海藤正治の事件簿をクリアしたよ

 ロストジャッジメント DLC 海藤正治の事件簿をクリアしました。

 面白かったー。そんなに長くはないし、本編ほどのひねりのもないシンプルな物語ではあるけれど、DLCなりにきっちり作り上げてあるし、十分に満足。

 何よりDLCで本編では描けない海藤さんを主人公にしたサイドストーリーをきっちり描いてくれるのがありがたい。

 海藤さんの過去を主軸に、いろんな意味で龍が如くやジャッジシリーズの本編では描きづらい魅力的な物語を描いていく。

 人によってはベタだと言われるのかもしれないけど、個人的にはむしろそれがいいと言いたい。てか、龍が如くだって、ジャッジシリーズだって、ある種ベタベタなのも魅力だと思ってる。

 

 龍が如く極2の追加シナリオは全然作り込まれておらずかなり不満を漏らしたけど、今回のDLCはきっちりと作り込まれている。

 ボリュームこそ本編には劣るが、基本的な遊びとしては本編に準じたものがきっちりと用意されている。今回はDLCとして販売されているが、仮に単体で販売されたとしても違和感はない。

 前にロストジャッジメントDLCに求めるものなんて記事を出したけど、求めるものは十分に提供して頂いたので満足です。これまでDLCで満足したことはあまりないのだけど、ここまでちゃんと作っていただければ文句はない。

 

 いやまぁ、あんまりひねりの無い話なので、そんなに書くことはないのだけど、直球の話として大好きでした。

 海藤さんの味がよく出ているし、続きを考えなくていいDLCだからこその物語として、龍が如くスタジオではあまり見られないものを見させていただいてうれしい。

 出来れば龍が如くでも、ジャッジシリーズでも、こういうスピンオフのDLCは継続して出してほしい。この品質を保証してくれるのであれば、喜んでお金を出します。

 しかしまぁ、最後の展開はびっくりした。私は逆の展開になるかと思ったのだけど、あの展開が出来るのは後先を考えなくていいスピンオフのDLCならではだよなぁ。