ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムをクリアしたよ

 ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムをクリアしました。

 いやはや圧倒的な物量、遊びを増幅させる仕掛けに感服。GOTYを席巻した前作を確実に超える自由度を持ちながら、前作では薄かった物語を改善し、物語の面でも十分に楽しめる作品を出してきた。

 続編で、物語が継続と聞いて、大丈夫なのか、薄くならないのかと思っていたけれど、その心配は杞憂でした。むしろギミックが変わるだけであそこまでゲームの感じ方が変わるのかと驚きました。

 但し、前作で感じた面倒くささも増しているし、導入部分のとっつきにくさはマジで心を折れるかと思ったので、ブレスオブザワイルドがダメな人には確実にダメな作品ではある。

 ブレスオブザワイルドと同じように特長と欠点を持ち合わせている作品なので、ブレスオブザワイルドがダメだった人にはオススメしにくいですが、ブレスオブザワイルドが大好きな人はハマると思います。

 

  ティアーズオブザキングダムは言うまでもなく傑作なのだけど、ネットを見ていると意外な程に感想が少なかったりするのだが、その原因は変わらなさにあると思っている。

 能力は変わり、世界の見え方も変わったのだけど、ゲームの根本は何も変わっていない。能力が変わっただけで、大きく変わったかといえば変わってない。

 変わっていないのだけど、もともとがGOTYを席巻する程の傑作だったものに、掛け算するものを大きい数字にするだけで段違いの面白さが生まれてしまった。

 今回の作品は一見すると何も変わらないように見えるけれど、実際に遊んでみると大きく変わる。

 

 ティアーズオブザキングダムのすごさは、リンクの能力を変えるだけで同じ世界でも全然違う遊びにしてしまったことだろう。

 ブレスオブザワイルドの世界がティアーズオブザキングダムでどれだけ変わったかといえば、そこまで変わっていない。

 もちろん世界の状況は変わっているし、空中も地底も増えているので変わってもいる。ただ、根本は同じ世界だし、主に冒険するのは地上世界なので、遊んでる感覚がそこまで変わることはない。

 それでもブレスオブザワイルド以上に楽しいと感じるのは、新しい能力が世界を新しいものに変えるから。ティアーズオブザキングダムで得た新しい能力が世界を切り拓いていく。

 

 ここまでは新しい能力と世界の変化について書いたが、物語も十分に密度を増している。

 こちらもギミックとしては前作とそこまで変わらないのだけど、ギミックを複雑に、丁寧に練り上げることで重厚な物語が生み出されている。

 ティアーズオブザキングダムはやることが多いし、すべての物語を回収するのは大変なのだけども、どうかすべての物語を紡いでほしい。

 すべてを観た後に繋がるラストは間違いなく心に残るものになっている。是非とも物語も堪能してほしい。

 

 じゃあ、ティアーズオブザキングダムに欠点は無いのかといえば、ある。

 とりあえず序盤がキツすぎる。碌な能力も無い中で空島を冒険するのはマジで心が折れるかと思ったし、パラセールを手に入れる時期も遅すぎる。

 ティアーズオブザキングダムを遊んだ人の中で序盤で心が折れた人が相当数いるんじゃないかと思うし、かくいう自分もその後が面白いとわかっていても、序盤の空島攻略には腰が引ける。

 あと賢者も微妙。仲間にすると常に周りにいるから目障りだし、青緑の亡霊のような見た目なので不気味。シドとルージュは基本後ろにいるのでいいのだけど、チューリとユン坊は目障りなので常時オフにしてた。

 賢者の能力の使い方も微妙で戦闘中だと暴発することが多かった。コントローラのボタンの数が足りなかったんだろうけど、もう少しどうにかならなかったのか。

 基本的には楽しんだのだけど、この2点だけはどうにもならなかった。まぁ、前者は気合いで乗り越えて、後者はオフにすればいいので問題はない。

 

 ブレスオブザワイルドをある程度遊んだ上で、同じ世界を舞台にした続編を出すと言われて、ここまで堪能できる作品を遊べるとは思わなかった。

 続編であるが故にティアーズオブザキングダムがGOTYをとれるかはわからないけど、間違いなくブレスオブザワイルド以上の傑作だし、遊ぶべき作品なのは間違いない。

 ブレスオブザワイルドとティアーズオブザキングダムの関係で面白いのは、ティアキンを遊んだ現在にブレワイを遊んでも楽しめそうだということだったりする。

 同じ世界で違う物語を楽しむなんてのは龍が如くとジャッジアイズでもやっていることなのだが、ギミックが変わることでここまで面白さが変わるとは思わなかった。

 人を選ぶ作品であることは変わらず事実ではありますが、ハマる人は間違いなくハマるし、ゲーム人生のひとつの金字塔になることは間違い無いので興味を持った方は是非。

FF16の初週販売本数からFFの将来を本気で心配する

 FF16の初週300万本到達をすごいすごいと言っている人が割といて、それでいいのかとなっている今日この頃。

 過去に日本を代表するIPと言われたことがあり、現在でもその地位にいるIPの初週が全世界で300万本で大丈夫なのか。

 FF15は1000万本が目標と言って、作品にはいろいろ問題はありつつ、いろんなバージョン等々を販売するなどして最終的に1000万本を達成した。初週でもマルチでの販売だったとはいえ500万本を達成している。

 シリーズ作品が売れるかは過去の作品の評判が鍵を握るし、FF16の評判だけではどうにもならない部分はある。この販売本数が必ずしもFF16の出来が悪いからだとは言えないだろう。*1

 IPの維持、ブランドの維持の為には1000万本を目指さないといけないんじゃないか。FF15で500万本売れたものがFF16では300万本に減っている。このままFFのブランドを維持できるかといえば、割と厳しいんじゃないか。

 賛否両論だったFF12FF13FF15の流れが正しいとは必ずしも思わないけれど、1000万本は達成しないとブランドとしてはジリ貧なんじゃないかなぁ。

 

 FF15の国内販売は30万本(ファミ通調べ)。仮にDL版を含んでなかったとしても総数は60万本くらい。

 PS5の普及台数の低さをどう割り引くかもあるだろうけど、FFが国内でブランドを拡大していくのはかなり難しいんだろう。

 そもそもPS5が普及していないし、作品も売れない。Nintendo Switchではサードパーティでもミリオンを突破する土壌があるが、PS5は厳しい。

 国内向けにFFブランドを維持したければ、任天堂ハード向けに別ブランドを立ち上げて両輪でやるしかなさそう。何処までやれるか次第だけど、ブランド維持の手としてはありな気がする。

 正統なナンバリングのFFがアクションRPGに行くのは正しいことだと思うけど、もう一本別軸でオールドスタイルのRPGのIPを所持しておくこともありなんじゃないか。

 何度も書いているが、スクエニは新規IPを乱立させるんじゃなくて、もうちょっと数を絞った上で、腰を据えて質の高い作品を作る努力をしないと拡大は難しいんじゃないかなぁ。

 

 発売から半月くらいが経ったが、3週目でも国内40万本突破ならずで完全に失速。100万本到達は無理そうで、後はどうやって地道に浸透させてIPとして生き残るかになりそう。

 宝塚とのコラボとか、吉田直樹さんの情熱大陸出演とか、いろいろ浸透させる施策は打ってはいるけれど、肝心のPS5が高すぎるから難しいだろうなぁ。

 FF16がゲームソフトとしてだけではなく、IPとして生き残る道を模索しているのだとすれば、来年くらいにテレビアニメが放送されるなんて展開がありそうだなぁと思ったりする。

*1:そもそも初週に買うような人は作品を最後まで遊んだ人の感想を知らずに買う訳で、初週の結果は前作までの評価と、新作の宣伝方法で決まると思ってる。

エブリデイ 1-2-Switch!が発売される理由から、任天堂の強みを考えてみた。

 エブリデイ 1-2-Switch!が発売されました。

 1-2-Switchはロンチで出して大して話題にもならなかったし、売れもしなかったのに……スマブラ参戦したarmsならまだわかるけど…1-2-Switchの続編を出す理由は一体………

 と思ってたんですが、スマホを使って最大100人で遊べると聞いて腑に落ちた。任天堂は時々こういう半分実験みたいなソフトを出す。

 おそらく任天堂もエブリデイ1-2-Switch!が馬鹿売れするとは微塵も思っていない。少しYoutuber界隈で話題になって、それなりに売れればいいなぁと考えているくらいだろう。

 では何故こんなソフトを出すのかといえば、将来への種蒔きと、当たればデカいのを任天堂がわかっているから。

 

 昔、VRブームが起こりたての初代PS VRが発売されたくらいのとき、「任天堂は新しい技術で面白い作品を作るのが得意なんだから、VRに参入してくれ」なんて意見を見たことがある。

 実際、DSやWiiで結果を出しているし、最近でもリングフィットアドベンチャーを1,500万本販売しており、特殊なコントローラや入力装置を使ったソフトを売るのは比較的得意と言えるかもしれない。

 では何故任天堂が一般的なゲームパッドを使わないゲームを売るのが得意なのかといえば、定期的にそういうソフトを出し続けているから。

 Nintendo Switchが発売してからも、1-2-SwitchNintendo Laboなどを出しているし、売れない変なソフトを出してると馬鹿にされることもあるが、そういうソフトを出し続け、ヒットさせるノウハウを貯めたからこそ、現在がある。

 

 いや、そんなソフトを出すのであれば、マリオやゼルダの新作を1本でも多く出した方がいいのではないかと言う人もいるかもしれない。

 それもある種に正論ではあるのだけど、マリオもゼルダも新作を出すのは時間が掛かる。絶対に当てないといけないIPだから気軽には作れない。

 特殊機能を使った新しい作品はアイディアで勝負できるから、そんなにお金が掛からない。それでいて当たればデカい。Wii Sportsとかリングフィットアドベンチャーくらいのヒットを出せば、すべての損を取り返せる。

 

 とは言っても売れないソフトを乱発しても仕方ないだろう。もっとゲーマーにウケる、安定して売れるソフトを出した方がいいという意見もあるだろう。

 だが、任天堂が出したそういうソフトが売れない訳ではない。1-2-Switchは全世界で200万本売れているし、Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kitも、ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミングも100万本くらい売れている。

 つまり大ヒットした化け物ソフトは別格にしても、任天堂が出した特殊機能を使った作品はそれなりに売れるのである。

 私はこれが任天堂最大の強みだと思っている。挑戦的で、変なソフトを出したとしても、買ってくれるユーザーが一定数いる。遊んで面白ければ広げてくれるユーザーがいる。

 そういうユーザーがいるからこそ、いろんな博打が打てるし、他のメーカーでは生み出せない化け物作品を出すことが出来る。

 

 前から書いてみたかった、どうして任天堂は特殊機能を使った変なソフトを出し続けるのかについての自分なりの回答を書いてみました。

 これだけ売れるのは過去の作品で面白い作品もあるとの信頼を作った任天堂だからこそで、信頼を形成出来ていない他のメーカーではなし得ない。

 そうは言ってもエブリデイ 1-2-Switch!が売れたのかといえば売れてないです。任天堂の新しい作品に手を出すユーザーでも、さすがに売れなかった作品の続編には手を出さない。

 任天堂の変なソフトも買うとは言っても、ちゃんと緊張感があり、ダメなソフトは買わないユーザーが多くいるからこそ、任天堂の現在があるのでしょう。

 そういう風な緊張感がある関係がある限り、任天堂は変なソフトを出し、ヒットを続けるのだろうなぁと思います。

ピクミン4の体験版を遊んだので感想と、改善要望を書きます

 ピクミン4の体験版を遊んだので感想を書きます。

 ピクミン3はデラックスで、簡単と難しいで最短日数クリアを達成するくらいにはやりこんだのだけど、そこからの感想をいうと3と4は別物。

 

 確かにピクミンの同じシステムを使ってるし、出来ることも目的も同じなのだけど、サッカーとフットサルくらいには違う気がする。やりたいことが真逆。

 なんというか、前よりもゲームっぽくなった。3はもっとリアル思考というか、現実にある自然の中でどれだけピクミンが本当にいるように見せるかを目指してた。

 4は前作までと同じく現実を模した世界が舞台だけど舞台は舞台であって、救助活動やオタカラの回収の比重が強くして、世界観よりゲームとして楽しませようとしてる気がする。

 

 3と4でどちらが好きかと聞かれれば、やり込んだ分だけ3が好きかなぁ。4はまだ体験版なので、最終的な感想は全部遊ばないとわからない。

 3の複数のキャラを動かして最短のルートを探す遊びが好きだったのよ。今回は似たようなことが出来なくはないとはいえ、3人を動かす遊びは出来そうにない。

 予想としてはどちらも別の面白さがあるし、どちらも好きだけど、やっぱり3のミッションで最短記録を目指すのが楽しかったとの結論になりそうな気がする。

 まだ4の全容は明らかになってないけど、4にもミッションみたいなモードはあるのかな。ダンドリバトルはあったけど、DLCがあればあるかもしれない。あったらミッションはやりこみます。

 

 

 最後に改善要望を書いておく。任天堂の人が見ているかはわからんけど、書かなきゃ伝わる可能性ゼロだし、万が一でもアップデートで改善されるとうれしい。

 改善して欲しいのはセーブの仕様。現在は自動セーブオンリーで、自分の好きなタイミングの記録を残しておくことはできない。

 自分はピクミンRTA的にもっともダンドリよく攻略することを目指したい人なので、自動セーブとは別に手動セーブを出来るようにして欲しい。コピーでも残せるけど面倒。時間を巻き戻すがあるから要らないとの判断かもしれないが、いい記録を目指す者としては欲しい。

 あと単純にセーブできる個数が3個と少ないのでもっと増やして欲しい。10個くらい欲しい。

 

 あと、細かいところでいうと、ピクミンを対象に投げるときに、運べる最低数だけ連続で投げると、一旦投げられなくなるのが地味にストレスになってる。

 便利なのはわかるけど、たくさん投げて運ばせたいのに短時間でも投げられなくなるのは意味がわからない。

 運べる数で一旦停止する仕様はあってもいいとは思うけど、もっと短時間にして欲しい。現在の仕様では長すぎる。出来るだけ短い時間でお願いします。

 

 そんなとこかな。最初はもっとあったんだけど、3と4では全然別のゲームなんだと思いだしてからあまり気にならなくなった。

 そいや1と2の移植版も遊んだけど、1の進化系が3だとするなら、2の進化系が4な気はする。私は1とか3の方向性が好きかなぁ。

 今回遊んだのはあくまで体験版なので、最終的な結論はすべてを遊び終えてから書きたいと思います。お楽しみに。

マリオの映画が何故成功できたのかをぼんやりと考えてみた

 マリオの映画が成功した理由をぼんやりと考えてみたのだけど、他の原作あり作品と違って、原作由来の縛りがほとんどなかったのが要因じゃないかなぁ。

 

 例えば、FFVIIを映画化するとすれば、パーティキャラはもちろん、セフィロスやタークスの面々は出さなければならない。最初から最後までの重要な場面がすべて無ければいけない。あの場面は絶対原作のままじゃなければダメ、あの改変は許されない……

 等々、ファンからの要望が数限りなくあることは想像に難くない。それこそエアリスは原作通りに亡くならせるべき、いや折角だから最後まで生き残ったifが観たいとか、相反する要望すら求められる。

 その中で映像作品としての説得力を持たせて、2時間の作品として成立させるのなんて至難の業なのは間違いない。そりゃ、安易と言われようと漫画原作付きの邦画がコスプレ実写化に手を出すのも理解できる。*1

 

 対して、マリオの映画に求められるものは数少ない。マリオがキノコ王国で冒険に出掛けて、ピーチ姫を助ける。求められるものはそれくらい。マリオシリーズは歴史が長いこともあって作風が幅広いし、割と無茶な作品でも受け入れられる度量がある。

 新たなキャラクターも入れやすいし、世界観もかなり自由にできる。スーパーマリオオデッセイで現実を模した世界までやったので、やりたい放題やっても怒られにくい。

 

 それこそ今回の映画のピーチ姫とクッパは、他の作品なら怒られるんじゃないかというくらいにゲームとキャラが違ってたりする。まだピーチ姫は片鱗を見たことがある気がするけど、クッパは今までのイメージをぶち壊すレベルでキャラが違う。

 それくらい懐が深い作品なので、マリオを映画にするにあたって、映画として楽しませる為の要素を入れる隙間がたくさん存在する。映画を作る側も、映画として成立させやすいのが想像できる。*2

 

 もちろん任天堂側ががっつり入って、宮本茂さんも参加したのも成功の理由なのは間違いないだろうけど、どれだけ万全の体制を敷いても失敗した作品があることを考えると、成功したというか、成功しやすかった原因はこの辺りなんじゃないかなぁ。

 そう考えると、任天堂のIPは割と成功しそうな作品が多そうな気もする。ゼノブレイドみたいながっつり物語が決まっている作品もあるけど、ゼルダみたいに特定の作品に限らなければ自由度が高い作品もある。

 今後、どれだけIP展開が進んでいくかはわからないけれど、ちゃんと肝を抑えれば、マリオ程の成功は難しくても、スマッシュヒットを続ける可能性はあるかもしれない。

*1:理解できるだけで、そうあるべきだとは思わないです。念の為。出来ることなら、監督の色を出しつつ、原作を活かした作品が理想です。だけど、原作ファンの無茶な要望を見てると、コスプレ実写化がいろんな意味で安牌なのもわかってしまう。

*2:じゃあなんで昔の実写は失敗したんだと言われそうだけど、まだ作品数が出ていなくて懐が広くなってなかったのと、マリオの肝がまだよくわかってなかったからじゃないかなぁ

Nintendo Directを観たよ

 本日配信のNintendo Directを観ました。

 割とリメイクが多めで、次世代機の発売が迫っている雰囲気がむんむん。癖ありソフトもたくさん出てきて、どうなるんだろうと期待と不安が入り混じる。

 今回のナビゲーターは高橋さんと小泉さん。何気に2人揃うのは珍しい気がする。

 配信画面でいつも書かれている次世代機やスマホゲームの紹介はありません的な注意事項がなかったから、次世代機の発表があるかと思ったけど、なかったぜ。

 今回もいつもと同じく気になった作品の感想だけを書いていきたいと思います。

 

 スーパーマリオRPGのリメイクを発表。

 意外なところからリメイクが来たなぁ。伝説的な作品で、原作はいろんな意味でよく出来ている。ただのRPG的な面白さだけではなく、細かい小ネタまで詰め込んだ面白さでは本当に珠玉の作品と言っていい。

 ただまぁ、心配はリメイクの開発の主導権を握っているのが、任天堂なのか、スクエニなのかだよなぁ。任天堂なら心配ないけど、スクエニな気がするなぁ。

 昨今よくある、新規IPを乱発するんだけどいま一歩お金と手間が掛けられてなくてイマイチなスクエニの匂いがする。2頭身で太ったマリオとピーチが不安を誘う。

 ちゃんと任天堂が品質管理をやって、ちゃんとしたものを出してくれればいいけど、RPGは門外漢だからとスクエニ主導でイマイチなものが出てきそう。

 とりあえず小ネタ再現をどこまで出来るかと、クリスタラーの扱いに注目かな。

 

 ピーチ姫が主役の新作を発表。

 過去に1作品だけピーチ姫が主役の作品があったはずだけど、どんな作品になるんだろう。出てきた映像だけだと横スクロールアクションに見えるけど、ピーチ姫ならもう一癖くらいはあるかなぁ。

 面白い作品が出来て、また新しい人気シリーズが出来ればいいけど、どんな作品が出てくるかなぁ。

 

 ルイージマンション2のリメイクを発表。

 原作は2013年に3DSで発売されてるから、11年ぶりのリメイクかー。ルイージマンション3は1000万本以上売れてるから需要があるのはわかる。

 過去に3DSで初代がリメイクされてたりと、リメイクが多いシリーズではあるんだよなぁ。何か理由があるんだろうか。

 

 ドラゴンクエストモンスターズ3を発表。

 主人公はピサロ。4のラスボスなのかな。ある意味で王道の話ではあるのかも。タイトルからジョーカーが外れて、純粋なナンバリングになっているのは原点回帰的な意味もあるのかな。

 ドラクエトレジャーズの時も思ったけど、どうしてか映像が安っぽく見えるのが残念。おそらくAAAタイトルみたいにお金を掛けていないにも関わらず、それを誤魔化す手段を何もやっていないからな気がする。

 

 ピクミン4の続報を発表。

 ピクミンの新種は光ピクミン。夜でも遊べるなど、情報がいろいろ出てきたけど、特に気になるのはダンドリバトルかなぁ。

 似たようなのは前作もあったけど、ローカルバトル限定なので1人プレイ専門の私は遊べなかったのさ。それがとりあえずストーリー上で遊べるのはすごく楽しみ。

 あとはどうかオンライン対戦をよろしくお願いします。

 

 ピクミン1、2のHD版の発売を発表。

 ピクミン2はやったことがあって、ピクミン1はやったことがないから、この機会に買おうかなぁ。4発売まで遊ぶのにちょうどいいかもしれない。

 

 Fate/Samurai Remnantを発表。

 Fateには詳しくないけれど、Fateのゲームでこれだけ王道のアクションゲームは初めて見たような気がする。聖杯戦争のルールをそのまま使うのは珍しい。他にあったら御免。

 開発はコーエーテクモコーエーテクモで類似のゲームが見つからないけれど、どんな作品になるんだろう。見たとこ無双の流れを汲む作品じゃないし、映像を見る限りでは龍が如くっぽい雰囲気もありそうだなぁ。

 評判が良ければやるかも。楽しみ。

 

 超おどるメイドインワリオを発表。

 おすそわけるメイドインワリオ以来だから2年ぶりかー。すごく早く新作が来たなぁ。おすそわけるがかなり売れたのかな。

 おすそわけるが初代メイドインワリオの流れだったけど、超おどるはタイトル通りにWii版の流れなのかな。これだけ手を変え品を変えた作品を出せるのは任天堂の強みだよなぁ。

 

 スーパーマリオブラザーズワンダーを発表。

 2Dマリオの新作が出るんじゃないかと予想に出していたものの、ものすごく妙な新作が出てきたなぁ。すごく妙すぎて、なんとも言えない。

 妙な作品すぎて果たして面白いのかとも、どちらにしても間違いないのは、この作品が間違いなく妙な作品であることだろう。

 どちらにしても2Dマリオ新作予想が当たったのは素直に嬉しいです。

 

 今回もいろんな作品が盛りだくさんでした。これで今年に出る作品は出揃って、来年初頭に発売される作品は秋かな。

 上手いこといけば、来年の春ごろに次世代機が発表されて、秋口に詳細が配信される流れはあるかもしれない。

 冒頭に書いたけれど、今回の配信で来年の末から再来年の春の時期に次世代機が出てくる可能性は高まった気がする。さてさてこれからどんな作品が出てくるか、楽しみに待ちます。

Xbox series Sを買ったので、感想を書く

 Xbox series Sを買いました。

 これから出る黒いやつではなく、前から出る白いやつ。ポイント還元だったので、買ってしまった。買ったのは気の迷いです。ポイント還元セールに釣られてしまった。

 どちらにしても買ったので、少し触った感想を書いてみる。ちなみに現在、箱を開けてセットアップが済んで、Xbox Game Passを眺めたところなので、実際にゲームは遊んでいません。悪しからず。

 

 全体的な感想でいうと、PS5とほとんど変わらない。そりゃ、細かいところでいえば、違いはあるけれど、大枠では違いはない。

 だから妙なこだわりがある人、Microsoftの作品が遊びたいよーという人以外はPS5で十分。両方を買う必要はない。

 

 Xbox Game Passも確認してみたけど、作品数はそんなに多くない。

 発表会ですごい数の対応作品が発表されるので、滅茶苦茶多い数が対応してるんだろうと思っていたけれど、実際はそんなに多くない。

 過去に配信された作品はそれなりにあるんだろうけど、おそらく配信終了している作品がかなりの数あるはず*1。現在配信中の作品でいえばPS Plusと同じくらいか、下手すりゃPS Plusの方が多いくらいかもしれない。

 アトラスとか、ジョジョとか、Xbox Game Passにしか入っていない作品もあることはあるけど、全体的にはPS Plusの方が日本人向けのラインナップになってるかなぁ。

 

 ぶっちゃけXbox Game Passのラインアップを確認して、失敗したと思った。両方入る意味はない。とりあえず3ヶ月分のコードを買ったけど、それから先は遊びたい作品が出たときに入るくらいかな。

 値段も500円くらいと記憶してたんだけど、850円だった。お高い。年間割引みたいなのがないのも割高感の理由かな。12ヶ月分ならPS Plusのが安い。

 

 後悔はしているけど、PS Plusに出してないアトラス作品とか、Microsoftの新作とか、いつか出るらしい小島秀夫監督の新作を遊べる権利を手に入れたと考えれば、まー自分を慰めることくらいは出来るかな。

 遊びたい作品が出てきたときに適宜Xbox Game Passに加入して遊ぶ形でやっていきたいと思います。Xbox Game Passの作品数があんなに少ないのは予想外だった。

*1:1年前にXbox Game Passのオススメを紹介していた人の記事を確認したけど、スクエニが完全に作品を引き上げているのに加えて、他のメーカーの作品も配信終了になってるっぽい