ソロプレイヤーにスマブラSPはオススメできるのかを考えてみる

 先日、発売前最後のスマブラダイレクトが配信されました。

 これでスマブラSPの内容はすべて紹介され、あとは発売を待つばかり。そこで何かスマブラに関する記事を書きたいなーと思ったので、ソロプレイヤーにスマブラSPはオススメ出来るのかを書いてみます。

 そもそも私はDX以降のスマブラはすべて遊んでいるのですが、もっぱらソロプレイ専門。たくさんの人が集まってわいわい遊ぶスマブラの王道の遊びは他の人が語ると思うので、私は1人でどれだけ楽しめるかを書いてみたいと思います。

 

この記事は投稿日現在に得られた情報を元に推測含みで書いておりますので、廃止と書いたものが実装されてるなど、実際に発売される作品では異なっている可能性があります。ご了承ください。

 

 ソロプレイヤーからみたスマブラSPの最大のポイントは、遊びの内容が大乱闘とその派生だけになったということだと思います。

 アドベンチャーモード、亜空の使者フィールドスマッシュと続いてきた横スクロールアクションの遊びは今回廃止に。ターゲットを狙え、ホームランコンテスト、イベント戦も廃止の模様*1

 大乱闘の派生である100人組み手と情け無用組み手は残ったものの、15分組み手などは廃止。

 シンプルは勝ち上がり乱闘に名を変えて登場。Nintendo Liveで紹介されたが、今までのシンプルのようなただの連戦と違って、多少ひねったアレンジがされてる。

 オールスターは形式を大きく変え、オールスター組み手に。前作までのシステムだとクリアまでにかなりの時間が必要だったのが、システムを変えて簡略化。組み手になったことでお祭り感が薄くなり、味気なくなるのではないかとちょっと心配。

 これらの変更点を確認する限り、スマブラSPではソロプレイで遊べる要素が大幅に削減されているのがわかる。

 

 スマブラSPにおいてソロで遊べる要素が大きく減った代わりに追加されたのが新モードのスピリッツ。

 スマブラX亜空の使者がアドベンチャーモードを豪華にしたものだとするならば、スピリッツは従来のイベント戦を豪華にしたモード。

 発表されている内容がすべてなら、ソロプレイヤーがスマブラSPで遊べる要素は従来のシンプルである勝ち上がり乱闘と組み手、そしてスピリッツのみ。

 

 スマブラSPは1人で遊べる要素をすべてスピリッツにぶつけてきた印象を受けている。ソロプレイヤーがスマブラSPを楽しめるかはスピリッツをどれだけ堪能できるかに掛かっているといっても過言ではないだろう。 

 「灯火の星」の映像を見る限り、膨大なMAPでかなりの数のスピリッツが存在するので、かなり遊び込めるのは間違いない。

 スピリッツは収集要素も兼ね備えているので、廃止されたフィギュアの代わりとしても楽しめるはず。

 遊べるといっても単なる一つのモードでしょ? すぐに終わってしまうんじゃないの??? と思われる方もいるかもしれないが、亜空の使者は30時間は遊べるだけの分量があったので、今回も同じか、それ以上にあると考えていいと思う。

 また亜空の使者のような横スクロールアクションでは無いものの、前の配信でボスと呼ばれたキャラクターがいたり、亜空の使者でボスとして登場したキャラが映像に出てくるなど、スピリッツの中には大乱闘とは違う要素が少しは盛り込まれていると思われる。

 

 まとめると、過去のスマブラシリーズと比較して、スマブラSPではソロプレイヤー向けのコンテンツは減少している。

 ただ、大型コンテンツとしてスピリッツが実装されている為、スピリッツがどれだけ楽しめるかが作品の評価を決める鍵になると思う。

 だから過去のイベント戦が嫌いではない人であればスマブラSPは買いだと思う。逆にイベント戦みたいなまどろっこしいのは好きじゃない人は回避がいいかと。

 スマブラをやったことのない人には純粋にオススメできる作品であることは間違いないと思います。スピリッツは1人でも純粋に大乱闘が楽しめるモードである為、入門編にはぴったり。

 

 いろいろ書きましたけど、桜井さんは岩田さんが呆れるくらいに1人用のコンテンツを盛り込む人であることは確かなので、好みはあれども、ボリュームに関しては心配する必要はないんじゃないかと思ってます。

 そもそもこのキャラ数を集めるだけでも遊びとしては十分な分量がありますし、少しでも欲しいと思った人は買いかと。

 少なくとも私は買います。

 

追記:買ったので感想を書きました。 http://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2019/01/10/093434

*1:Nintendo Liveの桜井さんの紹介コーナーで「いろんなあそび」の一覧を確認できたが、該当するモードは見つからなかった。