PS5の値上げと任天堂の次世代機の値段の話をしてみる

 PS5の薄型発表、と同時に値上げも発表されました。

 キツい。円安だから仕方ない、欧米での値段を考えるとこれでも頑張っている方であるのは理屈としてはわからないでもない。ただ、やっぱり単純に6万5000円は高いですよ。そんな気軽に手が出せない。

 しかし発売当初は高いから値段がお手頃になったら買おうと思ってたけど、まさかどんどん値上がりしていくとは思ってもいなかった。

 もちろん円安の所為で仕方のないことなんだけど、日本人の所得がそれだけ増えて、懐に余裕があるとは思えないなかでこの状況は致命的な気がする。

 

 PS5ではここからモンハン新作(予想)、DQ12が控えているけれど、果たしてここから巻き返しはあるのだろうか。果たして国内販売本数100万本を突破する作品は現れるのだろうか。

 モンハンとDQ12は数ある国産ソフトの中で、ソフト発売をきっかけにハードを購入させる力が高い作品だけど、だからといって6万5000円のハードを買うかといえば厳しそう。

 DQファンには他のゲームはやらないけれど、DQだけの為にハードを買ってる人も一定数いる。ただ、さすがにこの値段は尻込みするだろう。

 モンハンはワールドで世界展開に成功したから悠々と構えてそうだけど、DQ12はそこまで国外で売れて無いから下手すればかなり悲惨な結果になる可能性もありそう。

 実際にFF16が国内で厳しい戦いを強いられていて、現状改善の見込みも無いとなると、ここから巻き返すには最早円高になるのを祈って、SONYに値下げの説得をするくらいしかなさそう。

 

 SONYがどれだけ日本市場のことを考えて動いているかはわからないけれど、SONYもどっちにも動けずの状況なんだろう。

 日本で普及していないので他国よりも値下げしますと言ったところで、転売屋がPS5を買い占めて海外に持って行ってしまうので、国内で普及しない状況は変わらない。

 本当は値段が高いままでどうやって買ってもらうかなんだけども、そもそもPS5専売で知名度がある作品がFF16しかない現状だと、買う理由がないのも事実ではある。

 PS5本体に複数のソフトを付けたセットを売りますと言ったところで、国内向けに訴求力があるソフトがない。スパイダーマンの旧作と新作を付属して本体代だけで購入できるなら、あるいは。

 今後状況が変わってほしいとは思うけれど、円高に伴う値下げと、訴求力のあるSONYハードではPS5専売*1の新作がないと厳しいだろうなぁ。

 このまま行くと次世代機では国内は捨ててでも世界展開を狙う作品しかPS5で出さない状況になりそう。FFですら国内100万本に届かない状況では中小の会社が国内での販売を見込んで商売するのは厳しいだろう。

 

 

 こうなると気になるのが来年末から再来年春までの間に発売されるであろう任天堂の次世代機がどうなるかなんですが、同様に厳しい状況にあるのは間違いない。

 まず次世代機の値段がこれまで以上に高くなるのは間違いない。現在のNintendo Switchの値段が3万円だけど、まともにやれば次世代機は4万円近くか、それ以上になると素人目に見ても思う。

 3DS発売の際に値段を高くしすぎて発売5ヶ月で大幅な値下げを実施する悪夢があったが、背に腹はかえられない。国内である程度厳しい戦いを強いられても、海外で売っていくしかない。

 

 国内の値段を割安にする手もあるんだろうけど、そうなると転売屋の魔の手が立ちふさがる。ただ、転売屋の被害を完全に防ぐことは無理でも、ある程度抑える対応はやって欲しい。

 例えば、ハードを購入する為にはニンテンドーアカウントで発行した番号の提出や認証をする必要で、複数台の購入を難しくするとか。

 量販店での対応が無理であるなら、My Nintendo Storeだけでも発売から1年間で購入できる次世代機は1台のみ。しかも3年以上前に登録されたアカウント限定とか。

 PS5でも米国では似たような施策が行われていたらしいが、現在の転売屋が跋扈して海外に持っていってしまう現状では割と効果がありそうな施策な気がする。*2

 転売を完全に防ぐことは難しくても、とにかく発売から1年くらいは本当に欲しい人の手に渡るように施策を売って欲しいと願うばかりである。

 

 

 PS5と任天堂の次世代機の値段について買いてみたけど、この問題は単純な為替の問題なだけに対応が難しい。

 単純な値段が高いだけなら値下げをすればいいけど、欧米は普通でも日本では高いという状況なので、下手に値下げもできない。すべては円安が悪い。

 私は今年の年初にPS5を買って、当時はどうせ今年後半に薄型販売と値下げがあるから、良くないタイミングで買ったな〜と思ったけど、結果的には正解だった。

 

 PS5は手に入るか否かはともかく、早く手に入れた人がいろんな意味で勝ち組のハードだったんだなぁと思わざるを得ない。

 もちろんここから円高になって、PS5が大幅に値下げされる可能性もゼロではないし、そうなればこれから購入する方がいちばん勝ち組の可能性も低くない。

 まだPS5を買っていない人は、欲しい専用ソフトもが出るまで購入を控えるのが最善手であるような気がする。これ以上の円安は考えたくないけど、それでまた値上がりしたらごめんなさい。

 

 今回は値段の話だから書かなかったけど、PS5が薄型になってあのデザインがほぼ変わらず踏襲で色も変わらずとは思わなかった。

 あのデザインは個人的にはダサいと思っているんだけど、あのデザインと色を継続するんだなぁ。評判がいいんだろうか。自分がPS5の購入を去年まで控えていた大きな理由の一つがデザインだから、かなり意外。

 

 ここから日本のゲーム業界がどうなるかはわからないですが、早いとこ円安をどうにかして欲しいですよ、それかみんなの給料を大幅に上げてくれ。

 給料は間違いなく無理だから、早いところ円安をなんとかして欲しい。そしてPS5本体はもちろん、ソフトがたくさん売れてくれ。

*1:要するにPS4などの前世代機では遊べない作品。

*2:ちなみに国内においてPS5はすでにある程度欲しい人に行き渡っている可能性が高い為、これから同じ施策を打ったところで逆効果になる可能性が高いと思われます。

FF7リバースが発表されたよ

 FF7リバースの続報が発表。

 発売は来年の2月。意外と近い。もっと1年前くらいから情報を小出しにしていく認識だったから、発売日が近いのと、情報が盛りだくさんすぎてびっくりした。

 3部作の2作目でどーなるのかなーと思ってたら、2作目ではオープンワールドに近いことをやるみたい。PVを見る限り、いろんなFF7の要素が盛りだくさん。

 最終作はまだ出ていないけど、FF7のリメイク3部作の中で2作目がいちばん面白かったと言われてもおかしくない程のボリュームに見える。仲間も全員集合するらしいし、満足度の高い作品になりそう。

 

 物語は原作の忘らるる都までが描かれるみたい。ちょうどディスク1枚目の終了まで。さすがに1作目より盛りだくさんだけど、物語としてはそこまで分量はなさそう。

 というか、2作目で忘らるる都までしか描かれないなら、3作目は物語的には盛りだくさんだけど、描ききれずに薄くなる未来が見えるが大丈夫なんだろうか

 オープンワールドと名言していないことから考えると、原作のワールドマップに似たシステムですべてがシームレスではなく、街などでは画面が切り替わるシステムはありそう。

 そうなれば、2作目と3作目は原作でいうワールドマップは共通だが、2作目では入れないところがいくつかある。もしくは3作目では船などを手に入れてより広い世界を移動できるようになるのはありそう。

 もしくは3作目は一本道かなぁ、さすがにその選択肢は無いような気がするけども、それくらいに3作目で描かなければならない内容は多い。

 インタビューで原作の物語はすべて踏襲するが、並行して別の物語が描かれるみたいなことが言われていたので、省かれることは無いとは思うけど、3作目のボリュームはどう足掻いても盛りだくさんになりそうやね。

 

 あとなぁ、前作のときも思ったけど、作中でどんだけ召喚獣が出てくるのかは知らんが、20体、30体出せるもんでもないのに召喚獣をショップ購入特典にするのは止めるべき。

 前作で作中で7体しか召喚獣が出なくて、それでいて購入特典の召喚獣が3体とか、どうかしてると思ったからなぁ。作品を全力で楽しませる気がないように見えるし、こういう商売はすべきでない。

 武器防具ならまだしも、召喚獣をショップ購入特典にするのは無いです。前作を遊んだときも思ったので、これだけは言っておきたい。

 

 ちなみにFF7リメイクの1作目の販売本数が700万本を突破したらしい。めでたい。

 FF16の初週が300万本だったらしいが果たしてFF7リメイクと同じ700万本まで到達できるのだろうか。前も書いたけど、FF16がここまで調子が悪いのは近年のFFブランドの展開の仕方が間違ってたことの証拠だよなぁ。

 まぁ、FF7リメイクの1作目も割引とか、PS Plusのサブスクとかも入ってるかもだから、FF16が超える可能性はそれなりにあるかもしれないけども。

 ある程度映像的な品質を落とすリスクを背負ってでも、3年に1作品くらいのペースで発売する形にしないとブランド再興は難しいんじゃないか。近年のようにハードに1本のペースだと厳しい気がする。

 

 こう書いておいてあれだけど、遊ぶのは3作目が出てからか、PS Plusのサブスクに入ってからかなぁ。

 ただ、2作目は物語がどうかは遊ばないとわからないものの、オープンワールド的な盛りだくさん感は間違いなくあるので、買って損しないものになりそう。

 1作品目があんな感じだっただけに、どうやって原作の最後まで描くのか不安しかないですが、とりあえず2作目は面白いものになりそうです。

Nintendo Directを見たよ

 本日配信のNintendo Direct観たので、感想を簡単に書いていきます。

 

 スプラトゥーン3 サイドオーダーの配信が決定。出てくる名前からするに、2で出てきた2人のキャラクターの物語っぽい。

 シングルプレイヤーモードは2の最後で挫折してからやってないのだけど、なんとなく面白そうだし、やってみたいと思った。

 インクでのダメージ表示が出てたけど、ああいうのはスプラで過去にもあったのかな。見た目も派手だし、楽しそう。

 

 マリオ vs ドンキーコングの新作を発表。

 この作品が出てくるとはなぁ。予想に入れてなかったけど、入れてもおかしくない作品なので悔しい。後出しで言っても仕方ないけども。

 それにしても今年の後半から来年はマリオ作品がかなり多いね。マリオイヤーとか銘打ってないから、たまたまなんだろうけども。

 

 『クレヨンしんちゃん 炭の街のシロ』を発表。

 クレヨンしんちゃん×ぼくなつの第二弾。続編が出るほどに売れたのかぁ。クレヨンしんちゃんがハマっているのもあるけど、ドラえもんとか、ちびまる子ちゃんとか、IPを変えればいくらでも出せそう。

 ぼくなつの綾部和さんがからんでるかはわからないけど、こういうIPとコラボした作品と、なつもんの方向性の作品を交互に出せば、今後10年くらいは食っていけそうだよなぁ。

 

 アナザーコードのリメイクが発表。

 次世代機発売前だからリメイクが乱発されると思ってたけど、さすがにアナザーコードは予想外だったなぁ。

 作品をあまり知らないので申し訳ないが、雰囲気が良くて面白そう。

 

 『プリンセスピーチ ショータイム!』が発表。

 前回のNintendo Directでピーチ姫が主人公の新作が出るのでどうなるだろうと思ったら、いろんな意味でピーチを主人公にする意味を前面に出した作品が出てきたなぁ。

 どれだけ売れるかはわからないけれど、馬鹿売れしてピーチ姫主人公の新しい軸が出来ると任天堂の今後の展開的に面白そう。

 

 『Tronbone Champ』が発表。

 joy-conの特殊ギミックを使った作品。結局、こういった特殊ギミックを素直に使う作品はほとんど出なかったなぁ。

 joy-con自体はリングフィットアドベンチャーのお陰で商業的に成功したと言えるけれど、ハードとしてギミックが果たして本当に有効だったのかは疑問符が出る。

 任天堂すらギミックを活かしたソフトをそんなに出せてないんだから、次世代機を出すなら反省点にすべき。

 

 アトラス×ヴァニラウェアの『ユニコーンオーバーロード』が発表。

 ヴァニラウェアの新作発表をNintendo Directで見る日が来るとはなぁ。複雑そうだし、難しそうだけど、面白そう。

 買いたい気持ちはあるんだけど、そのときの自分に余裕があるかがわからんから、余裕があれば買うかもしれない。

 

 ニンテンドーミュージアムを発表。

 前に予告されてたやつ。年度内に完成予定なのか。正直、個人的にはUSJニンテンドーワールドよりも期待大だし、開館したら早いところ行きたい。

 

 ソラのamiiboを発表。本当に出るとはなぁ。そんなお金はないけど、スマブラamiiboを全キャラ揃えると壮観だろうなぁ。

 

 F-ZERO 99を発表。

 最初の映像を見たとき、ハード末期のこのタイミングでF-ZERO新作とか正気か!?と思ったけど、99でしたー。

 任天堂は完全にこの99シリーズをサービスの柱として確立してるなぁ。もともとF-ZEROは新作を望まれつつ、マリオカートとの関係性的に新作が出せないIPだからいい施策だと思う。

 

 超おどるメイドインワリオの続報を発表。

 やっぱり特殊ギミックをふんだんに使えるメイドインワリオは強い。IP的に弱いから仕方ないんだろうけど、ギミックを広める意味ではメイドインワリオはハード初期に出るべきタイトルなんだろうなぁ。

 

 マリオカート8の追加コンテンツ。

 回を重ねるごとにやりすぎ度合いが増して、えげつないことになってる。元のゲームも含めてものすごいボリュームだけど、次の新作をどうするんだ。

 マジでマリオカート8が凄すぎて新作が出せないとか、マリオカート8と比較されて9が駄作扱いされるとかあり得るぞ。

 

 ペーパーマリオRPGのリメイクが発表。

 予想を当てたやつですが、うれしくないというか、ペーパーマリオはやっぱり報われないなぁ。ハード末期のつらいときに出るかいな。ライバルが少ないから買われやすいとも言えそうだけども。

 本当にペーパーマリオは何処かで報われてほしい。

 

 以上です。急ぎで感想を書いて眠いので寝ます。おやすみー。

 

 

任天堂の次世代機を予想してみる

 任天堂の次世代機の予想をします。

 予想はしますが、本格的な特殊機能の予想は無理なのと、そもそもそこまで記事を練る時間もないです。

 なので、現時点の状況や任天堂の立ち位置から次世代機はこんな感じに落ち着くんじゃないか、この方向性の可能性があるんじゃないかとの話をつらつらと書いていきたいと思います。

 尚、性能云々はよくわかんないのと、予想しても仕方ないと思っているので、そういう話はしないです。悪しからず。

 

 まず前提として任天堂Nintendo Switchでこれまでにない大成功を納めました。

 現時点で据置機の販売台数として任天堂のハード歴代1位。携帯機も含めればDSが1位ですが、現在の勢いだと将来的に抜き去る可能性もゼロではない。*1

 他社ハードよりも性能は低いものの、据置機でありながら携帯機として持ち歩け、コントローラが標準で2つ付いているから気軽に仲間と遊べる、というカジュアル全振りで多くの人に受け入れられました。

 そんな任天堂Nintendo Switchの次世代機でどんなハードを出すのか。予想してみます。

 

Nintendo Switch 2

 まずは順当な予想から。Nintendo Switchは高性能なハードに囲まれる中での立ち位置として完璧である。本来は新しいハードなんてのは必要ない。

 ただ、これから新しい作品を発売することを考えるとNintendo Switchでは性能が足りないから、ほぼ性能だけを強化したNintendo Switch 2を出してくる。

 これまで常に新しいことに挑んできた任天堂らしくない一手だとは思うが、据置機と携帯機の2機種展開から据置機のみの展開に変わり、失敗できない状況を考えれば安定をとる可能性はあるかもしれない。

 ちなみにNintendo Switch 2になったとしてもjoy-conは変えてくると思います。壊れやすいってのもそうだけど、新しい機能を入れるならここしかないからもう少し新しいものに変えてくるはず。

 

WiiU 2

 Nintendo Switchの次世代機として順当進化ではないものを出してくるとしたら何が出てくるか。

 任天堂にはひとつ心残りがある。前世代機でWiiUの魅力を今ひとつ伝えられなかった。2画面で遊ぶ面白さを伝えきる前に撤退してしまった。

 次世代機ではWiiUのリベンジで、再び2画面の据置機で勝負を仕掛けてくるんじゃないか。Nintendo Switchを応用すれば、強みを引き継ぐことも出来る。

 WiiUは序盤でしくじって、本当の面白さが出たのは中盤以降だった。真の面白さを出せば商機がある…のかなぁ。

 予想としてあげたけど、正直可能性は低いと思ってる。宮本茂さんがリベンジを狙っている可能性は本当にありそうだけど、半導体の高騰を経験するとこんな博打は打てないと思う。

 

完全な新ハード

 では、Nintendo Switchとはまったく関係ないまったく新しいハードを出してくる可能性はあるのか。

 可能性はもちろんあるだろうけど、他社の高性能ハードに対する新たな優位性を出してくるのは至難の業だし、携帯兼用や多人数で気軽に遊べる強みを捨てるメリットが見えない。

 それでも任天堂が出してくる可能性はありそう。何故そう思うかって、それは自分が任天堂をそういう新しいものを出す会社だと思っているから。

 Nintendo Switchの強みをなくしてまで、新しいハードを出してくる可能性があるかってーと、普通の会社だとないけど、任天堂だとありそう。何故ならそれで大成功した経験があるから。

 性能だけを上げた新ハードではなく、どれだけ他社と差別化をした新ハードを出せるか。どれだけ新しい機能を詰め込んだ、新しい遊びを提示できるかを常に考えてるのが任天堂だと思う。

 

 次世代機の方向性について3つ書いてみた。

 可能性がいちばん高いのがNintendo Switch 2かなぁ。いろんな意味で順当だし、joy-conを新しくするだけで新しい遊びを提示できるので、守りも攻めも同時にできる。

 次が完全な新ハードだけど、これについては何が出てくるかがわからんので予想ができない。任天堂は新しいことをやりたがるし、やってくるだろうってのだけが根拠だったりする。

 WiiU 2は上にも書いたけれど、やりたい人は任天堂内にいそうだけど、半導体不足を考えると実現可能性は限りなく低いでしょう。ただでさえ、WiiU半導体供給の問題で撤退した訳だし。

 後方互換について書き忘れたけど、Nintendo Switch 2なら有ると思います。完全な新ハードなら無いでしょう。WiiU 2は微妙かなぁ。基本的にはNintendo Switchの勢いが大きすぎるので、継承したいと考える可能性は高そう。

 

 PS5やXboxに並ぶ高性能機の予想はしなかったけど、機器開発が本業のSONYやOS開発が本業のMicrosoftと対抗して高性能機で戦うのは任天堂には難しいでしょう。

 さらにsteamまで構えている中では、高性能機を出して立ち向かうよりも中性能機で独自の立ち位置を築く方が可能性がある。

 Nintendo Switchで戦えたとの実績があるし、インディーズが隆盛した影響でソフト供給が途絶えることもない訳だから、高性能機に向かう必要はないでしょう。

 

 新ハードがどうなるかはわからないけど、いちばんの問題は値段かなぁ。

 ただでさえ半導体の値段が上がったと言われていて、PS5があの値段になって、転売屋も活躍しちゃっている中で、どれだけお手頃な値段で出すことが出来るのか。

 ぶっちゃけ海外基準でお手頃な値段で出しても、日本では高いとなってしまうのも難しい。Nintendo Switchは3.3万円だったけど、次世代機は4万円には届かないにしても3万円代後半はありそう。

 

 任天堂の次世代機はまだ公式な情報は何も出ておらず、最近任天堂が後継機を非公開の場で関係者に見せたとのリークがあったくらい。

 リークの内容が正しければやっぱりNintendo Switch 2が正しいのかなと思うけど、どうなんでしょうか。Nintendo Switch以上のハードを考えるのはやはり難しいとは思う。*2

 ちなみにNintendo Switch 2予想はリークがあったからしたのではなく、もともと予想してたものです。悪しからず。別にどう思われてもいいけどね。

 次世代機の発売時期は来年の年末から再来年の春頃と予想してます。となると発表は早ければ来年の春頃になるのかな。

 どんなハードが出てくるかはわかりませんが、どんなものでも楽しみに待ちたいと思います。

*1:Nintendo Switchは据置機でありながら携帯機の機能も有するという若干チートめのハードではありますが、任天堂ハード内の比較なので許してください。

*2:念の為に書いておくと、高性能ハードに囲まれた任天堂の立ち位置の中での話ですよ。

ピクミン4をクリアしたよ

 ピクミン4をクリアしました。探索日数 31日。すべてのステージを100%クリア。全回収全救出の記録としては、おそらく最短のはず。ピクミン3で鍛えられてたとはいえ、疲れたー。

 ピクミンはこれまで3作品発売されてますが、間違いなくピクミン4がいちばん間口が広い。わかりやすい導入から、回収できるものを多くして楽しみを増やし、誰でも最後まで辿り着けるように作られている。

 これからピクミンをやりたいんだけど、どれがオススメと聞かれたら、間違いなく最新作を推すでしょう。それくらい素晴らしい。

 

 久々の完全新作ですが、堪能させていただきました。初代は遊んでないので偉そうなことは言えないのですが、まさしく原点回帰で回収していく楽しさが十分に表現されている作品だと思います。

 シンプルだけど要素が多いから、いくらでも楽しめるし、どうやって遊ぼうかと考えながらプレイを続けることができる。ハードルを下げつつ、要素を増やすことでやり込み要素をカバーしている。

 複数キャラを利用したギミック*1など、過去作品から消された要素はありましたが、シンプルな作品を作りたいという意志が明確に見えたので、そこまで気になりませんでした。

 

 では欠点はあるのかといえば、体験版の感想にも書きましたが、やっぱり自動セーブはありえない。

 任天堂ピクミンの特徴として段取りを出していますが、段取りは何度も繰り返し、いろんな方法を試すことで鍛えられていくもの。自動セーブだと繰り返しができないから、試行錯誤に難がある。

 時間をさかのぼれる機能があるから問題ないとの判断なのかもですが、自動でセーブされたタイミングからの再開は不便しかないし、洞窟に入ればリセットされてしまう。

 セーブ機能を改善してくれとまでは言わないから、どうかセーブの数を3つじゃなくて30個くらいに増やして欲しい。そうすればほとんどの問題は解決するので、お願いします。

 

 ピクミン3をかなりやりこんでいた身からすると、複数キャラで攻略するギミックがないことの寂しさが無いかといえば嘘になります。

 ただ、ピクミン4はピクミン4で楽しいのも事実。ピクミン3とは別の面白さがある。ピクミン3ももっと極めるだろうけど、ピクミン4も遊び続けるでしょう。

 セーブ周りに難のあるゲームですが、面白いのは間違いないので、興味を持った方は是非。

*1:オッチンを使うことで複数キャラを組み合わせて遊ぶことは出来ますが、3のように複数人じゃないと攻略できないギミックが多数ある訳ではない。

2024年に発売される任天堂作品を予想してみる

 今年も来年に発売される任天堂作品を予想してみます。*1

 予想してみますが、来年発売予定の作品予想はものすごく難しい。何故なら来年の年末か春頃には次世代機が発売される可能性が高く、人気IPの新作は次世代機にあわせて出る可能性が高いから。

 そんな難しいタイミングではありますが、本日から来年の9月までに発売されるソフトの出来うる限りの予想をしてみたいと思います。

 今年も当たるも八卦当たらぬも八卦の精神で、よろしくお願いします。

 

 尚、昨年に来年の同時期までに発売時期が発表された作品を予想すると書きましたが、次世代機のソフトを範囲内にすると予想の意味合いや方向性が大幅に変わるので、次世代機のソフトは今回の対象外にします。次世代機のソフトは本体発表後に別枠で予想します。

 

 

メトロイドプライム2 リマスターズ

 メトロイドプライム3 リマスターズでも可。

 メトロイドプライム リマスターズが出たんだから、続編ももちろん出るだろうとのシンプルな予想。

 メトロイドプライム4が任天堂の公式サイトの発売スケジュールから消えて、次世代機で発売される可能性が高くなった。

 メトロイドプライム4が次世代機で出るならロンチか、発売1年以内に出る可能性が高いんじゃないか。

 となると、来年、再来年の4の発売までにシリーズ全作品をリマスターしそう。

 

ポケットモンスター ブラック・ホワイト リメイク

 ポケモンの新作は毎年発売される。なおかつ次世代機が発売されても、ポケモンは一足遅れて新作を出すことが多い。

 だから来年も何らかの新作が発表される可能性が高い。とはいえ完全新作の可能性は低いので、ブラック・ホワイトのリメイクが発売されるのではないか。

 ダイパリメイクの評判が悪すぎたのでハードルは下がっているが、どんな作品を出してくるかは興味がある。ダイパの評判を覆す新たなリメイクに期待。

 ブラック・ホワイト以外でありそうなのはSVのDLC第3、4弾かなぁ。同じ形式でやればいけるはずだし、伝説ポケモンの需要はあるはず。

 

リズム天国新作

 予想としては去年書いたものとほぼ同じ。2020年につんくさんがリズム天国新作に追加したい機能募集をしていたから来年に新作が出るんじゃないか。

 加えていえば来年でおすそわけるメイドインワリオが発売されてから3年で、同じ開発チームの新作が出るのであれば、ちょうどいい頃合いではある。

 さらにいえばリズム天国は何気にハード末期に出やすいソフトだったりする。初代はDSが発売して2年後の2006年にGBAで出ているし、Wii版のみんなのリズム天国も2011年とWiiU発売の前年。

 そんなジンクスがあるのでリズム天国の新作も次世代機発売の前年になる(かもれない)来年に出るのではないか。

 
ペーパーマリオ 新作

 現代の任天堂のIPの中でいちばん不遇なIPは何かと聞かれれば、真っ先にペーパーマリオシリーズと答えます。

 前々作のペーパーマリオ カラースプラッシュは任天堂WiiU独占最後の作品として発売され6万本と惨敗*2

 前作のペーパーマリオ オリガミキングはコロナ禍で予定が狂ったのか、Nintendo Directでまったく紹介されずに発売されてしまった*3

 そんなペーパーマリオシリーズですが、発売周期的には来年に新作が出る可能性が高い。またしてもハード末期という不遇な時期での発売な訳ですが、今回は時期的にライバルが少ないのでそれなりに健闘できるかも。

 このIPは本当に不遇なので、一度何処かで陽の目を見て欲しいと思います。

 

完全新規IP

 毎度毎度書いてきたけど、最後の挑戦(?)ということで。

 ハードの終わりには開発されていたけれど、完成が遅れた完全新作が発売されがち。それが名作になることも往々にしてある。

 Nintendo Switchで出す為にいろいろ検討を重ねてきたけれど、最後まで時間が掛かってしまった。このままお蔵入りにすることも出来るけれど、もったいないので最後の年に出してみる感じのソフトが出るかもしれない、いや出て欲しい。

 どうぶつの森なんかもNINTENDO64末期に発売されたソフトだし、最後の最後にのちのち化けるソフトが出てくるかも。

 

 以上、5作品。今年は少なめ。少なめな理由はNintendo Switchがハード末期なことで有力な新作が出づらく過去作品のリメイクが出る可能性が高いが、リメイクは選択肢が多すぎて予想しづらいから。

 新作が出るとしても、任天堂がそんなに力を入れていない作品か(失礼千万)、次世代機が出ても前世代機の新作を出すポケモンの新作くらいだったりする。

 

 あと、読んでる人には関係ない話なのですが、今年はこの記事を書く時間があんまりとれなくて、来年以降も厳しいので、来年はどうなるかわかりません。

 今年も答え合わせ記事は簡素でしたが、来年は答え合わせだけで新作予想はしないかもしれない。余裕があったらやりますが、期待しないでください。

 

 毎年やってる9月のNintendo Direct予想は9月14日(木)。TGSの1週間前。そんなに自信なし。当たるとうれしい。

*1:発売される作品を予想するといいつつ、来年の同じ時期までに発売時期が発表される作品の予想です。意味合いはほぼ同じなので発売にしてます。

*2:WiiU自体が売れなかったのに加え、当時すでに任天堂自体がWiiUの店じまいをしていた状況だったので売れる訳がない。なおゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドはこの作品の後に出ていますが、ご存知の通りNintendo Switchとのマルチであり独占作品ではないです。

*3:予定されてたであろう時期のNintendo Directが配信されなかった。たぶんNintendo Laboみたいなゲーマー向けじゃないソフトを除けば、Nintendo Directで一度も紹介されずに発売された任天堂ソフトはペーパーマリオ オリガミキングくらい。

2023年に発売される任天堂作品の答え合わせをするよ

 去年の9月にやった今年発売される任天堂作品予想の答え合わせ合わせをします。

 去年に行った予想はこちら→https://tekitougame222.hatenablog.com/entry/2022/09/01/081234

 予想の当たり外れは◎◯△無印で判定。基準は独断と偏見で。

 2023年9月現在での結果なので、今後変わる可能性もありますが、変更になった際はその都度追記していきます。

それではいってみよう。

 

New スーパーマリオブラザーズ(2D)新作◎

 Newスーパーマリオブラザーズとのくくりではないけれど、2Dマリオの新作が出るとの予想は大正解。

 当てたのすげぇと思ってたけど、マリオの映画が出ることでマリオの新作が出る予想をしていた人は割といたみたい。

 しかし、ワンダーの方向性はこう来るとは思わなかったというか、謎すぎた。どんな作品が出てくるんだろうか。

 

ファイアーエムブレム リメイク△

 FEの新作が出ることは当てたけど、リメイクではなく完全新作だったので△。リメイクと完全新作は違うけど、FEの新作が出ること自体は当ててる。

 新作が出たら買うかと思ったけど、結局買わなかった。評判を聞く限り、システムはいいけど物語はよくないらしいですね。

 申し訳ないがFEは風花雪月でお腹いっぱいなので、もうしばらくは手を出す予定はないです。

 

グレッゾ開発の新作オリジナル作品

 出ませんでしたー。正確にはグレッゾ開発の新作オリジナル作品であるJET DRAGONは出ましたが、配信先はApple Arcadeであり、任天堂作品ではないのでハズレです。

 グレッゾはゼルダ作品を得意としているし、オリジナルにしても近いものが出る可能性が高いから、ティアキンと同じ年にはさすがに出なかった。

 

メトロイドプライム4

 こちらも同じく発表されず。メトロイドプライム4自体は音沙汰無しだけど、メトロイドプライムのリマスターは発売されたので、近々発売されそうな予感はある。

 但し、任天堂の発売スケジュールからは消えたので、発売されるとしても次世代機だとは思います。

 

リズム天国新作

 こちらも音沙汰無し。来年で3年目なので、来年ダメなら予想から外します。

 

どうぶつの森ボードゲーム

 出ませんでしたー。但し、6月にエヌディーキューブからエブリバディ 1-2-Switch!が発売されており、エヌディーキューブから新作が出ることはかろうじて当ててるので△。

 いやはや1-2-Switchの新作が出てくるのは完全に予想外だった。

 

リングフィットアドベンチャー2

 出る出ると言いつつ出ませんでした。これだけ売れた作品の続編が出ないとも考えづらいけど、果たしてどうなんだろうか。

 次世代機がjoy-conの機能を引き継ぐハードなら、新作が初年度あたりに出てもおかしくないかもしれない。

 

ピクミン4◎

 出ましたね。泣きましたよ。ピクミンの新作発売を確認できただけで、この予想をやり続けた甲斐があったってもんです。

 作品自体は期待と違う部分もあったのは事実だけども、それでも十分に面白いです。それにしても国内販売本数でピクミンがFFの新作に勝つ日が来るなんて思わなかったよ。すげぇ。

 

NINTENDOパズルコレクション

 去年のネタ枠、博打枠だったけど、盛大にハズレ。外れる前提の予想ではあったのだけど、少し悔しい。

 

完全新規IP

 予想通りとはいえ、今年も出ませんでした。

 何度か書いてはいるけれど、任天堂Nintendo Switchで超成功を収めたけれど、既存IPの新作を出すばかりで新規IPを生み出せなかったのは将来に禍根を残しそうな気はする。

 ハードもあと何年かだけども、果たして完全新規IPで将来の屋台骨になり得る作品は出てくるんだろうか。

 

 以上、10作品で4勝6敗。例年は大体五分なので今回は負けですね。マリオ2Dとピクミン4を当てたのはえらかったけど、もう一つ足りなかった。

 

 来年の任天堂ソフトの発売予想は上手くいけば明日出します。お楽しみに。