

 前作までと比べて要素をバッサリと削り、キャラを増やして大乱闘に特化する進化を行った本作ですが、その選択は大成功だったと思います。

 スマブラDXが15年経っても遊び続けられているように、スマブラSPも決定版として遊ばれる作品になるのではないでしょうか。

 ただまぁ、これだけのものを出されると次回作が心配。キャラやシステムなどの基本的な部分でこれ以上は難しいだろうから、次回作は大きく変えたものが出てきそう。誰がつくるのかはわからないけど、大変だろうなぁ。

 がっちり仕上げてきただけに評判もよく、国内販売も200万本を超えて300万本も見えそうな今作。誰かと一緒に遊ぶのもいいですが、ソロでも間違いなく遊べる作品になってるとおもいます。

 気になるところはあっても損はさせないと思うので、気になる方は是非ともどうぞ。

*1:イベント限定のものは除く

新年の挨拶と今年プレイ予定のゲーム

 新年明けましておめでとうございます。今年も変わらずゆるゆると更新していく予定ですので、よろしくお願いいたします。

 

 今年プレイ予定のゲームの一覧はこちら。

発売中 Marvel's Spider-Man(PS4)

発売中 JUDGE EYES:死神の遺言(PS4)

1/17 PlayerUnknown’s Battlegrounds(PS4)

 こんなもんかな。少なすぎますね。

 懺悔すると去年もあんまりゲームを遊んでいなくて、いちばん遊んだのがたぶん「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」という体たらく。来年はもうちょっと…ゲームで…遊ばないとなぁ(遠い目

 ちなみに去年に遊ぶと書いた作品は9作品中4作品を遊んで、4作品が未発売、1作品は遊んでない感じでした。

 任天堂作品が入ってないんですが、いま発表されてる中だとやるかもしれないのが「ファイアーエムブレム 風花雪月」くらい。他はたぶん遊ばないかなぁ。

 アトラスのP5Rとして予告されている作品は無事発売されれば買うかもしれないです。

 UNDERTALEも買ったはいいが、遊ばないといけない………(血反吐

 

 いちおうゲームを中心に書くと言っているブログが、こんな感じでいいのかという惨状ですが、今年も気が向いたら更新しますので、よろしくお願いします。

2018年の年末のご挨拶と来年のゲーム業界展望と何か

 今年もこのブログをお読みいただき、ありがとうございました。任天堂関連の話も順調にネタ切れしていき、更新頻度も順調に少なくなっていますが、来年も同じ気持ちで頑張りたいと思います。

 今年の累計アクセス数は45000。昨年末が15000だったようなので、ざっと去年の倍近くの人が読んだことになります。

 記事数が増えてるので、個々の記事へのアクセス数がそこまで増えてるとは思わないですが、増えすぎたら何らかの対策をとるかもしれません。適当なことを書くのが信条のブログなので、そこまで注目を集めたくないんです。

 今年最後は来年のゲーム業界展望記事を書いてみます。いつも通り、当たるも八卦当たらぬも八卦の気持ちで読んでいただければ幸い。

 

 来年最大のニュースはPS5の発表と発売でしょう。おそらく発表は8月、欧米での発売は11月じゃないかと予想します*1

 日本での発売は再来年の2月になると思います。来年末に欧米と同時発売が理想ですが、PS4発売時より日本市場の重要性が上がってるとは思えない為、発売時期は2番手3番手に落ち着くでしょう。

追記(4/17):予想はがっつり外れました。 http://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2019/04/17/000242

 発表のタイミングでNintendo Switchは世間的にいちばん新しく出たハードの立ち位置を失い、話題性はPS5に移ることになると思います。つまり任天堂はこのタイミングまでに世間にNintendo Switchの印象をどれだけ残せるかが、今後を左右する鍵になる。

 あとはMicrosoftが何を出してくるかですが、おそらくそれはもう少しあとになるのではないでしょうか。来年の年末までに発表はあるかもしれないけど*2

 

 Nintendo Switchで来年発売予定の任天堂作品はNew スーパーマリオブラザーズ U デラックス、ファイアーエムブレム 風花雪月、ヨッシークラフトワールド、ルイージマンション3、どうぶつの森の5作品。ちなみに発売日が確定してるのはマリオだけ。

 開発の発表はされてるが発売時期未定なのは、ポケモン完全新作、ベヨネッタ3、メトロイドプライム4。

 公式サイトで確認する前はもっと少ないかなと思ったけど意外とあった。予定が決まってる作品はだいたいが春までに発売なので、年始か春のNintendo Directで今年の年末に発売する作品がまとめて何作か発表されると思われる。

 E3の来年の目玉はなんだろう。どうぶつの森は総販売本数では多いんだけど、かなり日本の比重が大きいので、E3には向かなさそう。ならポケモン新作か、メトロイドプライム4になるのかなぁ。スマブラSPみたいに来年の年始か春に発表される新作の可能性もある。

 3DSはさすがに来年が最後かな。本体生産はしばらく続けるだろうけど、ソフト発売はもうないでしょう。お疲れ様でした。

 

 一昨年くらいから日本のコンシューマに元気が出てきた状況でのPS5の発売で、若干不安なところもありますが、来年以降も面白いソフトがたくさん出るいい年になってくれればいいなぁと思います。

 とりあえず任天堂は独自の道を進むだろうし、コンシューマへの力を緩めることはないと思うので安心かな、安心と思いたい。

 今年も読んでいただき、ありがとうございました。来年もゆるゆると続けていくつもりでいますので、気が向いたときにでも読んでいただければ幸いです。来年もよろしくお願いいたします。

*1:いちおう予想の根拠を出しておくと、発売が11月と予想したのはPS3PS4の発売日が11月だから。発表は発売日と不参加のE3からの逆算。E3前に発表するならE3に参加しない意味はないのでE3の後は確定。E3近辺に発表すると他の会社(サードパーティ)の話題を奪って迷惑になる可能性があることから、ある程度は期間を置くはず。発表から発売までは発注などの為の期間が必要だが、Nintendo Switchの例を考えると1ヶ月半あれば大丈夫。ただ、PS5はNintendo Switchよりも需要があるであろうこと、発売がホリデーシーズンであることを考えると早めの発表をするだろう。なんてことを考えると、だいたい8月頃に発表の可能性が高いんじゃないかなぁと考えました。

*2:Microsoftの戦略に関しては面白い記事があったのでご紹介 https://wpteq.org/xbox/post-43826/

スマブラSPとワールドトリガー連載再開に関する雑談_20181212

 スマブラSPDLCの参戦キャラ予想記事は別途用意してたんですが………ペルソナ5のジョーカーなんて出された日にゃあ、全部お蔵入りにするしかないじゃねぇか‼︎

 桜井さんがDLCの参戦キャラは任天堂の提案を元に決めると言っていたので、てっきり ①任天堂のキャラクター か ②Nintendo Switchで発売予定のサードパーティのキャラクター が候補に入ってるもんだと思ったら、どっちも大外れじゃないですかー、やだー。

 まぁ、ペルソナ5は大好きだし、ジョーカーの参戦は予想外の中でも最大級に嬉しいサプライズなんですけどねー。ただまぁ、ペルソナQ2に出ているとはいえ、先週まで任天堂ハードに縁もゆかりもないキャラが出るとは思わなかった。

 アトラスだったら、真・女神転生IVとか、幻影異聞録#FEとかもあるんですが、知名度と人気を考えれば他社ハード作品とはいえ、ペルソナシリーズになるのは納得がいく。

 これがきっかけになって、任天堂とアトラスの縁がもっと深くなると嬉しいなー。ペルソナ5Nintendo Switchでも発売なんてのもあり得なくないかも。

 しかし、ペルソナ5のジョーカーがDLCで出てくるとなると、DLCの参戦予想は本当に難しく何でもありになったなぁ。無いと思ってたキングダムハーツのソラもあり得るかも。モンハンのハンターとか、鉄拳の三島一八とか、ドラクエ8の主人公とか、龍が如く桐生一馬とかもあり得る。

 今後のDLCペルソナ5のジョーカーと同等か、それ以上の格を持つキャラになるだろうから、ますます楽しみが増えた。こりゃ、洋ゲーの知らないキャラの参戦も普通にありそうだ。すげー楽しみ。

 逆にいえば、任天堂からの参戦はゼノブレイド2 のレックス以外は可能性がなくなったかなぁ。

 他のキャラクターだと、他社からのDLCと吊りあわなくなってしまいそう。ただ、ダッシュファイター扱いで何キャラかDLCとは別に参戦もありそうな気はする。

 何が出てくるかはわからないけど、今回の発表を見ているとスマブラDLCはサプライズ続きの気しかしないので、次の発表を楽しみに待たせていただこうと思います。

 

 

 祝 ワールドトリガー連載復活ー‼︎ いやーめでたい。1ヶ月前のことですけどね。ジャンプで休載してから2年間待ちました。

 今週からはジャンプスクエアに移って連載継続。ペースは落ちるだろうけど、再開されるだけでめでたい。 

 休載に関して編集部を責める意見も割とみるけど、アニメ化の時期に宣伝攻勢に出て成功してなければ打ち切りになってた可能性が割とあると思ってるので、自分は一概には責められない。

 アニメ化が発表された頃は連載順がかなり落ちてて、2週に1回はドベ5の打ち切りラインに入ってたのよ。だからアニメ化に際して編集部が危機感を持って宣伝に動くのは当たり前の話だと思う。

 それで漫画家に負荷が掛かって連載できなくなったら意味がないんで、そこを察知できなかった編集部はマジで反省しろとも思いますけどねー。

 何はともあれ、続きが読めるだけで感謝です。移籍して連載ペースが緩やかになったので、無理しない範囲でゆるゆると連載を続けていただければ幸い。連載終了までゆっくりと読み続けさせていただきます。

M-1グランプリ2018を観たよ

 今年もM-1が終わりました。今年は用事があって、当日に見れないかと思ったんですが何とか早めに終わって、ネタバレを見ることなく追っかけ視聴で視聴しました。いやぁ、面白かった。

 途中までどうなることかと思いましたが、最終的には大満足。最終決戦の3組に文句がある人はあまりいないんじゃないでしょうか。

 

 優勝は霜降り明星。実力のあるコンビと聞いていたものの、ネタを見たことはあまりなく。R-1で初のコンビでファイナル進出で勢いに乗っていたところで、そのままM-1で優勝するとはなぁ。

 若さにあふれて勢いがあるネタで、あそこで貯まっていた空気の爆弾が弾けたように感じたし、終わった後に拍手してしまった。

 霜降り明星の勝因は出番順とかもあるけれど、ネタの早い段階から笑かせに来ていたところじゃないかと思う。出てきて、ネタの一拍目から笑かせようとしてたし、そこから笑いの流れを止めることなく4分間を終えることが出来た。その辺りがゆにばーすとかとの差だったんじゃないかなぁ。

 

 和牛はなぁ。面白いのは知ってる。みんな知ってる。誰しもわかってる。だからこそ、それ以上を求められるのがつらいよなぁ。

 ネタも技術も匠の域だし、他よりも確実に頭一つ二つ抜けてる。今年もネタを見れて嬉しいし、毎年新しいものを出してくるのはすごいとも思う。

 ただ、コンテストだと、新しいものがよく見えるし、面白いとわかってるコンビは自然とハードルが高くなるんだよなぁ。報われて欲しいが、ハードルが高くなりすぎてるだけに、M-1だと難しいだろうなぁ。

 

 ジャルジャルは去年に引き続きのネタ。去年の松本さんのコメントから受け入れられやすい雰囲気はあったものの、どうしても2本目が弱かったのが致命的。

 1本目は面白かったねぇ。去年である程度手の内が見えていても、ちゃんと面白いものを作ってくるのは流石。あとは出番順と2本目だったんだろうなぁ。

 

 トム・ブラウン。明らかに今年の色物枠。王道しゃべくり漫才のミキの後という出番順にも恵まれ、最終決戦には届かなかったものの、見事爆発。

 なんやあのネタとしか言いようがない。ネタの詳細まで思い出せるけど、何がなんだかわからない。けど、笑える。

 2本目のネタのネタばらしをしたのは正解だっただろうなぁ。あれで2本目のネタを見たいと思った人は多いだろうし、どこかの番組に呼ばれるでしょう。

 

 敗者復活戦はミキ。こちらは映像を見たわけではないし、ミキは実力的には納得なのだけど、プラスマイナスがラストイヤーだったので上がって欲しかったなぁと思った。こればっかりはいろんな要素が絡むんで仕方ないけど。

 ただなぁ、復活してから毎年思うけど、敗者復活戦のシステムは昔のM-1の形式に戻して欲しい。視聴者投票だと、どうしてもネタ順が後のコンビとか、知名度のあるコンビが有利になって、ジャイアントキリングが起こりにくい気がする。

 投票する人も全員が全部のコンビを見ているとは限らないからなぁ。現地で観ている人の投票のがフェアでしょう。

 

 そんなところかなぁ。すべてのコンビの感想は勘弁してください。ネタ順が重要だとも思うし、今回は最後の方で弾けたわけだけど、去年みたく中盤で弾ける可能性もあるし、運だよなぁ。

 審査員の選考も、何組か特定の審査員が突出した点数をつけてどうなるかと思ったけど、最終的にはいい具合に収まった気がする。最初にも書いたけど、この3組が残るのは納得感が高い。

 いやぁ、本当に今回もいい大会でした。霜降り明星はおめでとう。若いし、活躍に期待します。来年のM-1も楽しみだー。

過去の因縁(ゲンロン、FFXV)と未来への期待(PS5)についての雑談_20181116

 今年のTHE GAME OF THE YEARのノミネート作品が発表されました*1

Game of the Year
アサシン クリード オデッセイ
・Celeste
・ゴッド・オブ・ウォー
・Marvel’s Spider-Man
モンスターハンター:ワールド
Red Dead Redemption 2

 あれー、任天堂のソフトがぜんぜん候補に選ばれてないぞー、ゲームオブザイヤーを選ぶメディア関係者は任天堂信者が多いんじゃなかったのかなー*2

 有名な哲学者の東浩紀さんがゲンロン四天王に選んだ黒瀬さんが、ゲームオブザイヤーを選ぶメディア関係者は任天堂信者でいっぱいだと書いてたから、候補作も任天堂作品でいっぱいなんじゃないかと思ったのになー。

 まさか東浩紀さんが可愛がっているゲンロン四天王の黒瀬さんが適当なことを言ったとか、根も葉もないことを検証をすること無しにゲンロンが本に載せたなんてことはないと思うんだけどなー、どーしてだろー、不思議だなー。

 冗談はさておき。Game of the Yearのノミネート作品はどれもプレイしたことはないのですが、並み居るAAA超大作の中にインディー2DアクションのCelesteが入っているのが印象的。かなり評価が高いようなのですが、こういう作品もちゃんと評価されるのは素晴らしい。

 日本人としてはモンハンに頑張って欲しいですが、上半期の作品なので難しいかな。評判とかから考えるとMarvel’s Spider-Manになりそう。Red Dead Redemption 2も評価が高いみたいだけど賛否両論らしいしなぁ。結果はどーなりますやら。

 ゲンロンには本気でムカついてるので、このネタは覚えてたら来年もやります。

 

 「『ファイナルファンタジー15』現在制作中のDLC4本のうち3本が開発中止、ディレクターである田畑端氏は退社」*3だそうで。

 FFXVが発売まで漕ぎ着けた功労者を退職させてどうすんだろうなぁ。これでFFXVIが遠のいたというか、FFのナンバリングも終わりなんじゃないの。

 そもそも私はFFXVDLCを止めるべきと書いていたけれど、それはFFXVと同じチームが新作をつくる前提があってこそなのよ。それを中途半端にDLCのGOサインを出しておいて、中止と解散と退職とか阿呆ちゃうか。

 別の大規模高品質ゲームとか書いてるけど、いまのスクエニにそんなのを出せるのか。出せないのを何とか出せるところまで漕ぎ着けたのが田畑氏なんじゃないの。

 大幅な赤字が出たから責任云々はわかるよ。でもそれって先行投資じゃん。しかもFFXVは泥沼のドロドロだったのを何とかまとめ上げたものなわけじゃない。褒められこそすれ、責任をとらされる理由はないんじゃないかね。

 田畑氏もビックマウスでいろいろ問題あったのは認めるけど、それでもちゃんと完成させて800万本売ったわけじゃない。DLCが売れなかったからとかかもしれんが、開発側が不満足な作品のDLCをやりたいというのは当たり前で、そこで採算の判断をつけるのが経営側の仕事でしょうよ。

 そもそも作品の内容とゲームの評判をちゃんと把握してれば、ストーリーDLCを追加したところでどんな売上になるかの予想はつくはず。ついた上でGOサインを出して、なんで途中で止めさせるんだよ。つかないなら無能だし、その判子を押した人が辞めるべき。

 FFXVのチームが責任をとらされるんならさ、FFXIIIから延々と企画を泥沼に追い込んだ人たちも責任をとらされるんだよね? 状況をわかっててFFXVDLCにGOサインを出した人たちも責任をとるんだよね?

 FFXVの感想で「スクエニの上層部が無能であり続けた報いを一身に受けている作品」と書いたけど、スクエニ上層部の無能という病気はまだ治ってなかったらしい、

 FFXVの感想では割とボロカスに書いたところもあるけど、可能性を感じてたことも事実なのよ。4人で旅するオープンワールドのまともなやつをマジでやりたかった。それをFFXVIに期待してたのになぁ。そんなゲームも金輪際遊べそうにないか、そうかぁ。マジで残念。

 FFXVを終わらせ、田畑氏に責任をとらせて、いまのスクエニに何が出せるのか、疑問符でしか無いわけですが、果たしてちゃんと作品を出せるんかね。800万本くらいは売れる作品を乱発出来るんだよね。あー、楽しみだー。

 FFXVIはスマホのガチャゲーにした方がいいんじゃないかとすら思う。FFXIIIからこっちのあれこれを見てるともうFFはダメでしょう。まともに作品をつくれる人はいないよ。あきらめましょう。

 

  SONYが来年のE3 2019への参加を見送ることを発表したようです*4

 おそらく来年の年末とかにPS5を発売する為の措置だと思うのですが、まさか参加見送りまでするとは思わなかった。もちろんプレスカンファレンスも中止。

 E3に参加すれば何らかの新作ソフトを発表せざるを得ないけど、下手に発表するとPS5を発表の際に出せるソフトの数が減るジレンマがあるみたいなことなんだろうなー。いま発表されてるソフトの何本かがマルチか、PS5専用なんて話もありそうだ。

 さすがに来年だけで、再来年以降は戻ってくるでしょう。ゲーム市場でPS4の勢いが強いのは確かだけど、E3を無視して自力で展開できる程ではないし、PS5でいまの勢いを維持できるかは未知数だし、ここで調子に乗ってこれからは自社イベントでやります(ドヤァ とかすると失敗しそう。

 ただ、これで困るサードパーティは割とありそう。まだまだPS4の勢いが残る中で、ソフトはまだまだ出てくるだろうし、SONYのカンファレンスは重要な作品発表の場だっただろうし、その分、Microsoftの比重が強まるかもだが、まぁ、もともと数でいえばここ数年は圧倒的にMicrosoftのが発表作品数が多かったからなぁ(但し、ほぼマルチ

 しかし国内が復活やぁと言われて、次の流れも来てないうちにPS5が発売って、大丈夫なんかなー。PS5でも発売から国産大作がそれなりに揃うまでに2、3年は待つ羽目になりそう。

 PS5の発売は来年の年末で確定でいいんじゃないかな。但し、日本は再来年の春頃だろうけど。発表は来年の夏、9月頃と予想。根拠は無い。8月〜10月の何処かなのは確実でしょう。Nintendo Switchは東京でお披露目会をしたけど、PS5も………は無いだろうなぁ。SONYというか、SIEはすでに日本の会社じゃないしなぁ。

 追記(2019/4/17):PS5の発売は2019年の年末じゃありませんでした。 http://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2019/04/17/000242

 前に予想もしたけど、何が出てくるかは楽しみ。同時にPS VRの何かの発表もありそう。PS5。なーにが出てくるか、期待して待ちましょう。

 

追加(12/11):タイトルを変更しました。しつこい感じだったので、さっぱりした感じになりました。

ソロプレイヤーにスマブラSPはオススメできるのかを考えてみる

 先日、発売前最後のスマブラダイレクトが配信されました。

 これでスマブラSPの内容はすべて紹介され、あとは発売を待つばかり。そこで何かスマブラに関する記事を書きたいなーと思ったので、ソロプレイヤーにスマブラSPはオススメ出来るのかを書いてみます。

 そもそも私はDX以降のスマブラはすべて遊んでいるのですが、もっぱらソロプレイ専門。たくさんの人が集まってわいわい遊ぶスマブラの王道の遊びは他の人が語ると思うので、私は1人でどれだけ楽しめるかを書いてみたいと思います。

 

この記事は投稿日現在に得られた情報を元に推測含みで書いておりますので、廃止と書いたものが実装されてるなど、実際に発売される作品では異なっている可能性があります。ご了承ください。

 

 ソロプレイヤーからみたスマブラSPの最大のポイントは、遊びの内容が大乱闘とその派生だけになったということだと思います。

 アドベンチャーモード、亜空の使者フィールドスマッシュと続いてきた横スクロールアクションの遊びは今回廃止に。ターゲットを狙え、ホームランコンテスト、イベント戦も廃止の模様*1

 大乱闘の派生である100人組み手と情け無用組み手は残ったものの、15分組み手などは廃止。

 シンプルは勝ち上がり乱闘に名を変えて登場。Nintendo Liveで紹介されたが、今までのシンプルのようなただの連戦と違って、多少ひねったアレンジがされてる。

 オールスターは形式を大きく変え、オールスター組み手に。前作までのシステムだとクリアまでにかなりの時間が必要だったのが、システムを変えて簡略化。組み手になったことでお祭り感が薄くなり、味気なくなるのではないかとちょっと心配。

 これらの変更点を確認する限り、スマブラSPではソロプレイで遊べる要素が大幅に削減されているのがわかる。

 

 スマブラSPにおいてソロで遊べる要素が大きく減った代わりに追加されたのが新モードのスピリッツ。

 スマブラX亜空の使者がアドベンチャーモードを豪華にしたものだとするならば、スピリッツは従来のイベント戦を豪華にしたモード。

 発表されている内容がすべてなら、ソロプレイヤーがスマブラSPで遊べる要素は従来のシンプルである勝ち上がり乱闘と組み手、そしてスピリッツのみ。

 

 スマブラSPは1人で遊べる要素をすべてスピリッツにぶつけてきた印象を受けている。ソロプレイヤーがスマブラSPを楽しめるかはスピリッツをどれだけ堪能できるかに掛かっているといっても過言ではないだろう。 

 「灯火の星」の映像を見る限り、膨大なMAPでかなりの数のスピリッツが存在するので、かなり遊び込めるのは間違いない。

 スピリッツは収集要素も兼ね備えているので、廃止されたフィギュアの代わりとしても楽しめるはず。

 遊べるといっても単なる一つのモードでしょ? すぐに終わってしまうんじゃないの??? と思われる方もいるかもしれないが、亜空の使者は30時間は遊べるだけの分量があったので、今回も同じか、それ以上にあると考えていいと思う。

 また亜空の使者のような横スクロールアクションでは無いものの、前の配信でボスと呼ばれたキャラクターがいたり、亜空の使者でボスとして登場したキャラが映像に出てくるなど、スピリッツの中には大乱闘とは違う要素が少しは盛り込まれていると思われる。

 

 まとめると、過去のスマブラシリーズと比較して、スマブラSPではソロプレイヤー向けのコンテンツは減少している。

 ただ、大型コンテンツとしてスピリッツが実装されている為、スピリッツがどれだけ楽しめるかが作品の評価を決める鍵になると思う。

 だから過去のイベント戦が嫌いではない人であればスマブラSPは買いだと思う。逆にイベント戦みたいなまどろっこしいのは好きじゃない人は回避がいいかと。

 スマブラをやったことのない人には純粋にオススメできる作品であることは間違いないと思います。スピリッツは1人でも純粋に大乱闘が楽しめるモードである為、入門編にはぴったり。

 

 いろいろ書きましたけど、桜井さんは岩田さんが呆れるくらいに1人用のコンテンツを盛り込む人であることは確かなので、好みはあれども、ボリュームに関しては心配する必要はないんじゃないかと思ってます。

 そもそもこのキャラ数を集めるだけでも遊びとしては十分な分量がありますし、少しでも欲しいと思った人は買いかと。

 少なくとも私は買います。

 

追記:買ったので感想を書きました。 http://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2019/01/10/093434

*1:Nintendo Liveの桜井さんの紹介コーナーで「いろんなあそび」の一覧を確認できたが、該当するモードは見つからなかった。